日が沈んで間もない西の空に細い月が出ていました。旧暦十二月四日の月なので、三日月ならぬ四日月?
望遠を使わないと、月はすごく小さく写ってちょっと寂しいですが、写真の上の方に見えるのが月、そこから下に目を移していくと、真ん中の電柱のちょっと上にポツンと見える小さな点が金星です。
今は金星のそばに水星もあるはずなんですが、写真には写らなかったし、わたしの目でも見えませんでした。
現代の暦は太陽の暦なので、月(month)と月(moon)の満ち欠けが一致していないんですが、江戸時代まで使われていた暦は月の暦なので、新月ならば一日、満月ならばおおむね十五日と決まってます。
今日みたいに、日没のすぐあとに細い月が西の空に出ていたら、二日〜六日くらいだとわかります。
西側が光ってる半月(上弦の月)になるのは七日か八日です。
江戸時代まではカレンダーがなくても月の満ち欠けをみるだけで、だいたいの日付がわかったんですよ。ちょっと便利でしょ?