葛西臨海水族園にはシュモクザメとノコギリザメがいます。
先週は荷物があって大きなカメラは持って行けなかったので iPhone5にて撮影。あんまりピントがあいませんでした。でも影が面白いでしょ。ちゃんとシュモクザメの形になってる。
シュモクザメは頭が撞木(しゅもく、鐘を叩くときに使うトンカチみたいなもの)に似てるからそう呼ばれてます。今これを書きながら、最近の子どもに「トンカチ」は通じるんだろうかって少し動揺しています。英語でハンマーヘッドシャークだって言ったほうが通じたらどうしよう。
葛西臨海水族園にいるのは、シュモクザメの中でもアカシュモクザメという種類だったと思います。なんでもこの頭の下に電気を感知するセンサーがついてるそうで、餌がえら呼吸する時に発する微弱な電流をとらえるのだそうですよ。
◎ズーネット:アカシュモクザメの不思議な頭
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=16151
【シュモクザメモ】
これは昔、葛西臨海水族園の水槽に貼り付いて「わたくしが」スケッチしたシュモクザメ。なんでこんな絵が書けてたのか今のわたくしには理解できんくらい絵がお上手ですね。いやなんていうか、たぶんリハビリするとこのくらいまでは回復する予定なんですが、何か真剣にやろうとするたびにスキャナーがぶっ壊れたり、さまざまなアクシデントが起こるのでやる気を失って能力が退化するんです。つまるところその程度の情熱しかないっていうのが問題なんだと思われます。
それと下のURLから見られる動画は、葛西臨海水族園に昔いた、腹から何かはみでちゃってるシュモクザメを写したものなんですが、園の人に聞くと「それは腸洗い」ですねって言われちゃうんですよ。でもいつ行ってもいたし、何年たってもいたので、たぶん腸洗いとは違ったんじゃないのかと思っています。ちなみに今はこの、なんらかがはみ出たシュモクザメはいないようです。
http://www.chinjuh.mydns.jp/taglibro/200310/same.mov
QuickTimeが入ってないと見られないかもしれません。もし見られなくても真剣にがんばらなくていいです。昔の機材で写した古い動画で、解像度も低いし、ぼやっとしか写っていないつまらないものなので。
今あらためて見直すと、どうも何かの理由でボロボロになった交接器(オチンチン)っぽく見えます。
さて、ここから下はノコギリザメです。
こっちはノコギリザメです。鼻先がノコギリみたいな形になってるから。
ノコギリザメのノコギリは海底の砂にもぐってる餌をとるために使うそうです。写真には写ってないんですが、ノコギリの中間くらいに、けっこう立派なヒゲが左右にビンッ、ビンッと生えているので、実際に見に行く場合はそういうところも注目するといいですね。
◎全国こども電話相談室
[ノコギリザメは生まれたときからのこぎりがあるのですか?]
http://www.tbs.co.jp/kodomotel/animal/20050821_2.html
ノコギリザメが卵胎生で母親のお腹の中で孵化してから出てくることや、ノコギリは海底の砂を掘って餌をとるのに使われること、ノコギリの途中に立派なヒゲがあることなど、ポイントを網羅しててナイス回答…と思ったら、この回答をした先生は さかなクンだったようです。このお笑い芸人は侮れんな(え、ちがう?漫画家だっけ??Wikipedia確認…ぎょぎょぎょ、魚類学者のほうが本業だったのかー!!!)。
◎ズーネット:初登場!ノコギリザメの展示
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=22085
この記事によると葛西臨海水族園では2014年に初めてノコギリザメの展示を開始したとのこと。この記事の時点ではまだ餌を一度も食べてないと書いてありますが、1年たっているので流石にもう食べているんでしょうね。
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