台所で世界一周しちゃう大胆企画。今回はイスラームイスラームって大騒ぎなので中東系行ってみる。悪いのはISISだけですからー。ってそれ系ならシリアやイラクの料理がいいと思うんですが、図書館にたまたまイラン料理の本があったので借りてきて参考にしました。
ナーン・バルバリはイランで紀元前から食べられている全粒粉の平たいパンです。ええ、そうです、前回のソフトタイプのプレッツェルに引き続き、うちにたまたま全粒粉があるので作ってみただけです、はい。オーブンは使いません。魚焼きグリルで焼きます。
【材料】1枚分
生地
全粒粉 カップ1(200ml)
塩 少々
ドライイースト 小さじ1/3くらい
ぬるま水 60ml
卵 1/4個
トッピング用に
卵 少々
ターメリック粉 少々
水 少々
白ゴマ、またはポピーシード 少々
【作り方】
1. 全粒粉、塩、ドライイーストをボールの中で混ぜる。
ドライイーストはまず説明書を読んでください。粉に直接振り入れて良いと書いてあればいいのですが、もし予備醗酵が必要だと書いてあったら、分量のぬるま湯にあらかじめ溶かして、暖かいところにしばらく置いてください。
2. 卵をかき混ぜて1のボールに入れる。分量の水も入れる。卵は1/4個と書きましたが、多少多くても良いと思います。ただ、最後に塗る分はのこしておいて!
3. 2を箸で混ぜて、プレッツェルの生地を参考にしてボロボロした感じになったら手に変えてこねる。ボールの中で数分こねて滑らかにまとまれば大丈夫。
4. 3の生地を醗酵させる。生地がかわかないように軽くこなをふってから、ボールに鍋の蓋かタオルをかぶせて、夏なら室温で、冬ならヒーターのそばなどで30〜2時間くらい置く。醗酵すると生地が膨らむはずだけど、想像より膨らんでなくても多分大丈夫なので次へ進む。
5. 4の生地を平らに伸ばす。麺棒を使ってもいいし、手で潰して伸ばしてもいい。楕円形に伸ばしたら、表面に包丁で切れ目を入れて、フォークで無数の穴をあける。
6. 少量の水に少量のターメリック粉を溶かし、少量の卵液を加えて混ぜる。これを5の生地の表面にハケで塗って、上から白ゴマ(またはポピーシード)をふりかける。
7. 魚焼きグリルの網の上にアルミ箔を敷いて、その上に6の生地を置き、弱火で片面を3分くらい焼く。裏返して2分くらい焼けば完成。魚焼きグリルは火が近いので真っ黒焦げにしないように注意すること。
わたしが作るとなぜか中に隙間ができる。この隙間はできなくてもいいんじゃないのかな。魚焼きグリルだと火が近すぎるのかもしれないです。冷めると固くなると思うので温かいうちにどうぞ。
作り方はこの本を参考にしました
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リンク先は楽天ブックスです。美味しい写真がいっぱいで、ちょっと欲しいかも。
【食後のペルシア語】
↓ここに書いてあるのはペルシア語表記(アラビア文字)です。
نان بربری
ナーン・バルバリ nan barbari
ナーンは小麦粉をこねて平たく焼いたパンのこと。インドでもナーンって言うよね。
バルバリは「ベルベル族(バルバル族)」のこと。
遠い昔にホーラーサン(イラン東部の地名)に住んでいたベルベル族がテヘランに伝えたのが最初だと、わたしが読んだ本には書いてありました。
ペルシア語はアラビア語と同じ文字で表記しますが、アラビア語にない文字がちょっぴり入ってるって、大昔にイラン人のエスペランチストに教えてもらいました。ナーン・バルバリをペルシア語で書くとこんなんであってるかなあ?
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超・珍獣様のいろいろ様、偶然このブログに出会い、上手にナーンのレシピを書いているなぁぁと感心していたら、下記に「千夜一夜のおもてなし ダリアのおもてなし」私の本を紹介してくださっていたので、びっくり!紹介してくださったことに感謝しています。ナーンのレシピを拝見しました。私は大阪の下町のウサギ小屋に住んでいたとき、オーブンがなかったので、魚焼きで作っていました。確かにうまいことできますね。私の場合は、焦げないように数分ごとにひっくり返していました。それで、魚焼きのナーンのレシピはやめといた方がええかなぁと思ったんですが、アナタが日本人用に分かりやすく紹介してくださったので感心したのです。でも、オーブンもトライしてね!めっちゃ美味しいから!
えーっ!!
本物のダリアさんですかー?!
こ、これはびっくり。コメント嬉しいです。ありがとうございます!
でも、ご本人に見られてしまうと、ちょっと恥ずかしいですね(照れっ)。
ダリアさんの本はすごくわかりやすいし、写真も美味しそうだし、イランのこと沢山書いてあって、とても面白かったです。
図書館で何度か借りて読みました(すみません、今度買います^-^;)。
次は本に書いてある通りに準備して、オーブンを使って焼いてみます!
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