親指の先ほどの小さなイモ、アピオス。アメリカホドというマメ科植物の塊茎だそうです。
アピオスは和名をアメリカホド(あるいはアメリカホドイモ)と言って、明治のころに輸入されたリンゴの苗のねっこにくっついて日本に入ってきた帰化植物だそうです。日本にもともとあったホドイモとは同科同属の近い仲間です。アメリカホドはリンゴにくっついてきたので青森に多く自生しているし、食用に栽培しているのも青森が中心だとか。写真のものは群馬県産でした。
食べ方は、良く洗ってから皮のまま8分くらい茹でる、または蒸します。火を通しすぎるとパクッと割れてしまうので、茹でる場合は加熱しすぎに注意。蒸すのが簡単かもしれないです。いくつか割れたところで溶けちゃったりしませんから。
火が通ったら塩をふって、皮のまま食べられます。皮は良く洗っても少しは土臭い感じがするので、苦手な人は中身だけ歯でこそげて食べてもいいかもしれません。食感はジャガイモとサトイモの中間みたいで、噛んでいると甘みがあって、なかなか美味しいです。
アメリカホドは名前の通りアメリカ大陸から来た植物ですが、東南アジアではシカクマメというマメ科の植物の塊茎を食べるそうです。前にベランダでシカクマメを作った時、塊茎も沢山とれたので食べてみましたが、アピオスと近い味がしました。
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