あばら屋で猫とくらしていた。猫とわたしで家は一杯だった。
猫が一人で空へ飛んで行ってしまうと、家は広くなって、風が吹き抜けた。
トンパ文字は中国の少数民族ナシ族が神話の記録などに使っている象形文字です。わたしはそこいらの本を読んだだけなのでトンパ文字の正しい文法は知りませんが、文字自体はデタラメではなく、実在します。
今回は色をぬってみました。色にも意味があり、赤は不思議な力、強さ、裸体などを意味し、青は厚着すること、豪華さ、黄色は着衣の状態などを表すことがあるようです。ただ、あまり意味もなく塗ってあることもあるみたいなので、カッチリとした決まりがあるわけじゃないのかも。
「歯」を意味する文字で「行く」になるのは、たぶんナシ族の言葉で両者が同じ発音だからだと思います。斧で訪ねるの意味になったり、現地の言葉がわからないと想像できない文字も少しあります。
今日の文字:愛の三段階
ここに書いた三つの文字は、すべて愛とか恋とかを表しているそうです。とさかみたいなのがついてるほうが女、ついてないほうが男(というか人間全般)です。愛は旗のようなものを相手に渡すしぐさで表されるみたい。
足が△になっているのは座っている様子で、片足が鉤になってる棒人間は動きを表すようです。ということは、好きです好きですと女性をおいかけて、やっと二人きりになったところで男性からプロポーズ、女性もいいわよと返事をする、そういう三段階の恋愛模様を表しているのかなあ、なんてことを思いました。 カテゴリー: