▲愛知県内の農協の売店で買った「でかたま麩」です。このあたりの郷土食らしく、別のメーカーからも出てるようです。観光地の土産物屋さんなんかにもあります。
「でかたま」という名前の通りかなりの大きさです。どのくらいの大きさかっていうと、
▲こんなです。お椀にみっちり一杯になるサイズ。食べ方その1:お椀にたま麩を入れて、真ん中に指で穴をあける(やわらかいので簡単にくずせる)。そこへかつお節と刻みネギ、塩昆布などを入れて、熱湯をそそぎ、醤油で味をつけると、たま麩のお吸い物があっと言う間にできあがり。
▲これは水でもどしてから、てのひらではさんで水をしぼった状態です。簡単に水でもどります。たっぷりの水にたま麩をつっこんで、浮いてこないように手でおさえて30くらい数えてから、そーっと手でおすと水を吸いながら潰れます(崩さないようにそっと潰す)。この状態にしたものを、焼いたり、卵とじにしたり、酢の物に入れたり、いろんな料理に使えます。
▲これは生卵をからめて焼いてみました。写真はあんまり美味しくなさそうですが、もちっとして食感はすばらしいです。味付け次第ですごく美味しいものになりそうですが、なんせ場所がともだちの仮住まいなので、調味料もろくにありません。お湯も満足に沸かないような電熱調理器(けしてIHヒーターではなくて、ただの電熱調理器)でがんばったので、不味そうでも勘弁してください。
▲これは卵とじにしてご飯にのせたのですが、もっと引いた写真は強烈に不味そうなので割愛します(笑)何度も言いますが、電子レンジとお湯すらわかない電熱調理器しかない上に調味料もろくにない状態です。見てほしいのはモチっと感。これは何って言えばいいのか、とにかくクニャッとやわらかくて、つるんといい感じ。うまく説明できないけど食感がたまらないの。いい出汁をたっぷり使って煮物にしたら美味しいんじゃないのかなあ。
というわけで、そうとう気に入りましたが壊れやすいものなので買って帰れなかったです。箱詰めにして宅配便で送ればよかったかなあ。ちなみに6個入りで357円(税抜き)でした。
◎麩屋藤商店
http://home1.catvmics.ne.jp/~takumi/index.html
メーカーはここですが……firefoxで見ると最悪なまでに表示崩れをおこしておる。この崩れ方は今どき珍しい(作ったのが今どきじゃないからだろう)。このくらいの手作り感あふれるタッチでいいなら、わたくしが でかたま麩1年分くらいで作り直してさしあげてもいいと思ったりする今日この頃です。
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