何度も書きますが、桜は、木全体ではなくて、花そのものに注目して見ると、開花してから7日間は散らないって、TBSで天気予報をやってる森田さんが言ってました。で、わたしも毎年注目して見てるんですが、確かにその法則は当たってて、雨が降ろうが、風が吹こうか一週間は確実にもつんです。木全体で見ると、早めにほころんだ花もあれば、少し遅めに咲く花もあるので「満開から7日たってないのにもう散ってる?!」という時もありますが、それはあくまで早めに咲いた花が散ってるだけですね。
満開になる過程は毎年違っていて、一気に咲く年は一斉に散ってしまうし、段階的に開花して、満開になるまで時間のかかった年は、散るのも時間がかかるので長く楽しめます。天気予報の人たちが「○日には花吹雪」などと予想しているのは、開花する過程(一斉に咲いたか、段階的に咲いたか)を観察した上で、7日は散らない、という法則を当てはめてるわけです。さらに風が吹くとか、気温が上がるとかの情報も手がかりにすれば、バッチリというわけ。
今年、東京の桜は全体的に一斉に咲いたようなので、散るのも一斉です。水元の桜は(靖国や皇居の桜より1日くらい遅く咲くことが多いのですが)先週の土曜までほとんど咲いておらず、日曜に一気に咲き始めたので、一気に散るのは明日以降ってことになります。開花から7日たったらいつ散ってもおかしくありませんが、気温が低く、風のない日が続けば寿命が伸びることもあります。今日は気温が低めですが、少し風があるので微妙な状態ですね。でも明日くらいまではまだ行けるかな???
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