切り紙の神社については ひとつ前の記事 も読んでください。宮城県と岩手県あたり(もしかするともっと広範囲にあるかも?)で、切り紙を縁起物として飾る地域があるそうで、それに関連した神社をまわっています。
旅行日は2015年8月22日(土)、この日も朝から雨でした。早朝に石巻を出発して南三陸町へ。移動はおともだちが運転する車です。たぶんここだろうという神社に到着したのが朝8時ちょっと前。 ▲南三陸町の八幡神社:切り紙をする神社はここであってます???(例によって場所に自信なし)
朝早いのもあって人の気配がありませんが、これまた立派な神社でした。しかし、切り紙と関係のありそうなものがありません。拝殿は閉まっていたので覗けなかったし、集会場のようなところにも、それらしいものはなかったです。日を選ばず、通り道によってみただけなので、仕方ありません。
▲復興のシンボル、ゆめ多幸鎮オクトパスくん。読み方はタコチンでいいのかな。この神社は山の中にあるんですが、山を下りるとすぐそこが海で、西の明石、東の志津川(南三陸町の地名)と言われるくらい、タコの名産地なんだそうです。
結局何もわからなかったねと首をひねりつつ参拝して神社をあとにしました。ここでおともだちがトイレに行きたいと言い始めました。どっかに公園か何か、朝でもトイレのある場所はないかっていうんですが、仮に公園があったところで公衆便所とかないんじゃあるまいか。
まずい、どうしようと思ったら、すぐ近くにローソンが! あいててよかったー(それはセブンイレブンだ。今時の人はきっと知らないだろう)。おともだちは無事にトイレへ。そういえばドラクエ10のキャンペーン中なので、伊藤園のお茶を購入してわたしは応募コードを手に入れました。
国道398号を海のほうへ下って行くと、右手にプレハブ小屋が集まって商店街になっている場所がありました。南三陸さんさん商店街という看板があります。志津川地区のお店が集まって作った仮設の商店街だそうです。そういえばニュースで話題になってるのを見たことがあるような。
◎南三陸さんさん商店街(公式)
http://www.sansan-minamisanriku.com/
まだ朝早くて開いてる店がほとんどなかったのですが、駐車場が無料なので立ち寄りました。おともだちがぞんざいに車を置いたら、隣の車から商店街の人と思われるおじさんが顔を出して「大勢お客さんがきますから、まっすぐ置いてください」って言われちゃった。おともだち平謝り。短時間のつもりだったんです。すみません。
▲切り紙をイメージした看板が沢山。この町は確かに切り紙の町でした。遠くから来る人に、この切り紙がなんなのかわかるように何か説明があるといいかなあ。
▲なぜかモアイ。南三陸町は1960年のチリ地震でも津波の被害を受けたところです。その関係で、チリと友好関係にあるそうで、このモアイは友好と防災の象徴らしいです。
朝早い中、もう開いてる店もあったので、干物など日持ちしそうなものをいくつか買いました。あまり時間がないのでそろそろ出かけようと思った頃に、観光バスが次から次へと到着です。わ、このバス沖縄の団体さんだって書いてあるよ! 津波は大変でしたが、繁盛してそうでよかったです。
▲津波の被害にあった直後の写真だそうです。手前の学校なんか、それ自体高台にあるのに飲まれちゃってるんですよねえ。
このあと、津波が来たあたりも通ったのですが、今どうなっているかっていうと広大な工事現場みたいになってました。ほとんどの場所が更地になっていて、土が積み上げられたりしてます。新しく町を作るにしても土地の改良からってところでしょうか。写真は、どこを写しても土の山ばっかりだし、今回は被災地を見に来たわけじゃないので、写そうっていう発想がなかったです、気が利かなくてすみません。
次は気仙沼方面へ。
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