カマキリであることは間違いないですが、それでは不正解。カマキリの仲間には沢山種類がありますから、もっと正確に当ててください。
まずは写真をよく見て、特徴をつかみましょう。ひょっとすると、特徴をストレートに表現して検索するだけでみつかるかもしれませんよ?
下に無関係な宙玉写真を貼っておきますので、自力で探したい人はここで頑張ってください。答えや考え方は下のほうに書きます。
▲iPhoneアプリの Twinkle Echo で作成。宙玉写真を作るアプリも複数あってそれぞれやれることが違うんですが、このアプリは玉を複数浮かべることができるのが特徴かな。だいたい1個だけのが多いです。
じゃあ、そろそろ、考え方と答え行きますよ。
まず写真をよく見ましょう。「やけに太いなあ」と思いませんか? 腹もですが、背中も太いですよねえ。
図鑑と違って、ネットの情報は普通の言葉で特徴が書き添えられてたりするものです。ここはストレートに「太いカマキリ」を検索ワードにしてみましょう。googleでもいいし、yahooでもいいし、好きなとこでやってみてください。画像検索モードにするのがいいと思いますが、普通のウェブ検索でも探せそうな気がします。
どうです? もうわかっちゃった人もいそうですね。
もうひとつ、重要な特徴があります。下の写真を見てください。
矢印の部分に白い点がありますね。こういうのも見逃しちゃダメなんです。「カマキリ 白い点」で検索してみましょう。
もうバッチリじゃないでしょうか。
今回はカマキリの仲間だってことがぱっと見でわかるので、もうひとつ有効な探し方があります。検索ワードは「カマキリ 見分け方」です。世の中には昆虫好きが沢山いるし、博物館なんかでも見分け方のページを作ってる場合があります。
というわけで、答えは「ハラビロカマキリ」でした。
ウスバカマキリというのが似たように見えるらしいんですが、ウスバには白い点はないのでバッチリ見分けられます。
あと、今回の写真には写ってないのですが、カマの内側の模様でも見分けられます。興味がある人が「カマキリ 見分け方」で検索して、いくつかのサイトを見てまわるると勉強になります。
種名当てって、面白いでしょ。大事なのは名前を暗記することじゃなくて、調べ方を覚えることです。名前は忘れてしまっても、調べ方さえわかっていればもう一度探せばいいんです。観察眼を鍛えましょう。それが大事。
ついでに、こういうことをやっていると、ブログや何かを作る時に何をすればいいかもわかると思います。写真だけ貼り付けて放置してもだめなんです。たとえば自然観察系のブログだったら、どこで(ナントカ市内くらいでOK)、いつごろ撮影したものか、どういう形をしているか、どういう色や模様なのか、言葉で説明して書いておくと検索して来てくれる人がいるというわけ。
まあ、うちのような弱小ブログでそういうこと書いても「おまえんとこ誰も来ないじゃん」で終わりですけどねー、ほほほほ。
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