ともだちと一緒だったので、ともだちの車で行ったんだけど、お店の人に駐車場はありますかって聞いたら、前の道にとめれば平日は有料だけど土日は無料ですよって言われた。
見ると道に白線があって、お金を払う箱がついてる。でも、土日はその箱が動いてないのでお金を払えない。土日無料ってこういうことなのか。
これって、土日無料ではなくて、土日は白線がお休み(駐車してはいけない)という意味にもとれるんだけど、実際どうなんだろう。よくわからない。
近くに交番らしき建物があったので警官らしき人に「駐車してもいいということですか」と聞いてみた。「それは道路標識を見て自分で判断してください。担当がちがうので答える権限がありません」と言われた。
標識はどっかにあるのかもしれないけど、見える範囲にはなさげなのよ。仕方ないので、答えられる人に聞いてくださいってお願いしたら「自分は警官じゃないので、そういうことはできません」って言われた。でも制服に警視庁って書いてある。じゃあ何する人なのさ。
どうも、退職した警官が、廃止された交番に、道案内かなんかをするために配属されていて、立場としては警官ではないと言いたいらしい。わかった。だから警官で答えられる人に聞いてくださいってもう一度頼んでみたけど、やっぱりできないと言われた。
しょうがないのであたりを見回すと、置こうとしてた道じゃなく、角を曲がったところにこんな標識があった。
上は、7-9駐車禁止(日曜・休日を除く)。下は9-19P60分(日曜・休日を除く、1月1日〜3日を除く)。標識のは堀切菖蒲園駅のまわり。
…なにこれ。
平日だと7〜9時までは駐車禁止。これはわかった。平日で9〜19時までは60分だけ止めてよい。これもわかった。
しかし今は日曜日。
日曜と休日と正月三が日の場合、止めていいの、いけないの?
よくわからない。自分で標識見て考えた結論は「判断できない」だった。っていうか、警官もどきの人が判断をさけるようなもの、一般人が解読できなきゃいけない筋合いあるんだろうか…
ちなみに、このあたりだと駐車禁止の取り締まりを民間がやってる。民間といってもそういう専門の会社じゃなくて、シルバー人材センターの爺ちゃんとかに講習会を受けさせてやらせているらしい。
この人たちは、そりゃあもう優秀な爺ちゃんたちである。たとえばそう、道沿いの和菓子屋で饅頭を買うとする。店の前に車を止める。邪魔だと怒鳴られれば聞こえるようなところで買い物をする。そのたった5分くらいの隙に駐車違反のステッカーを貼ってダッシュで去る。
そういうことを黙々と行う優秀な集団がこのあたりを見回っているのを知っているので、違反かもしれないことは一切すべきではないのである。っていうか、この標識を爺ちゃんたちは理解できるんだろうか。ちゃんと講習会でどうしろと教えてもらっているんだろうか。
専門家でもなんでもない爺ちゃんの判断は、あまり期待しないほうがよさそうだと思う。そもそもグレーであるなら黒として避けるべきなのだ。監視者がいようといまいと、そんなことは関係なく、避けるべきなのだ。
しかしお店の人たちは「土日なら駐車無料だよ!」と自信たっぷりに言うのである。
だんだん頭が痛くなってきた。
結局白線には置かず、ちゃんと営業しているコインパーキングを探して置いたんだけど、結局これって、置いていいの、いけないの?
【追記】
その後、おともだちが免許の書き換えのときに教習所で聞いたところによると、この場合、土日は無料で「置いて良い」だそうです。ふむ、なるほど。じゃあ、お店の人が言う「土日無料」は正解なんだ! その正解を取り締まりの爺ちゃんたちが了解してるかどうかはわからないけど、専門家の後ろ盾があるなら、仮に取り締まられても反論できるってことなのだ。これは重要。
▲銀座にて「9-21 P60分 1月1日〜1月3日を除く」これも料金箱付きの白線の標識。ともだちが教習所で聞いてきた情報が間違いないなら夜中と三が日は「無料で止めて良い」ってことなんだよね。(見える範囲の別の場所に駐車禁止の標識がなければ!)
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