▲横瀬町(埼玉県、秩父地方)で買った紅茶。緑茶にする品種で作った紅茶です。
ええと、よく「紅茶も緑茶も同じ茶の木からできる」と言う人がいるんですが、それは半分正解で、半分ははずれです。
チャという植物には、沢山の品種があって、地方ごとに少しずつ違った茶樹を育てています。たとえば関東でよく飲む「やぶきた」は静岡県のあるお茶農家で作っていたチャの木から、性質の良いものを選抜して定着させた品種だと聞いてます。
紅茶だと、アッサムやダージリンなどがありますが、あれは産地の名前でもあり、その地方で伝統的に作られているチャの品種とも言えます。
「やぶきた」も「アッサム」も、同じチャという植物ではありますが、タンニンの含有量など、性質が違います。やぶきたがアッサムになったり、アッサムがやぶきたになったりはしないというわけ。
話がややこしい?!
まあまあ。そういう予備知識をうすらぼんやりとでも持っていると、お茶も地方毎に特徴があって面白いってことですよ!
で、今回買ったのは、横瀬町ってところで作っている「やぶきた」「さやまかおり」という品種で作った紅茶。これらは緑茶を作るための品種ですが、あえて紅茶にしてみたんだそうです。
ちなみに、紅茶と緑茶の一番大きな違いは、醗酵の度合いですね。緑茶はほとんど醗酵しておらず、紅茶は深く醗酵しています。
この2種類、飲みくらべると少しずつ味が違うのですが、どちらがどんなかレビューするには、茶葉の量やお湯の温度などを一定にして比べて何度か飲まないと、はっきりこうだと言いにくいのでここでは保留させてください(笑)
どちらも渋味が少なく、紅茶でありながら緑茶のような青い香りがします。紅茶は砂糖をいれなきゃ…という人でもストレートで楽しめそう、というか一度ストレートで飲んでみてほしいな。それから、ごく少量の蜂蜜が似合うんじゃないかなあ。今ちょうど蜂蜜をきらしてて試せないんですけどねー。
楽天かAmazonにないか探したんですが、見つかりませんでした。わたしは「あしがくぼの氷柱」会場で購入しました。普段どこで売られてるのかちょっとわからないんですけど、興味のある人は「道の駅果樹公園あしがくぼ」あたりに問い合わせてみるといいのかも?
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