キッコーマンのライスミルク。玄米加工品とのこと。原材料は玄米のみ。飲むと甘いので甘酒のように醗酵させてあるのかも。味はほのかに香ばしいくらいで米っぽい感じはせず、たしかにミルクを思わせる風味。甘みはやわらかいので料理に使ってもそれほど邪魔にはならないだろうし、味の点では牛乳の代用品になりそう。
栄養の点ではどうなんだろう。
ライスミルク | 牛乳 | |
量 | 190g中 | 200mg中 |
エネルギー | 130kcal | 137kcal |
蛋白質 | 2.5g | 6.8g |
脂質 | 1.0g | 7.8g |
炭水化物 | 27.0g | 9.9g |
ナトリウム | 4mg | 84mg |
しょ糖 | 0g | 記載ナシ |
カルシウム | 記載ナシ | 227mg |
牛乳のデータは冷蔵庫に入ってた牛乳パックに書いてあったのを書き出した。単位が違うので統一しなきゃならないんだけど、牛乳200mlは、おおむね200gだったので、190gに換算しても大差ないと思う。
ということは、ライスミルクと比べて、カロリーはだいたい同じ。蛋白質・脂質は牛乳のほうがだいぶ高く、炭水化物はライスミルクのほうが高いという結果に。原料が米なので当たり前か。人々が牛乳に期待するのは蛋白質とカルシウムだろうから、栄養的にはライスミルクでは代用になりそうもない。
しかもこの小さな缶が198円するのは高い。写真のは見切り品なので100円くらいだったけどね。
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余談。
牛乳の代用品というと、以前、アーモンドミルクを飲んでみたことがある。どのメーカーのだったか覚えていない。飲んでる間は美味しいと思ったけれど、残念なことにその後胃もたれで大変だった。アーモンドの油脂が自分の胃に合わなかったんだと思う。
そこへ行くとライスミルクは胃に馴染んで悪くはなかった。ただ、使い所がビミョーじゃないだろうか。紅茶や珈琲に、牛乳の代わりに入れるのはいいと思う。でも、シチューやお菓子作りに使おうとすると、炭水化物+炭水化物になってしまうわけで、複雑な気持ちになる。
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