リーキというのは英語の leek のカタカナ表記で、フランス語の poireau からポワロ、イタリア語の porro からポロねぎとも呼ばれてる西洋野菜。フランス料理に使われることが多いかもね?
実は今まで、存在は知ってたけれど食べたことなかったんですよねえ。あまり見かけないので買うチャンスがありませんでした。美味しいとは聞いているけれど、見た目はただの太いネギだし、こんなのがどういいのか、首をひねりつつ買ってみました。
実はどう料理していいかも良くわかりません。フランス料理を紹介するテレビ番組かなんかで、長いままのリーキをなんらかの方法で加熱したのをナイフとフォークで切り分けて食べてるのを見たことがあるような気がします。
それなら、白いところを長さ3cmくらいの輪切りにして、チキンコンソメで煮てみたらどうだろ。なぜ3cmか。大きいまま煮て不味かったら立ち上がれなくなりそうじゃない?じゃあ3cmなら不味くても立ち上がれるのか。うーん……それはどうでしょう(おいおい)。
そんなこんなで煮てみたんですけどね……えっ……なにこれ……これ、ネギじゃないよ……全然ネギじゃないよ!!甘くて柔らかくて、まるで筋っぽくなくて、なんだかわからないけどものすごく美味しいものだ……こんな美味しいものを今まで知らなかったなんてぇぇぇ!!!
というわけで、一瞬にしてリーキ好きになってしまい、調理済みの写真も取らずにばくばく食べてしまったのでした。緑の濃いところは捨てるのですが、黄緑色の部分は捨てずに小口切りにして、これもスープにすると美味しかったです。
また売ってたら買おうと思っているのですが、それっきり見かけません。やはりまだ沢山は出回らない野菜なのかなあ。すっごく美味しかったー。
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