写真では大きさがよくわからないでしょうが、がんばって接写しなくてもお蚕らしい姿に写るくらいには成長してます(笑)二眠が明けた(二度目の脱皮を済ませた)ので三齢です。
これまで掃き立て日で23日、24日、25日の三組に分けていたのですが、育て方のちょっとした違いからか、24日の成長が23日を追い越してしまいました。分けて管理する意味があまりなくなったので、24日は23日に混ぜることにしました。
今回は一蛾分(一頭のお蚕が産んだ卵のこと、品種により違うけど300〜400個くらい)いるので、三齢ともなれば B4サイズの籠(半紙と同じ大きさ)では狭すぎます。まんべんなく餌をやるには、拡げてやらなきゃいけません。
そこで、23+24日組を三つの籠にわけたんですが、この調子で大きくなると、こんな籠いくつあっても足りないなあ、と思っているところです。
これまでも一蛾くらいは飼ったことがあるのですが、その時はもっと大きな、梅の土用干しをするのに使う大きな笊(ざる)に拡げて飼ったんですけど、あれは場所を取るのが悩みどころです。置く場所がない。だれか私にお蚕飼育部屋をください(笑)
それに、一蛾もいると、餌の桑を用意するのが大変です。いちおう、庭的なところにこっそり桑を植えてあるのですが、今年は暖かいせいかクワノメイガの幼虫が大発生して、葉っぱを半分くらい食い荒らされてしまいました。
桑は公園や土手などにそれなりに生えていて、いつでも採ってこられるように場所に目星はつけてありますが、さすがに一蛾分養うのはきびしいかもしれません。
うちには有能な生物処理班(カエル)がいるので、今のうちに少し間引いたほうがいいかもしれないと思っています。お蚕が成長しきってしまうとカエルの口にも入らなくなるので。 ▲クワノメイガの幼虫は、桑の葉に糸をかけてたわませて、その中に住んでいる。餌はもちろん桑の葉。
うちではアメリカシロヒトリよりクワノメイガが多く発生します。若い葉に卵を産むらしいので、見つけ次第枝の先を切ってしまえばいいのかもしれないのですが、毎年そこまでやらなくても大丈夫なので油断しました。
今年はバラにつくアブラムシも異常に多いです。夜盗虫(ヨトウガ類の幼虫)も活発らしく、ニガウリを植えたら育つ前に葉っぱを穴だらけにされてしまいました。
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