5月のことですが、友達と横浜に行きました。
「港が見える丘公園って横浜?神戸?」
「横浜でしょ?」
「行ったことないんだけど」
「そういえばない。外人墓地もない」
ということで、行ってみたんですが…
丘の下はどこでも港湾施設だって言われたらそれまでなんですが、公園から見えるのは、わずかな海と建物ばっかり、あと高速道路? そうか、これが港が見える丘公園か。
あとで聞いた話だけど、これでも見えてる方らしいです。以前はもっと木々が茂っていて、何にも見えなかったので整備したとか。
港が見える丘といえば「あなたと二人で来た丘は港が見える丘」という歌謡曲で有名。マクロスで、ミンメイちゃんも歌ってた。わたしのへたくそな歌でいいならこのへんで聞けますので適当にどうぞ。
あと、『ブラック・ジャック』のどれかのエピソードにもなかったっけ。たしか、誰からか電話がかかってきて、BJが「では、港の見える丘公園でどうですか?」と会う約束をしてるシーンがあったような。如月先生の話だったかなあ。
『港』という唱歌の舞台もここだそうです。なんでも、この曲は日本で最初のワルツ(ってか三拍子の曲という意味だろうけど)なんだそうです。石碑に歌詞も楽譜も書いてあるんだけど、まわりにいた人たちみんな首ひねってて、「そぉらーもーみなとーもーよはあーけーてー」と最初の方を歌ってみせたら、みんな「あー」って納得してた。ちなみにこれも、わたしのへたくそな歌でよければこちらをどうぞ。あたまーのーよこちょーにーはげがーあーるー。
おまけ:外人墓地
この後「外人墓地も近いはずだけど見る?」と友達に言ったら、そんなもの何が面白いんだって言うので「えっ、面白いでしょ。あたしゃもし外国に行けたとして、失礼に当たらないなら外国のお墓はすごく見たいよ!!」と力説して、とりあえず入り口まで行ってみることにした。下調べしてないので、勝手に入っていいかどうかもよくわからないし。
すると、今日は特別に見学できる日だとかで、施設維持費みたいなのを数百円払って中に入れました。もしかしていつもは入れないんだ。ラッキー。
墓地はすごく広くて、今でもあたらしいお墓ができつつあるみたいなんだけど、一般人が見学していいエリアには明治時代のお雇い外国人やその家族などのお墓があるようでした。国籍もさまざま。
「この人はケルト系で、イギリスかアイルランドの人っぽい。こっちの人はロシア人かなあ。この人はユダヤ系か、さもなきゃフリーメーソンの会員」
「なんでわかるの?」
「だって、十字架の形と刻まれてるシンボルが違うじゃない」
墓地の入り口に資料館もあるので、そこも見ました。パネル展示ばかりだったけど、この墓地の歴史を古い写真とともに紹介してあって興味深かったです。
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