今朝は静岡県内です。天気は曇りかな。これだと昨夜の流星群は見えなかったかもしれないね。
posted at 07:46:50
#虫 富士山のまわりはアブラゼミ、ニイニイゼミ、ヒグラシなどが鳴いてたけど、藤枝あたりまで来るとクマゼミばかりだね。
posted at 08:14:03
朝は曇ってましたが、昼間は晴れ間もあり、気温はけっこう上がったと思います。夜晴れてたらねえ。東京より空はきれいだろうから星を見たかったんですけど。
金谷:旧東海道石畳
旧東海道石畳at金谷 pic.twitter.com/pD8c1vNR7h
posted at 09:36:29
この石畳は弥次さん喜多さんが通った東海道なんですが、昭和のころ、30mほどをのこしてコンクリで舗装されていたそうです。平成3年、町民600人が参加して平成の道普請を行い、江戸時代の石畳を再現したそうです。石畳は430mほど続いていますが、上り坂なのでけっこうキツイです。また、でこぼこの石畳なので車椅子とベビーカーは無理です。
石畳の入り口に無料駐車場があります。そこにカフェ(というか茶屋?)もあるのですが、営業は11時からで、自販機もありません。わたしたちが着いたのは10時前だったので、駅で何か買っておけばよかったとかなり後悔しました。
石畳はJR金谷駅の近くにあります。前に電車で来たことがあるのですが、その時は場所がよくわからなくて、実際見るのは今回が初めてです。歩きの場合は、金谷駅のまわりに道案内があるのでそれにしたがって線路沿いを歩いて車の道まで出たら左に向かいます。途中に石畳茶屋の看板などあって非常にまぎらわしいのですが無視してください。正しい入り口は、上の写真のような道標を右に曲がったところにあります。
道標を曲がって坂を少し上ると、そこに石畳茶屋があります。車で来た場合は茶屋の前が無料駐車場になっています。この駐車場も罠が多いです。というのは、あっちこっちに「茶屋専用」の看板があり、止めちゃいけないように見えるからです。確かに茶屋のお客さん用の駐車場もあるんだとは思いますが、茶屋の前の駐車スペースは誰でも置いていいと書いてあったので、そこなら問題ないはずです、たぶん。禁止事項ばっかりが目につき、してよいことの看板が目につかないのが戸惑いの原因のような気がします。
石畳の入り口はこんな感じになってます。この右脇に茶屋があり、公衆便所もあります。イベント中らしく、入り口に人がいたのでなんとなく撮影しそびれました。資料展示室みたいなものがあるんですが、のぞいてみたらほとんどパネル展示ばっかりでした。
石畳の入り口に庚申堂があり、ポケモンジムになっています。茶屋から攻略できそうです。
▲石畳の途中にある、すべらず地蔵。ポケモンストップになってます。近くにベンチがあるのでポケストを回しながら休むのもいいでしょう。ただ、午前中は日があたって夏は厳しいですね。木陰にもベンチが欲しかったな。
この石畳は、わざと大きめの丸い石を埋めて作ってあります。友達が「歩きにくい」と連発してましたが、靴文化の現代人の発想だなと思いました。坂道なので平らな石だったら滑るんじゃないでしょうか。昔のようにわらじばきなら、この丸い石を足の指でつかむイメージで歩けるので、滑りにくかったんだと思います。
そのような石畳に因んで、ここのお地蔵さんはすべらず地蔵と呼ばれているそうです。ソース>島田市:すべらず地蔵祈願祭
丸い石ころの石畳。人は足の指があるからいいけれど、荷物を運ぶ馬はどうしてたんでしょうね。馬は通らなかったのか、この程度の凸凹はなんともないのか、とても気になります。
▲石畳の出口付近から下を見下ろして撮影。正面奥に茶畑があって、目で見たときには鮮烈で美しい風景だったんですが、写真に撮るとコントラストやなんかの関係でイマイチ面白くならないもんですね。
石畳の終点は芭蕉の歌碑があるくらいで何もありませんが、往復900m弱の江戸時代体験は、なかなかいい感じです。
さらに別のところに菊川坂石畳があると看板が立ってましたが、どこまで行けば見られるのかわからないのであきらめました。あとでネットで調べてみると、発掘調査で見つかったなどと聞き捨てならないことが書いてありました。そういう耳寄り情報はぜひ現地にも仕込んでいただきたいものです。今回は来るまで来てたので、知ってたら見に行ってたと思う。>菊川坂石畳
相良:子生まれ石と大興寺
子生まれ石。前にも電車とバスを乗り継いで一人で来たけどね。今日は友達の車なので楽だった。 pic.twitter.com/wStN1FoSTo
posted at 10:22:46
ここは前にも来た場所です。以前は電車と路線バスで見に来ました。わたしこういう不思議スポット大好きです。>前回の訪問記はこちら。地図や写真もあるので、よろしければ合わせてお読みください。
子生まれ石は、このあたりの沢の崖から、数十年に一度ひとりでにポコっと生まれてくる謎の石です。この寺の初代住職が、自分が死んだら近くの沢川の石を墓標にしてほしいと言い残して亡くなりました。それ以来、歴代の住職が亡くなる前に、沢の崖から繭型の石ころがコロッと生まれてくるので、それを住職の墓標とするならわしが現在に至るまで続いているそうです。
前に来た時は、お坊さんのお墓がどこにあるかわからず、お参りするだけで帰ったのですが、この日は本堂前できょろきょろしてみたら、左手の通路に壊れた看板があるのに気がつきました。
たぶん、子生まれ石って書いてあったんじゃないかと想像して進んでみたら、山肌の林の中に、ツイートした写真のようなお墓がありました。このお墓はお寺のすぐ近くです。
さっきの崖で生まれた子生まれ石は、近くにある大興寺の住職の墓石になるそうです。これが代々の住職ののお墓。 pic.twitter.com/A5Ch6oDca2
posted at 10:45:41
なぜこんな石が崖から生まれてくるのか、きっとなんらかの学説があるのかもしれないですが、どうもよくわからないんです。一緒に来てるともだちが「なんで丸いのか、川で丸くなった石なのか」ってうるさく言うんですが、いや、丸い石ができるメカニズムは川だけじゃないので(コンクリーションとか調べてみるといいナリよ)、わたしにそんなこと聞かれてもわかりませんったら。
とにかく理由はよくわからないけど、丸くて固い石が、やわらかい地層に埋まっていて、崖が沢の流れや風雨に侵食されて、固い石だけコロンと出てくるんじゃないかと思うんです。そうだとすると、石がひとつ生まれる間に沢の位置が移動してるってことなんでしょうか。今生まれかけている石が、コロンと出てくるまでに何年くらいかかるの??
などなど、わからないことだらけ。この現象は、遠州七不思議のひとつに数えられているそうです。
また、大興寺には四方竹(シホウチク)という、茎が四角い竹があり、牧之原市指定の天然記念物とされているそうです。しかし、これまた探してもみつからない。今回はお寺の人がいそうだったので声をかけてみたところ「昔は沢山あったのですが、今はたえてお見せできる感じじゃないんですけど…」といいつつ、案内してくれました。
ぱっと見では普通の笹竹に見えるのですが、手でふれると四角いことがわかります。お寺の人は「伊豆のお寺にもっと立派なのがあるって聞きますけど、どこのお寺かは知りません」と笑いながらおっしゃってました。あとで調べましたが修禅寺に四方竹の竹林があるそうです。
お寺から、子生まれ石の生まれてくる沢まで、前回来た時は歩いてみましたが、徒歩だと30分くらいかかります。バス通りに出ずに歩くショートカットコースがありそうですが、道はまがりくねってますから、想像するより近くないと思います。車ならあっという間です。
お寺には、参拝者が車を置ける場所がありますし、子生まれ石の沢は、観光の目玉にするつもりだったのか、公衆便所と広い駐車場があります。前回も今回も人っ子ひとりいませんでしたけどね。
グリンピア牧之原
このあたりは、隙間があると茶畑で、民家より茶畑の面積のほうが圧倒的に大きいくらいの土地柄です。ほかのものはほとんど作られていない感じです。とにかく茶畑。そうなると茶摘み体験のひとつもしてみたくなるのが人情ですね。金谷(島田市内)にお茶の郷博物館もあるのですが、6月から「当分の間」リニューアルのため休館ということでした。子生まれ石の近く(牧之原市内)にグリンピア牧之原という施設があると聞いて、今回はそっちに回ってみることにしました。
グリンピア牧之原ってところに来てみた。茶摘み体験とか出来るらしい。 pic.twitter.com/dXGRHdIOC6
posted at 11:17:58
ただ、残念なことに、茶摘み体験は11時と14時の2回しかないそうで、わたしたちが到着したのは11時15分くらい。もう始まっちゃってて参加できませんでした。いちおう、工場見学コースとかもあるんですが、特別面白いこともないので、ここは茶摘み体験をしないなら、お茶を売る売店かなって思います。茶そばが食べられるお食事どころがあるので、お昼に悩んだら思い出すといいかも知れません。無料駐車場あり。
相良油田資料館
相良油田資料館。明治のころ、このへんは油田の街だったそうです。今はもう産業的には汲んでないそうですが、年に何度かイベントで汲み上げてバイクを動かしたりするそうです。ガソリン成分が多くキッチンペーパーで濾す程度で使えるんだとか。 pic.twitter.com/hhraF9t2HY
posted at 12:22:25
今回こっちのほうに来たのは、油田を見たかったからです。以前、子生まれ石を見に来た時に、このあたりが油田で栄えた町だと知りました。一部は公園として整備され、資料館もあるということなんですが、とある場所に今でも原油が滲み出してる場所があるそうで(ネットでは深谷の油田などと言われている)、ネット上に訪問記がいくつかあったりします。それが見たくて、正確な場所をおしえてもらおうと、資料館をたずねてみました。
ところが、館の人に「深谷の油田」について聞いて見ると、まずその名前では通じなくて、「最初に発見された油田」というと誰にでもわかるようです。ただ、館の人もどこにあるかわからないって言ってました。うーん、予想はしてたけど、ズバリそう来たかー(笑)
でも、館の人はとても親切でした。事情を知ってそうな人に電話をかけてくださって、あれこれ場所を聞いてくれたんですが、残念なことに目印も何もないそうで、口では説明できない、というのが結論でした。なんとかいうお寺から山のほうへ昇っていったところのどこかで、最近行った人の話だと、草が生い茂っていて、簡単にはわからないとか。(ネット情報によると、茶畑の間を通って少し谷を降りたところ、という話なので、私有地の可能性もありますね)
どちらから来られましたかと聞かれたので、もし近くなら案内できる日にまた来てくださいってことだったのかもしれませんが、わたしたちは東京からなので、そういう話にもならず、残念ですがおいとましました。
こういうのは整備されずに残ってることに意味もあるので、公園化しろなんてことは決して思いません。そっとしておいてほしいです。それに、本当に原油が滲み出してるってことなら、馬鹿が集まると燃されかねないので、わからないようにしておいたほうが無難なのかな、とも思います。
でもちょっと見たかったなあ。
いちおう、このへんのどっかだろうな、というところは車で回ってみましたが、見渡すかぎり茶畑があるだけでした。なかなか風景のいいところでした。
ほんとうに、どこまでも茶畑です。隙間があれば茶畑が作られるほど、このあたりは茶畑ばかりなのです。
そんなこんなで、油田はみられなかったのですが、資料館で聞いた話はちょっと面白かったです。原油というのは、通常はそのままガソリンになるわけじゃなくて、蒸留などして石油・ナフサ・ガソリン・灯油・軽油…などに精製して使うものだって学校で習いますよね。相良の原油はガソリンの部分が多いそうで、汲み上げたのをキッチンペーパーで濾すくらいで使えるという説明でした。中東の原油と相良の原油を比べられる展示もありました。残念ながら、あまり埋蔵量は多くなく、今はイベントで汲む程度のようです。
日本にも、日本海側には油田がいくつかあるようなんですが、太平洋側ではここだけだそうです。静岡県に油田がある(あった)というのは、意外と知られていない事実なのでは。
お昼をすませて御前崎灯台へ
このへんでお腹が空いたので、できれば地元の食堂あたりで食事したかったのですが、土地勘がないのでどうしていいかわからず、スーパーでお弁当を買って食べました。そらから御前崎灯台へ。
灯台は小高いところにあり、近くまで車で上がることもできるそうですが、上の駐車場は狭いので、元気な人は海岸ぞいの広いところに置いて歩いたほうがいいです。駐車料金は無料でした。
駐車場の近くに「二匹のライオン」と名付けられたポケモンストップがあるのですが、なぜか登録されている石碑はなく、記念写真用とおぼしき船の舳先になっていました。ポケモンストップは Ingress のポータルをそのまま使ってることが多いので、登録時はここにライオンと石碑があったんでしょう。そういう、動きそうもないものが、たったの数年で移動させられてることに気づいたりして、ポケスト巡りのおかげで日々発見があります。なお、石碑とライオンは、少し離れた別の場所にありました。
御前崎灯台に上って下りた。 pic.twitter.com/M3nwrj1WSV
posted at 14:48:10
灯台は上まで上ることができます。入場料は大人200円、小学生以下無料。上って下りるだけで、他に見るものはありませんが、なかなかいい眺めです。
▲灯台からの眺め。せまい螺旋階段。
灯台のまわりには散策にちょうどいい小道があって、「ねずみ塚広場」というところに座って休める場所があり、近くにポケモンストップが 2つありました。ポケスト目当てに来てるらしいお兄さんたちがルアーを使ってくれるので、観光客も立ち止まってポケモンを捕まえたりしてました。
「ねずみ塚」は化けネズミの供養塚だそうです。そのむかし、どこからか旅の僧侶がやってきて、どこかに泊めていただける家はありませんかと言うのでした。そこでこの地にあった寺の住職が、ぜひおいでくださいと快く受け入れたのです。
その夜、天井裏でひどい物音がしました。翌朝様子を見に行くと、寺でかわいがっていた猫が血を流して動かなくなっていました。その近くに旅の僧侶が倒れているのですが、よく見ると着物の中身は大きなネズミで、のど笛をかみ切られて死んでいました。
旅の僧侶の正体は化けネズミだったのです。それに気づいた猫が、住職を守るために命がけで戦ったのでした。
猫はていねいに葬られましたが、化けネズミは海に捨てられることになりました。しかし、村人が海の近くまで運んでくると、どうにも動かなくなり、ひとまずその場所にうち捨てて家に帰りました。
その夜、村長の夢枕に化けネズミが立ち、今後は改心して、豊漁と海の安全を約束するから許してほしいと涙ながらに語るので、村長は住職と相談して化けネズミを供養する塚を作ってやったということです。
それが御前崎灯台の近くにある「ねずみ塚」の由来だそうです。
遠州七不思議のひとつとして、相良の子生まれ石の話を書きましたが、ここ御前崎には「波小僧」の伝説があり、七不思議に数えられています。
ある日、漁師の網におかしな生き物がかかりました。それは魚ではなく、人の子供のような姿をしていました。子供は「命を助けてくれるなら、これからは海鳴りで嵐が来るのを教えましょう」と言うので、漁師は子供を海に放してやりました。以来、遠州灘には地鳴りのような独特の海鳴りがするようになり、それが東から聞こえれば雨、西から聞こえれば晴れというように、天気を知らせるようになったのです。
一説によれば、この波小僧は行基という僧侶が田植えをさせるために作った藁人形だとも言われています。田植えを済ませたあと、経を聞かせ、「これからは人々のために、嵐が来るのを知らせてやりなさい」と言って川に流しました。それが命を得て波小僧となり、漁師の網にかかったというわけです。
これで遠州七不思議を 2件まわったことになります。
御前崎:浜岡原子力館
浜岡原発の資料館。無駄に立派な箱ものだった。クイズやっていたら途中でリブートがかかってウィンドウズXPの起動画面が出た。よくわかんないけどこの程度のゲームのメンテができない会社に原発のメンテができるのかなあ、と言う印象。 pic.twitter.com/Yde223rGoU
posted at 16:50:11
浜岡原発が近いんだよねってことで、何が見られるのか来てみたら、発電の仕組みを説明する資料館的な施設でした。やけに立派な建物で、お金あるのね(もしくはあったのね)という第一印象です。実物大?の原発の中身(もちろん模型)の展示はちょっと面白かったです。ただ、子供用のゲームとかクイズとか、わりとどうでもいいなってものが多かったな。
わたしがやっててリブートがかかったゲームは、ウルトラクイズの○×問題みたいに、回答者が○の場所、×の場所に移動して答えるやつだったんですが、いきなり画面が凍ってXPの起動画面が出たのには呆然。閉館時刻までまだ20分くらいあったし、時間で終わったわけでもなさそうでした。
展望室のようなところがあって、原発を上から見られるんですけど、危険なので撮影は御遠慮くださいって書かれていて、これもフーンです。窓が開くわけでなし、密室から外を見るだけの展望室でカメラが危険って言われてもね(笑)
御前崎:池宮神社
浜岡原子力館の展望室から大きな鳥居が見えたので行くことにしました。池宮神社というらしいです。大鳥居から神社のあるところまで1kmくらい(たぶん)あるみたいでした。神社の前に無料駐車場があります。
こんなでっかい鳥居があったので進んでみたら… pic.twitter.com/0scfNg46Kx
posted at 17:18:53
1kmくらい先に池宮神社があって、こんな雰囲気出ちゃってる池があった。 pic.twitter.com/UHAEI03VIM
posted at 17:20:53
この池には、皇円阿闍梨が龍に変化して入定したという伝説があるそうです。毎年お赤飯をおひつに入れて納める祭りがあるとか。 pic.twitter.com/kLQ5H0YLDF
posted at 19:15:04
池は桜ケ池という名前だそうです。皇円阿闍梨というお坊さんがいた時代は、末法思想というのがあって、信仰が形だけのものになり、悟りに到達する人がいない時代が到来したと言われていました。皇円は本当の悟りを求めて修業していましたが、人々の悩み・苦しみを救うには弥勒菩薩におすがりするしかないと感じるようになりました。しかし、弥勒様がこの世に現れるのは五十六億七千万年後だと言われています。そこで皇円は自ら龍の姿に変化して、桜ヶ池の底に沈んで行ったと言われています(まあ、平たく言うと、死んでしまったということですね)。
それ以来、この池には龍が住んでいるということになっていて、近隣の住人たちは年に一度お赤飯を捧げるそうです。そのお祭りは「おひつ納め」と言って、大きなおひつに赤飯を入れて、池の対岸に用意しておいて、それをふんどし姿の若い衆が泳いで池の中心に運び、体重をかけて沈めるんだそうです。一度のお祭りで60個くらいのおひつを納めるという話です(これでも数が減ってるとか)。おひつは1個納めるのに10万円、共同で納めるなら1口1万円の寄進が必要とネット情報。
沈んだおひつは一週間もすると浮き上がってくるそうです。それを神社で拾って、寄進者に届けることになっているとか(共同の時はどうするんでしょうね?)。
なお、皇円阿闍梨の話は遠州七不思議のひとつに数えられているそうです。これで七不思議 3件目。なかなか充実した不思議の旅です。
相良:子生まれ温泉でお風呂に入る
牧之原市までもどって子生まれ温泉に入った。550円なり。今夜は富士宮市あたりで一泊して、明日午前中にちょっとだけ観光して早めに帰ろうと思います。
posted at 19:17:07
相良までもどってきました。ここは前に電車とバスで来た時にも立ち寄った施設で、バス停が徒歩数分のところにあります。子生まれ石のある沢まで徒歩20分くらいだったでしょうか。路線バスの本数が少ないので、待ち時間に入れるいいポジションです。
前に立ち寄った時は人も少なく静かな温泉施設でしたが、この日はお盆休みだったので人でごった返していました。
ここの温泉は新しく掘ったものなので、昔ながらのっていうわけじゃないんですが、加水なしのお湯だそうです。「源泉かけながし風呂」という貼り紙のある小さな浴槽、「源泉風呂」という大きめの浴槽、それから屋外の「源泉露天風呂」っていうのがあって、さらにサウナと、変わり風呂としてこの日はバラの香りのお湯が入った小さな浴槽がありました。
「源泉かけ流し」の浴槽に入ってみると、お湯は少し黄色く、透明で、とろみがあります。海藻のような香りがしたと思います。公式サイトによると「塩化物泉」とのことで「血液の循環を促進させ殺菌力が強くて痛みをやわらげる鎮静効果」があるそうです。そういえば家の風呂ではいまひとつ良くならない肩凝りも、おの日はちょっと調子がよかったです。あと、お肌によさそうな気がしました。
畳敷きの大広間が休憩所として無料で開放されてるようです。食堂もあります(利用したことはない)。550円は4時間で出る場合の料金で、長くいるなら追加料金がかかります。
菊川で食事してから富士市へ
翌日は、富士宮で富士山本宮に参拝してから帰る予定です。富士市の快活CLUB(ネットカフェ)で一泊しようと思うのですが、その前に夕食です。地図でみると、昨日2時間半待たされた炭火焼きレストランさわやかの菊川店がそれほど遠くなさそうだったので、面白いから行ってみることにしました。
ところが、距離は大したことないんですが、途中が街灯もまったくないような山道で、なおかつ雨が降り出し、地面から霧が湧いてきたのにはびっくり。面白かったけど、運転してるおともだちは大変だったと思います。それにしても、これだけ真っ暗なら、晴れた日には満天の星でしょうね。そういうところで星を見たいとずーっと思ってるんですが、どうも晴れた日にそういう場所に行き着けないです(笑)
山を越えると道路沿いにファミレス等が沢山ある場所に到着しました。話の種にさわやか菊川店へ。菊川店は最初にできたさわやかだそうですが、お店の作りは他店とまったく同じでした。そしてここもお客さんいっぱいで、お店の人が言うには待ち時間は1時間半。昨日の例から考えると実際には2時間くらいかかるでしょう。雨がけっこう降ってましたが、店の周りにも待ってる人がいました。静岡県民のさわやか好きには脱帽です。
さすがに二日連続のさわやかはやめにして、ココスに入りました。ココスも少し人が待ってましたが、お客が多いというより、案内がおいついてない感じでした。空いてる席があり、片づけも済んでるように見えるのに、なぜかお姉さんがお客を案内しないです。かといって勝手に座っていい仕組みでもなさそうなのが謎でした。
▲ココスのツインカレー 950円+税。バターチキンとタイのグリーンカレー。
このあと、富士市に移動してネットカフェで一泊。
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