まず、情報もとですが、『のらのら』という年4回出てる雑誌の2016年9月号です。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/OS/SA/DetailZasshi?site=30812&memo=4910072950331&refShinCode=0900000004910072950966
この雑誌、太っ腹ですね。PDFで記事が公開されちゃってる。販売期間が終わったからかな。葛飾区だと図書館には入ってないけど、郷土と天文の博物館の図書室に毎号入ってます。
セイタカアワダチソウを摘んできました。これは1週間くらい前の写真で、まだ花が咲ききってない状態です。東京だと今はちょうど満開ですね。雑誌にはつぼみのうちに摘んで乾燥させておくと書いてありました。
摘んだ時は蕾だったのに、乾燥させてる間に花が綿毛になります。キク科の花(タンポポとか)はよくこんなふうになりますね。
ひょっとすると、花が咲ききったところで摘むともっとフワフワの綿毛になって扱いにくいかもしれません。満開の花を使うなら乾燥させずに生で使った方がいいのかも(やったことはないので同じ結果ー泡風呂ーになるかはわかりませんが)。
刻んで布袋に入れます。どのくらいが適量かわからないので、なんとなく直感で摘んできた花の半分を使ってみました。
鍋で煮出します。今回は弱火で30分くらい煎じてみましたが、シャトルシェフみたいな保温鍋を持ってる場合は、一度沸騰させて半日くらい保温しておくだけでもいいはずです。
煎液は春菊を茹でたような香りに、ほのかに花の芳香を感じます。もっと強烈に青臭いかと思ったけど、なかなかいい香りですよ。
これで準備完了。セイタカアワダチソウは本当に泡風呂になるのか?!
セイタカアワダチソウの煎液を浴槽にあけてシャワーでジャージャーお湯をかけます。
三分の一くらいお湯がたまったところ。おお、なんだこれは、すごい泡立ちだ!!!
三分の二くらいお湯を溜めたら、だんだん泡立ちが弱くなってきました。うちの浴槽には煎液が少なかったかな。このへんでお湯はりをやめて入ってみました。
お、なんだか優しいお湯です。保湿効果がありそうな予感。なんとなくいつもより身体が温まるような気も。雑誌にはアトピーに効くかもみたいなことが書いてありましたが、自分アトピーじゃないのでよくわかりません。
泡はそんなに長持ちせず、風呂から出る頃には消えてしまいました。
セイタカアワダチソウは外来植物で、観賞用に持ち込まれたのが野生化したそうです。昔は花粉症の原因植物だと言われてた時代もあるんですが、最近の研究では関係ないってことがわかったようです(ただ、すべてにおいて絶対はないので、ごくまれにアレルギーの出る人がいても不思議はないですが)。遠目に見るとブタクサに似ているので勘違いされてたっていうのが真相でしょうか。
なお、セイタカアワダチソウには小さな虫が沢山ついてる場合があります。摘み取ったらその場でポンポン叩いて虫や埃を落としてきたほうがいいです。
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