ジャンナッツ オリジナルアールグレイ
お気に入り度:高。一時期気に入ってこればっかり飲んでたから、うちには空き缶が沢山ある。
Janat ジャンナッツ ブラックシリーズ オリジナルアールグレイ 200g |
これを飲まなくなったのは、あくまで値段の問題。今でも気に入ってて、いつ買おうかと思っているくらい。消費税が8%に上がる前は安売りの時に税込み900円くらいだったことがあるの。でも今は滅多に安売りされないし、カルディのような実店舗で買っても 1400円くらいするのよ… 円安になって輸入品がのきなみ値上がったせい。それでもこの缶で何ヶ月も飲めるから、喫茶店に行くより安いことは確か。
ジャンナッツ テ・ド・マルタ
お気に入り度:最高。
フレーバーティー(爽やかなアールグレイ) [Janat/茶葉] テドマルタ 50g /●缶入 |
ジャンナッツのオリジナルアールグレイが高くなったので、どうせ高いならもっと高いのも飲んでみようかなと思って買ったのが最初。そしたらね、これがもう、本当に美味しい。最高にお気に入り。
オリジナルアールグレイと何が違うかっていうと、オリジナルのほうは紅茶に香りをつけたもので、テドマルタは中国紅茶に香りをつけたものです。紅茶そのものの味がテドマルタのほうが優しいと思います。香りの質も全然違う。オリジナルのほうは誰が飲んでも強烈にアールグレイですが、テドマルタは上品にかすかに香るんです。
「はっきりとしたアールグレイ」と書いてる通販サイトが複数あるので、メーカーからそういう情報がきてるのかもしれないけれど、わたしは「はっきり??そうかなあ」と思います。オリジナルアールグレイは本当にパンチのあるはっきりしたアールグレイだと思うのですが、テドマルタは、もっと上品で、人によっては香りが足りないと言うかもしれない。しかしテドマルタがもし喋ったとしたら、こう言うと思うの。「お前が私をアールグレイと認めかったとしても、私はアールグレイである。認めないお前を、わたしは認めない」あ、なるほど、ここまで自信あったら「はっきり」ですね、自分で書いてて納得しました。
あんまり気に入って友達にも勧め「この紅茶からは中国へのあこがれを感じるよ」と言ったら「あんなものに誰があこがれるか」と言い返されたのですが、ちっがーう、中国の劣化した部分とか見ちゃダメ。シルクロードを思い浮かべるんだ。蘇州夜曲とかを口ずさんでみるのもいい。わたしたち東洋人が天竺に思いをはせるみたいに、西洋から見た遙かなるオリエントを思い浮かべるんだ!
アールグレイティーというのは、もともと中国茶の正山小種(ラプサンスーチョン)というフレーバーティーがルーツだそうです。松葉などを燃やした煙で茶葉を燻して香りをつけます。それを西洋でまねて作ったのがアールグレイティーだということです。つありその存在自体がオリエントへのあこがれそのものなんですが、テドマルタは、まさにそういう味だと、わたしは思います。
これなら高くても本当に時々買いたいと思うのに、売ってる店が少ないのが悩み。通販はまとめ買いすればいいけど、これだけ欲しいと思ったら送料かかっちゃう。
ジュピターコーヒー・アールグレイナチュラル
お気に入り度:中の上。袋入り、30gで277円(税込み)。袋はジッパーがついてないので封を切ったら保存容器が必要。値段のわりに美味しく、変わってて面白い。ジュピターコーヒーは、カルディみたいに各地のショッピングモールに入ってる輸入食材とコーヒー豆の店です。砂糖との愛称が良い。
最初にコテンパンにけなしますが、結論が変わるので、参考にしたい人は最後まで読むこと。
「ウバ茶にベルガモットの果皮から圧搾したエキスを使用して香りづけした」とのことで、店頭で見本用の茶葉をかいでみたら、それはもうすばらしくいい香りがするので購入。帰宅後、さっそくお湯をさして唖然。香りがまったく変わってしまう。まあ、香りと言うのはたいていそんなで、お香も火をつけると別物になったりするものだが、これに関していうと別物もいいところで、悪いところだけ残ったみたいな癖のある香りになってしまう。
これは完全に失敗したと、あきらめて砂糖を少し入れた。そこでもう一度びっくり。えっ…なにこれ、美味しいんですけど。悪臭じゃないかと思うような香りが、ふっと芳香に変化して、味も突然上品に。紅茶はほんの少し砂糖を入れたほうが美味しいことがあるのは確かだけれど。しかし、まさかこんなに変わるなんて、書いてる自分が首を捻っちゃうような謎の現象である。
ともだちにその話をしたら「それは甘さでごまかされているだけだ」とガンとして聞き入れないので、じゃあお前飲んでみろとすすめてみた。すると、そのおともだち、一瞬黙って「…たしかに、なるほど……うーん……」と唸ってしまった。砂糖はほんの少し、強い甘みを感じるほど入れる必要はない。その状態で美味しくなるのだから、甘みでごまかされてるのではなくて、砂糖と相性がいいのだ。
ジュピターコーヒー・アールグレイオリジナル
お気に入り度:低。袋入り、30gで277円。袋はジッパーがついてないので封を切ったら保存容器が必要。「三大銘茶のひとつ、キーモン紅茶を使用した、クラシックスタイルのアールグレイ」とのこと。店頭で香りをたしかめた時は悪くないと思ったんだけど、家で封を切ったらなんか違う。わざとらしく作ったような芳香で、少なくとも自分の好みじゃないなあ。お湯をさしてみてもあまり変わらず、砂糖も入れてみたけど、うーん… ただ、アイスにすると香りを感じにくくなるので、このくらいわざとらしくついてたほうがいい、という発想はある。たぶんこれはアイスティー向けなんだと思う。
ジュピターは楽天に入ってないみたいなので、公式サイトを貼っときます。
http://www.jupiter-coffee.com/products/tea.html#leaftea
Ahmad Tea のアールグレイ
お気に入り度:最低。実店舗で買うと100gで800円程度。牛乳との愛称は良い。
アーマッド(AHMAD)紅茶 アールグレイティー 100g缶(リーフ) |
これは、香りに強烈な癖があり、わたしはダメでした。薄くいれたらどうか、砂糖を入れたらどうか、など試してはみましたが、この香りは自分には耐えられない系でした。香りって不思議なもので、ある人が最悪だって言うものを他の人は気にならないと言ったり、最高だと褒めたりするんです。だから、こういうのが好きな人がいるのかもしれないね、とは思います。
しかし、缶で買ってしまったので捨てるのもどうかと思い、牛乳をたっぷり入れてみたら、あれ、おかしいな。あれだけ嫌だった香りが気にならない。(半分以上牛乳なので香りが消えちゃってる可能性はありますが)ミルクとの愛称はよさそうです。
以上、自分用のメモもかねて、アールグレイティのレビューでした。なお、ここに紹介したのはみんなリーフです。ティーバッグじゃないので買う時は注意してね。
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