八丁味噌は岡崎城から八丁(約900m)のところにある八丁村(現・八帖町)で作られる豆味噌(赤味噌)のことで、カクキュー と まるや だけが作っているそうです。別の土地で作った豆味噌のことは、八丁味噌と呼ばないそうです。
▲この建物は国の登録文化財に指定された古い建物ですが、今でも本社事務所として使ってるそうです。
▲こっちは中が資料館なのですが、昔使ってた味噌蔵か何からしいですよ。
▲資料館の中 こんな感じで等身大の人形が味噌の仕込みをしています。資料館は自由に見られるわけじゃなくて、ガイドのお姉さんの説明を聞くだけ。古い書状のような展示物もあったのですが、ゆっくり見られませんでした。
▲味噌蔵。この樽は本物で熟成中の味噌が入っています。味噌だけで6トン、上に詰んである石が3トンだと言ってました。この状態で2年熟成すると八丁味噌になるそうです。味噌蔵に入ると味噌の匂いがします。
工場といってもカクキューの場合は建物が昔のままだし、味噌樽も古いものだと江戸時代から修繕しながら使ってるそうです。蔵の外には空にになった樽がいくつも干されていました。
樽の上に積む石の話も面白かったです。石は、昔は矢作川で拾って使ったそうですが、今は法律で採取が禁じられているので、昔拾った石を今でも大事に使ってると言ってました。樽の上に石を積むのは職人さんの手作業で、丁寧に積まれているので簡単には崩れないとか。これまで地震で落ちたという記録もないそうです。
工場見学のあとには八丁味噌と赤だし味噌の二種類の味噌汁の試飲があって、最後に受けつけで言うとお土産に赤だし味噌の小袋をもらえました。
◎カクキュー:工場見学(八丁味噌の郷)
http://www.kakukyu.jp/facilities.asp
個人なら予約は必要なくて、料金も無料。土日祝日は30分おきに見学が開始するのでいつ行っても見られそう。
売店で買った八丁味噌入りのソフトクリームと、八丁味噌だれの串カツ。ソフトクリームは写真とる前に食べちゃったので半分ですが。
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