◎『雷震記(震雷記)』
http://wwweic.eri.u-tokyo.ac.jp/dl/meta_pub/G0000002erilib_L000089
明和乙酉秋七月下旬。雷震於相州雨降山。雲雨晴散忽見一獣。其貌似鼬而甚大色少黒。長自頭至尾一尺五六寸許。相傳此物。天晴明則温柔而可馴豢。天陰則躁動而不可近。土人捕之駕籠著於東都両国橋。人得縦觀之。
明和乙酉(明和二年、1765年)の秋七月下旬のこと、相州の雨降山で雷があり、雨雲が晴れたあとに見ると一匹の獣がいた。その形はイタチに似てはなはだ大きく、色は少し黒い。頭から尾にいたるまでの長さは一尺五、六寸(50cmくらい)。伝え聞くところによれば、空が晴れている時は飼い馴らすこともできるが、空が陰れば騒ぎ出し、近づくこともできなかったという。土地の者がカゴに入れて東京の両国橋で見せ物に…
…ってところまで読んだ。漢文無理。雨降山は、丹沢の大山の別名だそうです。
このフサフサしたシッポは、なんとなくスカンクっぽい。客の前でプーッとやったりしなかったのかしら。みんなで翻刻にもあるから、誰か続き読んでください。
https://honkoku.org/app/#/transcription/L000089/3/input
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