豊田方面に行ってる間にこんなところを通りました。場所は長久手市内です。
まず、交差点の名前が早稲田だーってところにグッとくる。東京の早稲田が有名ですが、早稲(わせ)は少し早い時期に収穫できる米のことなので早稲田なんて全国どこにあっても不思議じゃないんですけどね。
現在わたしが確認している早稲田 ・東京都新宿区早稲田 ・埼玉県三郷市早稲田 ・愛知県長久手市早稲田 きっとほかにもある!
それからこれも注目。史跡 古戦場 首塚って書いてあるのよ。100m先だと書いてあります。それは行ってみなければなりますまい。
あった、ここだー。早稲田の交差点から曲がってすぐなのかと思ったらそうでもなくて、丁字路に突き当たってどっちに行けばいいのかわからず呆然(愛知県の道案内ってそういうの多い)。こっちかなーと適当に行ったら当たりました。きっと誰に抗議しても「行けたから問題ない」って言われるんだろうな。
…お、国指定の史跡って書いてある。天正十二年(1584年)に、小牧・長久手の戦いがあって、このあたりの村々は戦死者の遺体でいっぱいになりました。これを哀れんだ岩作村安昌寺の雲山和尚が遺体を集めて埋葬し、塚をつくり供養したのがここ、長久手古戦場首塚だということです。今でも慰霊祭が行われるとも書いてありました。
小牧・長久手の合戦は、羽柴秀吉と織田信雄(信長の次男)の戦いだそうです。徳川家康は織田側に味方して参戦しています。歴史の教科書にバッチリ載ってる人たちの合戦があった場所なんですね。そりゃ国指定の史跡にもなりますね。
カテゴリー: