古本屋街の神保町に昔からある「餃子屋」だとおともだちに言われて来てみました。店名がボーヅなので餃子屋じゃなくて包子屋のような気がしますが?
お品書きとお店の歴史や餃子の説明。たしかに包子じゃなく餃子の説明してるから、餃子屋さんなのかもしれないなあ。
これが餃子ライス税込680円です。これはいわゆる棒餃子みたいなやつですね。想像してたのと違ったけど、これはこれで美味しい。
この店はほかに水餃子(焼かずに茹でる中国式の餃子)もあるみたいです。そっちは今回注文しそびれました。
天津包子(ボーヅ bao zi)も頼んでみました。税込810円。最初、おお、これは、写真では分かりにくいでしょうが、想像より大きくて、一人で食べるとこれだけでもお腹いっぱいになりそうな一品です。見た目が小籠包(ショーロンポー)に似てますが、あれとはぜんぜん違うものです。
中身はひき肉と野菜をまぜたもので、そう言っちゃうと「形の変わった餃子なのでは?」と思うかもしれませんが、さにあらず。餃子の具とは違って、何かとても中国っぽい内容でした。うろ覚えですが、干し椎茸の戻したのとか刻まれて入ってたような気がします(うろおぼえすぎて酷い)。とにかく、中身だけでも中華料理の一品みたいに存在感があるんですが、それを厚めの皮がしっかりと包み込んでいます。これは、とにかく美味しい!
この店を教えてくれたおともだちは「ン十年前からこの店を知ってるが焼き餃子しか食べたことない」だそうで、それはもったいない話だなあと思います。包子、はげしくオススメです。水餃子もたべてみたいなあ。
ところで、お店の名前はスヰートボーヅ(スウィートボーヅ)ですが、これは漢字で書くと「是味多包子」です。箸袋にもそう書いてあります。意味は「おいしい包子」だと、黄色い紙の説明にありました。
是味多は北京語で読むと shi wei duo シーウェイドー なので、英語の sweet にかけた言葉遊びみたいですね。
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