都民の日(10月1日)に新木場に行った。
新木場駅から少し歩いたところに、木材・合板博物館っていうのがあって、ちょうどライコウが出てたから駆けつけてみたけど誰もいなかった。おそるべし新木場、工場や倉庫ばっかりで誰も住んでない!(たぶん)
その、木材・合板博物館は「え、ここ入っていいの? 普通の会社じゃないの??」っていう感じの高いビルの中にある。入館無料だったので入ってみた。
油断してて、建物の写真などは撮ってないので google地図のストリートビューをはっておきます。
ビルに入ったところにヨットが置いてある。マーメイド号は1962年に単独で太平洋横断航海をした堀江謙一さんのヨットで、本物はサンフランシスコの海洋博物館に寄贈したと『太平洋ひとりぼっち』に書いてあった。想像してたのより小さなヨットで、よくこれでアメリカに行けたなあと、ただただ感心。もちろんこのヨットも材質は合板。
館内は、撮影していいのかよくわからなかったので写してないけれど、一緒にいた友達が「ベニヤってこうやって作るのか」と思いきり感心していた。わたしも知らん事はなかったけど、丸太をかつら剥きにする道具なんか実物を見るのは初めてなので、けっこう楽しかった。日に何度かかつら剥きの実演もあるそうな。
かつら剥きは、こういうやつ(動画はハウスの公式さんのやつ)。これは大根だけど、材木をこういう感じに機械で剥いて、ペラペラの板を作って、それを何枚も張り合わせたのが合板。
▲木の根元の部分で作った椅子とテーブル。なかなかいい座り心地だった。きっと目の玉が飛び出るほど高いに違いない。
▲折り樹を買った。天然木を0.15mmに薄く加工したもので、紙のように折ることができるとか。木だけだと折った時にボキボキ欠けてしまうと思うので、おそらく何かで薄く裏打ちしてあると思う。実際に折ってみると、あきらかに木の質感で、木目に逆らって折るとかすかにささくれ立つ。そして木のいい香りがする。あまり折りやすくはないので、複雑なものは折れそうもない。写真のものは小さいサイズで5枚入り。値段は330円くらいだったと思う。
◎木材・合板博物館
http://www.woodmuseum.jp/index.html
歩いて熱帯植物館に移動。
▲逆光で完全にシルエットにしかならなかった、何らかの木(たぶんパパイヤだと思う)。
▲館内のレストランで買った熱帯っぽいアイスクリーム。白いのはココナッツ、紫色のはタロイモ。値段はまたまたうろ覚えで1個360円とか、そんな感じだったはず。
ココナッツは果肉入りですごく美味しかった。タロイモもまあまあだったけど、ココナッツのほうがオススメ。そんなことよりタロイモアイスが紫色なのが気になる。タロイモは南洋産のサトイモのことなので、普通は色が白いような気がするんだけど…
…と、思って帰宅後に検索。どうもタロイモにも紫色の品種があるらしい。ただ、purple taro とかで検索すると、紅芋(これはサツマイモ)っぽい写真がアップされていたり、yam(南洋産の山芋)だと書いてあったりして、実体がよくわからない。熱帯植物館なのでアイスを売るなら原料の説明もしていただきたいものだなあと。
◎夢の島熱帯植物館
http://www.yumenoshima.jp/