猿の腰掛(サルノコシカケ)
▲サルノコシカケ どこだったか忘れましたが、山の中の土産物屋で買いました。800円くらいだったような気がします。これが木の幹から生えてる様子が、猿の椅子に見えるので、サルノコシカケ。民間療法で癌に効くとかよく言われてましたね。サルノコシカケ科の茸は沢山あって、写真のものがどれかはわかりません。茯苓(ぶくりょう)という生薬もサルノコシカケ科だそうです。
▲切り口。ここが木に繋がってたところです。 ▲裏側。古いのであまり状態がよくなくて、裏がぼろぼろ崩れてきてます。木に生えてる時は裏側全体が白くてつるつるしてるはずです。ネット検索で調べると、内側の身は状態のいいものでも茶色いみたいです。
サルノコシカケは生の時からカチンカチンで破壊するのが難しいです。そのため買ったきり一度も味わったことがありません。今回は端っこを少し削り取ってかじってみました。しばらく噛み続けてみましたが、特に味はしなかったです。
サルノコシカケ科の茸には何種類もあって、茯苓(ぶくりょう)という生薬もサルノコシカケ科だそうです。わたしが持ってるやつは同科別属の別種ってことになります(仲間ではあるけど同じじゃないってこと)。茯苓は薬味が淡(ほとんど味がしない)だそうです。
鹿角霊芝(ロッカクレイシ)
▲ロッカクレイシ:マンネンタケ科の茸です。群馬のどこだったかの道の駅で買ったような気がします。やはり5年以上前の事です。買った時はボリュームが倍くらいありました。半分は煎じて飲んだりお酒につけたりしました。お酒は今でもちびちび飲んでます。
ロッカクレイシも何かの薬だそうで、ネットでしらべるともんのすごい値段で売られてたりするんですけど、これは1000円くらいだったと思います。
▲鹿の角みたいな形。自然に生えてるところを見た事ないので生だとどんな触感なのかわかりません。写真のものは乾燥しているので固くなっています。固いとはいえ庖丁で切ることもできます。
さて、味ですが(味は重要ですからー)、ロッカクレイシはかなり苦いです。そのまま噛んでも苦いですし、お湯にもお酒にも苦味がとけ出します。
ロッカクレイシはマンネンタケ科だと書きましたが、生薬として有名な霊芝(レイシ)も同じマンネンタケ科です(同種別属の別種、仲間だけど別のものってこと)。生薬の霊芝もかなり苦いそうです。
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