#六地蔵 葛飾区亀有・光明寺

亀有光明寺六地蔵

家のまわりや良く通る場所、たまたま行った所などで六地蔵を調べています。記録してるのは造立年、持物、種字、各地蔵に名前がついているか、などです。六地蔵調査の一覧は>こちら

 

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亀有光明寺六地蔵 ▲種字は一部しか見えないものが多いです。こうじゃないかという推測を青字で書いてみましたが、地蔵の種字で「न na」は珍しいので違うかもしれないです「क ka」はよそでも見た事があります。

(向かって左から)
1. 欠けあり(क ka?) 払子
2. 欠け         柄香炉
3. 欠けあり(हि hi?) 合掌
4. 欠けあり(न na?) 数珠
5. 欠け     たぶん幢幡と宝蓋
6. ह ha     右・錫杖/左・宝珠

所在地 葛飾区亀有・光明寺
造立年 不明

 亀有光明寺はアリオの近くにあるお寺です。造立年はみつかりませんでした(もしかすると背面にあるかもしれないですが)。

 各地蔵の頭の上に種字が刻まれているようなんですが、かすれが多くて読めないものが多いです。

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珍獣ららむ〜 の紹介

特技はおりがみとお蚕の飼育と世の中の役にたたないこと全般です。養蚕が普通の仕事だったらニートでヒキコモリの体質から脱出できそうな悪寒がします。DQ10はほぼ引退しました…だってストーリーが完全にソロゲーなんだもの。/ちなみにわたしが珍獣を名乗っているのは1999年からで、イモトよりも古いです。ワンピースは知らん。イモトですねって聞かれるとあっちがマネだと答えたくなる。 twitter などでは chinjuh です。

#六地蔵 葛飾区亀有・光明寺 への2件のフィードバック

  1. ZeR0 のコメント:

    「江戸川八十八ヶ所めぐり流鉄沿線をいくつか」で返信いただけてて、返信をと思ったのですが、私の数少ない得意分野の梵字とかなのでこちらにつけさせてくださいませ。

    地獄 – 黒衣 – इ(i) – 金剛願 – इ(i) – 光味地(鶏亀) – इ(i) – इ(i)異体字
    餓鬼 – 枳黒 – ई(ī) – 金剛宝 – ई(ī) – 弁尼(陀羅尼) – ई(ī)異体字 – का(kā)
    畜生 – 天月 – इ(i)異体字 – 金剛怒(悲) – र(ra) – 護讃(地持) – ई(ī) – हि(hi)
    修羅 – 福地 – ई(ī)異体字 – 金剛幢 – रः(raḥ) – 不休息 – ह(ha) – इ(i)
    人 – 書衣 – रुं(ruṃ) – 放光 – इ(i)異体字 – 讃龍(法印) – ई(ī)異体字 – ई(ī)
    天 – 天華 – ह(ha) – 預天賀 – ह(ha) – 破勝(宝性・合掌) – इ(i)異体字 – ह(ha)

    もう、気づかれておられると思いますが、梵字だと4パターンです。
    「इ(i)」の異体字とかですと、丸三つ「品」配置の文字、
    弁尼(陀羅尼)地蔵の「ई(ī)」の異体字はraを挟んだ文字だったり、
    福地地蔵、讃龍(法印)地蔵「ई(ī)」の異体字はlaを挟んだ字だったりします。
    (「新 梵字大鑑」種智院大学密教学会(法蔵館)より)

    尊像だとネットで2パターン引けます。
    http://www.creyon-nurie.com/guanyin/six-jizo.html
    http://tobifudo.jp/butuzo/6jizo/index.html
    多分、持物(=六道)などが参考になるはずですが、同じ六道に対する持物でも如意輪観音さんとはずいぶん違うので(私の感覚ではお地蔵さんといえば「幢」(=金剛幢菩薩)ですし)シンボリズムで表すときりがないですが、パターンが違ってもその作られた方の想いもあるかもしれませんので、間違え(?)というわけではないのだと思います。

    • 珍獣ららむ〜 のコメント:

      こんにちは。未承認のまましばらく放置しちゃってすみません。
      スパム対策でURLが複数書いてあると承認が必要になったりするみたいです。

      六地蔵はあたまがこんがらがって最近あまり調べてなかったんですが、
      そうやって整理して書いてくださると、なるほど、パターンがあるんだ、と納得がいきますね。
      先日見た昭和期に作られた六地蔵はこんな名前でした(梵字は書いてなかった)。

      地獄 – 禅求
      餓鬼 – 無二
      畜生 – 護讚
      修羅 – 諸龍
      人間 – 伏勝
      天道 – 伏息

      ZeR0さんが整理してくれたパターンとは護讚が共通してるくらいで外はまた違ってるんですよね。もちろん間違いとかではないんでしょうけど、一体何を典拠にしてこの名前になってるのか、六地蔵は奥が深すぎて謎ですねー。

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