あんまり面白いので買ってしまった。「昔懐かしい信州しめじ(ヒラタケ)」だそうだ。100円ローソンにて。
何が面白いって、ヒラタケなのにしめじで、昔懐かしいのである。
ちょっwwwwまっwwwwwwそれフツーにヒラタケですからーwwwwwwww……っていう感じ。
昔スーパーで「しめじ」として売られているものは、ヒラタケだった。それは、ホンシメジの人工栽培が難しいからで、ヒラタケの小さいのをしめじと言い張って販売していた。その頃のしめじは笠が黒っぽかった。
それが20年くらい前になると「ほんしめじ」という名前で笠が茶色い別のきのこが売り出された。とうとうホンシメジの商業的な人工栽培が成功したのか……!と思ったらそうでもなくて、よくよく見ると「ほんしめじ(ブナシメジ)」と書いてあったりする。なんだこれも代用品か。
かつてしめじと呼ばれていたものは「ひらたけしめじ」と名前を改めて、ぶなしめじの隣に並んでいたこともあったけれど、今では笠が大きくなるまで育てて普通に「ひらたけ」として売られている。
はい、ここで記事の最初にもどって写真を見なおそう。
「昔懐かしい信州しめじ(ヒラタケ)」
そらあんた、買っちゃいますよ。面白すぎて鼻水出そうだわ。
なお、ウワサのホンシメジさんも10年くらい前に商業的な人工栽培が可能になって、たまにスーパーでも見かけるようになった。まだあまり普及していないと思う。ブナシメジをほんしめじと呼ぶのに慣れすぎたのか、本物のホンシメジなのにわざわざ「大黒しめじ」という別名で売られてることがある。
カテゴリー: