引っ越したので下のバナーから移動してねん。
最近ビーズ細工にはまっちゃって、細かい作業で目が痛いのでおりがみで休めてみたり(ってやっぱり細かいような気がするんだけど)。正方形の紙 6枚で折った正六面体。
6枚あったら六面体になるのは当たり前、なんだけど、これ伝承おりがみの「かざぐるま(≒にそう舟≒だまし舟)」を 6枚折って組み立てただけ。こんな簡単なものがユニット折り紙になるなんてちょっと不思議。
折り方はこの本に載ってます。伝承おりがみの紹介と、伝承にちょっぴりアレンジを加えた著者オリジナルの作品集です。
おりがみ伝承とその応用
同じものを何十枚も折らなきゃいけないユニットおりがみなんか嫌いだーと言いながら、結局最後まで折ってしまった桜玉。
桜の花じゃ季節外れなので、緑色の紙で葉桜をイメージしてみたのですが、写真にとったらくすんだ変な色になってしまいました。
これは巻貝。ツルの基本形からパタパタと折りたたんで螺旋を作ります。折ってる最中に快感をおぼえる謎の作品!
巻貝の途中から折り方を変えたサザエ。これも傑作。大きな紙で折ると迫力あります。
折り方は
折り紙夢World
川崎ローズで有名な川崎敏和さんの本です。バラの折り方も載ってます。巻貝とサザエが超オススメ。折ったことない人は一度挑戦してみてほしいです。
姉妹編の↓も面白いですよ。
折り紙夢World 花と動物編
川崎さんといえばバラなんですが、こっちにも別のバラの折り方が二種類掲載されてます。折れるようになったら全種類並べて写真を……と思うんだけど、バラは難しくて。一番難しいやつがどーしても折れない(笑)
この記事で紹介した、尾羽が熨斗(のし)のようになっている折鶴が載っている本ですが、やはりサンリオの『おりづる変奏曲』で正解でした。江戸川区の図書館から取り寄せて借りてみました。
創作連鶴の「子守唄」と「日輪」
日輪は当時からよく折ってましたが、子守唄はいまだに折り方がよくわからない!
『おりづる変奏曲』絶版です
http://www.boople.com/bst/BPdispatch?nips_cd=9830392880
掲載作品
連鶴:子守唄(木島一宣)
連鶴:日輪(田中一芳)
門飾りのつる(千野利雄)
つるのはし包み1・2(川畑祥子)
つるかめのコースター(石田宵三)
松につる(加瀬三郎)
はし袋のかんざしづる(薗部光伸)
まいづる(近藤功)
ファンタスティックなつる(松原千恵子)
床の間つる(千野利雄)
新・おりづる、回転おりづる(山田茂丸)
「ファンタスティックなつる」っていうのが熨斗尾羽の鶴でした。上記のほかに、桑名の千羽鶴折の中から主だったものをいくつか、伝承の「はばたくつる」「おりはづる」「鶴の内祝いづつみ」「鶴のご祝儀袋」、三角形やひし形の紙から鶴を折る方法なんかも出てます。
それにしてもサンリオって不思議。ファンシーグッズを売ってるような会社なのに、おりがみの本となるとキャラものじゃなく硬派な作りの本をバンバン出してるのよね。
久々のおりがみ
シャクナゲ
この花は本来は大きな紙一枚で折るのですが、大きい紙がなかったので四枚+ジョイント用の小さい紙数枚で折ってみました。ありがたみ半減。複数の花を一枚の紙で折るという点では同じなんですけどねー。組み合わせる前の状態で写真をとっておけばよかった。
折ってから、赤じゃ写真うつりが悪いじゃんってことに気づいたけど、後の祭り。
ツバメ
これねー、写真だとなんだかよくわからないけど、実際に折ってみると可愛いのよ。尾羽はV字型になってるし、翼もちゃんと広げられるようにできてます。ああ、広げたところも写せばよかった。っていうか、忘れなかったら後で写そうかな。
折り方は
『折り紙夢world 花と動物編』
あ、そうそう。Flashで新作ゲームを作りました。
謎解きにちょっぴり折紙の知識がいるかも?
通せんぼ2
http://www.chinjuh.mydns.jp/flash/escape02.htm
昨日の尾羽が熨斗のようになっている鶴を折りなおしてみました。尾羽の色が裏返しになっているのがわかるでしょうか。
首のあたりの折り方がちょっと違うので、厳密にいうと同じものではないのですが、ほぼ同じ形のものを、こんなふうに半分色違いで折ることもできます。
この鶴の折り図が掲載されている本をなくしてしまったのがすごく残念で、前からもう一度見たいと思ってます。なのにタイトルが思い出せません。サンリオから30年くらい前に出ていた本であることは確かなので、検索で探してみると、↓の本が該当しそうです。
『おりづる変奏曲』…見事に絶版
http://www.boople.com/bst/BPdispatch?nips_cd=9830392880
同じサンリオから出ている「おりがみ新世界」「おりがみ新世紀」の笠原さんの著書だったのですね。
連鶴(桑名の千羽鶴)の説明や、三角やひし形の紙からでも鶴が折れるという展開図折の説明があったと記憶してます。その本を読んでからというもの、しばらくの間ずーーーっと鶴ばっかり折ってました。
群馬から引っ越してくるときに失くした本なので、もうほんとに長いこと手にしてません。熨斗尾羽の鶴も、記憶に頼って折っているのでオリジナルと違っているかもしれません。問題の本は隣の区の図書館には所蔵されているので、取り寄せて確かめてみるべきかもしれないと思っているところです。