引っ越したので下のバナーから移動してねん。
この記事で紹介した、尾羽が熨斗(のし)のようになっている折鶴が載っている本ですが、やはりサンリオの『おりづる変奏曲』で正解でした。江戸川区の図書館から取り寄せて借りてみました。
創作連鶴の「子守唄」と「日輪」
日輪は当時からよく折ってましたが、子守唄はいまだに折り方がよくわからない!
『おりづる変奏曲』絶版です
http://www.boople.com/bst/BPdispatch?nips_cd=9830392880
掲載作品
連鶴:子守唄(木島一宣)
連鶴:日輪(田中一芳)
門飾りのつる(千野利雄)
つるのはし包み1・2(川畑祥子)
つるかめのコースター(石田宵三)
松につる(加瀬三郎)
はし袋のかんざしづる(薗部光伸)
まいづる(近藤功)
ファンタスティックなつる(松原千恵子)
床の間つる(千野利雄)
新・おりづる、回転おりづる(山田茂丸)
「ファンタスティックなつる」っていうのが熨斗尾羽の鶴でした。上記のほかに、桑名の千羽鶴折の中から主だったものをいくつか、伝承の「はばたくつる」「おりはづる」「鶴の内祝いづつみ」「鶴のご祝儀袋」、三角形やひし形の紙から鶴を折る方法なんかも出てます。
それにしてもサンリオって不思議。ファンシーグッズを売ってるような会社なのに、おりがみの本となるとキャラものじゃなく硬派な作りの本をバンバン出してるのよね。
サンリオと言えば、
SF文庫という、マニアが滂沱の涙を流す様な、
すごい作家の凄い翻訳シリーズで有名じゃった…
早川の翻訳が読みやすく思えるほどじゃったよ。
子守歌って、翼の途中から小さいのが出てるの?
おそろしい世界だ。
そー。子守唄は大きい鶴の羽がてっぺんでつながってて、大きい鶴の羽の途中から小さい鶴が出てきちゃってるの。あーでもない、こーでもないって試してるうちに紙が切れてどーにもならなくなる恐ろしい世界だよ!!!
そういえばサンリオのSF文庫とかあったらしいね。文庫のほうは読んだことないけど、『沈黙の声』ってやつは日ペンの美子ちゃんを書いてた中山星香が漫画化してたよ。