新・珍獣様のいろいろ がぼちゃんねる

No.1046の記事

春が近いのかなあ

 昨日からやけにソワソワした気分で何も手につかず、そうかと思えば眠くてどうしようもなくなり昼でも爆睡してしまうんですけど、春が近いこととなんらかの関係があるのでしょうか。

 さて、そんな感じで春を待っていると、春一番より先に玄関の戸を叩く人がおりました。
「はーいどちらさまー」
わたしは相手が来訪の目的をきちんと言うまで戸をあけません。新聞の勧誘だったらドア越しに断り、宗教の布教だったらマニアなので玄関先で話し相手になってあげます。

 今回の人は、なにやら扉の向こうで「ご挨拶にー」とか言ってるのですが、若い女性らしく、女性っぽい聞き取りにくい口調でうんにょろむんにょろ何かこまごま言っているようです。

 ドア越しに「なんのご挨拶ですか」と聞いてみましたが、このお姉さん、人が喋り終わる前にうんにょろうんにょろ甲高い声でしゃべりはじめてしまうので聞き取れません。かろうじて「お店の……」「風水とか……」が聞こえてきました。わたしはそこに、ある種のニオイを感じ取りました。

「うむ、これは宗教だ。しかし、相手にしても面白くもへったくれもないタイプの宗教だ」

 宗教関係にも面白いのと面白くないのとあるのです。面白いのはちゃんと布教してくれる人。わたしはそういう人を邪険にはしません。面白いので話はちゃんとききます。残念ながら入信したいと思えるほどの話は聞いたことはありませんが。

 つまらないのは宗教であることを隠してやってくる人たち。今この扉の向こうにいる、甲高い声でうんにょろうんにょろ何かを喋っているお姉さんは、おそらく宗教関係なんだけど、それを隠して占いやら健康食品やらの店をやっていて宣伝に来てるわけです。おそらく、占いにかこつけて名前と住所・電話番号・性別・生年月日、下手すると年収まで聞き出される仕組みでしょう。

 つまらないのが予想されたのでドア越しに「うちはいいです」と断って玄関から離れようとしたのですが、その人はそこいらじゅうに聞こえるような甲高い声でずーっと何かを説明しているのです。ははは、やるね、女。チラシくらい貰ってあげようか。

 というわけで、仕方なく扉をあけて、額にシワをよせつつ
「お店ってどこのですか?」
と聞いたら、
「北千住なんですよー」
と、ハガキを一枚くれました。住所と名前と生年月日と性別と職業と電話番号と独身・既婚を書いて投函したら無料で占ってあげますと書いてありました。……おもいっきり想像通りだ。つ、つまらんっ。

 つまらないので「ハガキはいただいておきますよ」と、受け取ったので帰れオーラを発しつつ扉をしめてお姉さんを追い返し、もらったハガキをふと見直すと、

「2006年の運勢? しかもイヌの絵…… こんなのに風水や四柱推命なんか見てもらったら、どう考えても運勢落ちるんじゃないかしら」

 今年は2007年の亥年なんですけど。立春正月の考え方でもすでに年が変わってる。占いやっててそういうことに気を使わないというのは素人以下じゃないのか?

 店の名前と北千住という情報で調べたところ、ある宗教団体から受けた被害を語る場所で、その店から高麗ニンジンを買ったと書いてる人がいました。ふむふむ、○一○会の末端信者はド素人と。メモメモ。

ひろこ 2007年02月10日(土)09:56

「いぢめ甲斐」のない宗教関係者はつまらないですな。
珍獣様の活性が上がるような訪問者が有ればいいのにねぇ。

珍獣ららむ〜 2007年02月12日(月)09:07

 別にイジメもしないけどねー。たまに布教の人と仲良くなってお土産もらったりしてるし(^^;