引っ越したので下のバナーから移動してねん。
(前の記事からの続き)で、そのドイツっぽい建物の中の売店なのですが、たしかにドイツっぽいグッズはあるんですけど、どれもこれも中途半端なおみやげ物ばっかりで、うーんと唸ってしまうのね。ドイツって行ったことないけど、もっとこう「どこの地方の名産です」という味が出るような品物はないのかと思うんですけど、なんとなくドイツからもってきたっぽい木製のおもちゃです、みたいなものが並んでいたりするだけでした。いっそのこと、ドイツ語の絵本とか、ドイツ語の漫画とかがあったり、ドイツのCDやビデオ、DVDなんか並んでいたら、「カントリー」っぽくはないけど、もうちょっとドイツ色が濃くなるんじゃないかと思ったりするんですけど、まあそんなものより、なんとなくドイツ風のあたりさわりのないおもちゃでも並べておいたほうが売れるのかしらね。
食べ物系の売店にはお約束のソーセージとチーズがさびしげに並んでましたが、千葉県産でそろえられなかったらしく、ソーセージの半分は群馬県産だったし、チーズの半分は栃木県産でした。しかも種類なんて数えるほどしかない(ひとつはチョリソーだったし。それはスペイン)。ザワークラウトの瓶詰めも一種類しかなかった。あとはドイツ村のキャラがついてるクッキーとか、観光地にありがちな品ばっかり。
ドイツパンの店
目の前で焼いてるところが見られるドイツパンの店はちょっとよさげな感じでしたが、生地は冷凍庫らしきものから出してたので手作りなのは焼くところだけかも。でも、焼き立てを狙って買ったら味はまあまあでした。
購入したソーセージとパン
ソーセージはお土産用のものと、バーベキュー場ですぐに焼いて食べるものが用意されてました。
鉄板は無料で貸してくれます
バーベキューの材料を売店で買ったら、鉄板は無料で貸してもらえます。外からの食材の持込は禁止だそうです。バーベキューソースとかも用意されていますが、なぜかソーセージ用のマスタードは置いてないの。ソーセージにバーベキューソースは合わないと思う。っていうか、ドイツなのにバーベキューかよ(バーベキューっていうより鉄板焼きだったしさー)。まわりの人たちは焼きそばとか焼いて食ってました。あんまりドイツっぽくない。
バーベキュー場のほかに、一皿1000〜1500円くらいの料理を出す食堂のようなものもありました。そっちは食べてないのでどんな感じかわからないのですけどね。
園内にはドイツ民謡がガンガンに流れてました。これは想像どおり。従業員がドイツっぽいかっこをしたりしてるかと思ったけど、それはなかったです。ついでにいえば日本人従業員しかいませんでした。もちろん受け答えも普通に日本語です。
天気のいい土曜日のお昼過ぎだから、ドイツっぽいイベントとかあるんじゃないかと想像していたのですがそれもなくて、園内にドイツ芸人がうろついていたりなんてことはまったくないのでした。ただ、イベントはいくつかあったみたいなんです。園内放送でお知らせしているのを耳を澄まして聞いてみると、「旬のタケノコほり体験」とか、「餅つき大会」とか言ってます。タケノコのどこがドイツかって問題はさておき、季節感があるのでタケノコはいいとして、餅つきってのは一体どういうことなのかと。でも、どう聞いても「餅つき」って言ってるし……今は 4月ですよね?
そんな感じで、なんとなくドイツっぽいような感じもする場所ではあるのですが、基本は広い駐車場と芝生広場のある公園でした。入場無料券を持ってたから文句もないけど、これで入場料を取られたらキレるかも(笑)
それでも人だけは沢山いるのね。駐車場の車を見てると、千葉県内が多いけれど、足立ナンバーや横浜、品川方面の車も多かったです。姉崎袖ヶ浦インターが近いし、アクアラインで東京湾を渡ってこられるので車の便だけは悪くないみたいです(ただし近くに駅はありません。車がないと来られないと思う)。テーマパークって内容よりも交通の便なんだなと思いました。