旧・珍獣様のいろいろ

夏バテってこういうものだったのか

　生まれてこのかた、本物の夏バテというのをしたことがない。暑くて死にそーと思っても、目だって食欲や体力が落ちたりしたことがないのであーる。もともと便秘よりも下痢をする体質なので、暑くなりはじめた頃に強烈な下痢をすることがあるが、それも強烈に下痢をしてあっという間に治ってしまう。

　ところが今年はなんだか様子が違う。ここ一、二週間ほど、体力が極端に落ちてるような気がする。ここ一年くらいかなり運動不足で太り気味というか激太り状態だったところへ、暑くなりはじめた頃に急に引越し作業などをしたせいだと思う。食生活の乱れも原因かもしれない。、台所が事務所サイズで、電熱式のコンロが一個あるだけでまな板を置く場所すらなかったので、ほとんど外食をしていたし。時折、野菜野菜って大騒ぎたくなるくらい野菜不足だった。

　そんなこんなで、すっかり体力が落ちてる上に、ここ三日くらい下痢ともいえないような下痢をしている。いっそ水のように下ってしまえばかえって気持ちがよさそうなものなのに、渋ったような下り方をしているので一日中調子が悪い。

　食欲はあるけれど、軽く胸焼けしているし、いつもより少ない量でおなか一杯。水分もあまり受け付けない感じ（飲めないわけじゃないけど）。消化器官の働きが落ちてるんだと思う。これが夏バテというやつなのか。

　涼しければいいというものでもなくて、買い物などで冷房の効いたところへ行くと、かえって寒くて仕方がない。引越し前の部屋が網戸がなかったので、窓を開けずに冷房を入れていたのもバテる原因になっていそうな気がする。

　そういえば、あの部屋は冬に結露がすごくて、部屋中にものすごいカビが生えていたのも体を壊す原因になっていそうな気がする。鉄筋のマンションなどで結露とカビが問題になっているのは耳にしていたけれど、あんなひどいところは初めてだった。お皿なんか、冬でも一週間使わずに置いておくとちょっとした水分でカビてしまうし、押入れの隅、棚の下、引越しで物をどかしたら、手が届かなかったありとあらゆる場所にカビが生えてた（服にもカビが生えて捨てざるを得なかったし）。これまでにも鉄筋の公団住宅なんかに住んだことがあったけれど、あんなにカビが生えた部屋は初めて。一年中痰が絡んでせきが止まらなかったのに、引っ越したとたんに出なくなった。笑い事じゃないけど笑っちゃうくらいすごい部屋だった。穴の開いた粗末な家とかぜんぜん平気なんだけど、鉄筋の立派な建物がああだと萎える。立派な建物だからこその悩みなのかもしれないけどさ。

　今度の部屋は風通しだけはいいので窓を開け放って扇風機で空気を入れ替えてる。これで充分涼しい。夜なんか扇風機つけっぱなしだと寒いくらい。扇風機の風で低体温になるという話もまんざらウソではないという気がしてきた。冷房はいれなくて済むようになったけど、体力ねーよとか言いながら暇さえあればテレビを見てダラダラしてしまうので体はなまりっぱなしです。

　ちなみに、がぼ様（猫）は引っ越してから心を入れ替えたようにお利口になって、これまでシイコも決まった場所でしていましたが、さきほどトイレじゃない場所で初シイコをなさっておられましたよ。猫のシイコはトラと一緒で後ろに飛びます。

• 2006年07月12日（水）20:25
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