引っ越したので下のバナーから移動してねん。
日が暮れると途端に寒くなります。昼間は本当に温かいのに。日当たりのいい部屋の中にいるとむしろ暑いです。「丁度いい」がない季節なのね。
さてさて、今日は金町駅前まで行きました。行きはバス、帰りは徒歩で10353歩でした。そんでもって今日ぶちあたったのはスーターモ。
コメントにも書いたけれど、車の整備や中古車販売をやる店のことを「スーターモ」と言うんだと思ってたことがあります。それは車の右側に立って側面に書いてある店名を読むと、「スーターモ○○→こっち側が運転席」って書いてあるから。○○には田中とか伊藤とかの名前が入るわけですが、逆から読んでも不自然じゃないとか、漢字自体が読めなかったらどっちから読めばいいのか判断がつかなかったりするわけ。
そんなこと書いていたら、このようなものをみつけました。
スーターモ商日
右から横書きって何十年前の看板なのよ。でも電話番号は3桁なのよね。東京の市内局番が3桁になったのは1960年ごろだそうで、汚れ具合を見てもそんなに古いわけがない。かといって新しくもない。15年以上前に東京の市内局番は4桁になったので。シンプルなデザインに古き良き「現代」を感じるので気に入ってるんだけど。
この看板の綺麗さは15年物じゃないね、
あえて、塗り替えの時に直さないんだろうかねぇ。
あれ?電話番号は逆じゃない…。
あ、ほんとだ。電話番号は左からだね。でも、ローマ数字で右から番号を書くことってありうるのかなあ。漢数字ならもしやと思うけど。
これはアラビア数字だぞ。(ローマはllとかの方)
右から左へ文字を書くアラビア圏では、
アラビア数字はどうなってるんだ?
と思って調べたら、なんと!左から書くらしい。
http://www2m.biglobe.ne.jp/%257eZenTech/money/banknote/egypt.htm
これはかなりの「へ〜〜」だわ。
あー、すまん。書き間違い。アラビア数字って書こうとして、なぜかローマ数字って打ってた。そういえば直前までローマ数字のことを考えてたけどねえ。最近ものすごく頭悪くなってるよ。抗癌剤で脳細胞も死んでるんじゃなかろか(笑)
そうそう、アラビア語ってなぜか数字は左から書くよね。あと、高校の時の数学だか歴史だかの先生が「アラビア数字と良く言うけれど、むしろインド数字と言うべき」みたいなこと言ってるの聞いたことがあるのね。それたぶん、ゼロの概念を発見したのがインド人だからっていうのが一番の理由なんだけど、アラビア語の数字は数学で使ってるアラビア数字とだいぶ違うし、違うって意味ではインド数字もだいぶ違うけど0,2,3,9などが似てるとか、そんな理由だったような気がするの。
http://www.aa.tufs.ac.jp/i-moji/suuzi/images/numbers.pdf
ほらほら、ここにあるナーガリー数字なんか、けっこう似てるじゃない?
右から時代の電話番号表記は実際のところどうなのかと思って探してみたよ。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~etsuko-t/vow/senda.html
このページにある花屋の看板@江戸東京たてもの園は、英文が左から右で、カタカナは右から左、電話番号は漢数字で右から左っぽい。
http://kirara-hitachi.web.infoseek.co.jp/zuihitsu/HTMLFolder/yoshida.html
ここは文章のみで、昭和三十六年(1961年)の国土地理院の地図では、日本語はまだ右から左に書いてあるけど、数字は左から右に書いてあるそうな。
日本語や中国語の横書き表記は横書きじゃなくて一行一文字詰めの縦書き表記なので右から左、アラビア数字や英文はもともと左から書くものだから左から、というような位置づけっぽいわ。縦書きの文章の中に横書きの英文が含まれてるような感覚みたいね。
インド数字、面白いなぁ。
カリグラフィのお手本みたいだねぇ。
それにしても、平らな文を右から書く時代や世界に生まれなくて良かったとおもう。
何かムズムズするよ。
ガラス窓に張ってあるのですね(^o^)