新・珍獣様のいろいろ がぼちゃんねる

最近の日記

今日はCTを撮りに行った

 こないだ血液検査を「病院来るのがキツイのでもういや〜ん」と蹴ってしまったので、今日はCTのついでに血も抜かなきゃいけませんでした。CTは9:20〜の予約で、それだけでも普段より早く家を出なきゃならないのに、血液検査もするのでもっと早く出なきゃならないという二重苦。まあ、家でごろごろしてたせいで、だいぶ体力も回復してます。今日なら問題ない。

 ない、と思ったんだけどね。やっぱりキツイ。いや、ものごとが順調に進んでたらどうってことないんだけれど、なんで血液検査の結果が出るのに二時間もかかるんだよっ!!!って感じ。

 朝9時過ぎ、いつもより早い時間に血を抜いてもらって、大急ぎでCTを撮りに行った。CTは造影剤付きだったけど、先生がうまかったので点滴の針は一発で入ったし三十分かからずに終わりました。

 いつもは血液検査の結果が出るのに一時間くらいだから、遅くても10時30分くらいには終わるかなぁと思ったら、11時ごろまでぜーんぜん結果が出なくて、待合室でだらだら待ちぼうけ。これで「今日は患者さんが多くてー」っていう状態なら仕方ないとは思えるんだけど、婦人科の待合室は普段よりずーっと人が少なかったよ。他の科の患者さんの検査で立て込んでたのかなあ。

 で、あれほど「危険だ」と大騒ぎされた白血球の数だけど、今日調べたら5000ありました。正常値です。医師にはわからないと思うんですが、わたしとしてはかなり正確にその状態を予想できました。っつーのは、こないだの入院前にがぼ様(猫)に咬まれた傷が、まだ完全に治ってはいないので、白血球が極端に減ったら炎症を起こして腫れあがると思ったんです。実際、先週の頭くらいには少し腫れてたんですが、注射を打って白血球が増えてきたころに腫れが引いてきました。免疫力が回復しているんだと思われます。だからへーき。体が「今は大丈夫」と言ってた。がぼ菌に負けなければ、たいていのことには負けない気がします。ど素人の感覚っつーのも、それなりにあてになるもんなんです。なんせ自分の体だし、どういう症状が出るかわかっていれば、観察力でわかることも沢山ある。

 まだ抗癌剤の効き目が抜けきっていないので、来週、再来週とだんだんに減ってしまうとは思うんだけれど、今は大慌てするような状況じゃないですね。というわけで、来週にまた採血検査。血ぃぬきすぎ。か弱い人はそれだけで倒れるね。

チム 2007年01月30日(火)13:50

病院お疲れ様で〜す。そして、正常値おめでとうございます☆
がぼ様が、健康のバロメーターになるなんて、素晴らしい。最近のがぼ様の写真も待ってます!

BUNBUN 2007年01月30日(火)16:59

まずは、検査の結果が無事でよかったですね!たしかに自分の体調は自分が一番わかるもの。ただ、それだけに無理はなさらないでくださいね。
 蚕納豆おいしそう〜…か? こちらは、昔養蚕がさかんな土地で、蚕のことを「オコサマ」と呼ぶようです。先日、いきつけの温泉で、あるおばあちゃんから
「オメーのところはオコサマいるのヶ?」と言われたので「いや〜お子様というほどのもんじゃないけど、高校生と中学生の娘が一人…」 一同爆笑
東京もんはつらいよ〜。

柴田 URL 2007年01月31日(水)11:24

こんにちは。
そういえば蚕って食べた事ないんですよね。幼虫をたくさん育てても蛹になる前に病気が流行ったりするので数に余裕が無かったりして。来年は1万頭くらい育ててみたいです。そうすれば食べれるかも。

BUNBUNさんはじめまして。蚕をオコサマと呼んでいる地域に行ったことがないので羨ましいです。オコサマは字で書くとお蚕様になるみたいです。地方によって読み方が変わってきます。

珍獣ららむ〜 2007年01月31日(水)12:13

 みなさんこんにちは。

 チムさん。正常値だったのは白血球で、もちろんこれが正常値なのはめでたいんです。低いと風邪をひいてもすぐ悪化してしまうし、怪我をするとあっというまに化膿して大変なことになってしまうので。

 でも、これで喜んでばかりはいられないんですよー。肝心の癌は腫瘍マーカーっていうので見るんです。これも血液検査でわかります。

 今は抗癌剤の直後なのでマーカーも思い切り正常値ですけど、抗癌剤をやめてしばらくたって数値が上がってくるようだと「こりゃあかん、まだ癌が活動しとるわ、ほっとくと死ぬでぇ」ってことになります。そしたら、とりあえずまた抗癌剤生活に逆戻りかな(^^;

 とはいえ、これは自分で気をつけたところでどうなるってもんじゃないんです。定期的に検査を続けるしかありません。週に一度くらいの通院ならば、さほどの負担にはなりませんしね。ありがたいことに血液検査は安いんです。300円くらいでできちゃう。


 BUNBUNさん、群馬でもオコサマは言わなかったですよ。おかいこさん、または、おかいこさまって呼んでた。呼び方にも地方色があって面白いですよ。

 群馬(わたしが住んでたのは伊勢崎市)では、孵化したばかりの黒くて毛の生えたおかいこさんを「けご」って呼んでました。たぶん毛子か毛蚕という字を当てると思います。呼び方は残ってるんですが、わたしが知ってる時代だと自分の家で孵化させるんじゃなくて、脱皮して白くなったのを農協かどこからか買ってきて育ててたような気がします。

 そういえば、カイコの繭か、蛹、もしくは蛹になる直前のカイコのことを「ず」または「ずう」と呼んでました。「これはもうすぐ、ず(ずう)になる」というような言い方をするんです。なぜそういう呼び方をするのか、いまだによくわからない。どんな漢字を当てるんですかね?


 柴田さん、次は一万匹ですか。いいなあ、うらやましい。それだけのカイコをどうやって飼ってるの?? 農家だと広いバラックに蚕箔(さんぱく)をのっけた桑くれ台を沢山並べて飼ってたから、ものすごく場所をとるイメージがあるんだけど。それに、一万匹飼うのに桑はどのくらい必要なのかしら??

 群馬の養蚕はわりと早い時代から分業化が進んだみたいで、飼う人は飼うだけ、繭になったのは農協に納めちゃう。糸にするとこまでやらないから農家でも蛹を食べたりしてなかったですよ。わたしもカイコの味を覚えたのはつい最近になってから。柴田さん、今度ぜひ食べてみてください。臭いさえ克服できれば美味しいです。慣れてくると臭いすら味わいって気がしてきてヤバイですよー。

モンゴル料理シリンゴル

 昨日は日本橋に用事があったので、ついでに巣鴨まで足をのばしてシリンゴルというモンゴル料理屋さんに行ってきました。シリンゴルというのは内蒙古自治区にある錫林郭勒(しりんごる)という地方の名前からとったんでしょうか。お店はけっこう有名で、テレビでも何度か紹介されたのを見たことがあります。

シリンゴル
営業時間 18:00〜22:30(L.O.21:50)
東京都文京区千石4−11−9 大進ビル1F
 巣鴨駅から徒歩10分くらい。国道17号からちょこっと入った住宅街にあって場所がわかりにくいので、初めて行く時は地図をよく確認してから行ったほうがいいです。

 公式サイトがないみたいなので(昔はあった気がするんだけどなー)いろんなグルメ紹介サイトのURLを。
http://tokyo.gourmet.livedoor.com/restaurant/info/7770.html
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000727858/P018337/
http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13005632/


 存在自体は昔から知っていたのですが、実際に食べに行ったのは初めて。知人と一緒だったので、ここはひとつお大尽と行こうということになり、3000円のコース料理をたのみました。以下は二人分のメニュー。

1. お通し:揚げ菓子とミルク茶
 お茶は磚茶(=プーアル茶)を牛乳で割ったものです。このお店では牛乳を使ってるそうですが、草原で遊牧をしてる人たちは羊や馬の乳で作るそうです。西洋のミルクティーと違って砂糖ではなく、岩塩で塩味をつけて飲むのがモンゴル流。揚げ菓子は小麦粉の生地をくるくるんとねじって丸めたもので、たぶん中華菓子なんだと思います。そのまま食べたり、お茶にひたして食べたりします。

2. 前菜:ジャガイモの冷菜と豆腐の冷菜
 モンゴルではもともと冷たい料理をあまり食べないそうですが、中華料理の影響で内モンゴルの料理には冷菜があるそうです。ジャガイモは千切りにしてよく水に晒し、さっと茹でて中華風のドレッシングで和えた感じのものでした。ぱっと見「もやし?」と思うくらい透明感があって面白い料理でした。豆腐は中華冷奴。

3. 羊の叉焼(ちゃーしゅー)
 羊の肉で作った叉焼です。

4. 羊肉のボーズ(包子)とバンシ(羊水餃子)
 モンゴル・内蒙古では肉といえば羊。蒸し饅頭(包子)も餃子も中身は羊でした。

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5. モンゴル風の春餅(ちゅんぴん)
 春餅は小麦粉を薄く焼いたクレープみたいなやつ。春巻の皮のようなものですね。北京ダックと同じように、甘味噌を塗って、野菜や春雨や肉を巻いて食べます。モンゴル流は羊肉。とにかく羊!

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6. チャンサン・マハ(羊肉の塩茹)
 羊の腿肉を二時間くらい塩茹でにしたものだそうです。骨付きのまま、ちゃんと刃のついたナイフと一緒にバーンと出てきます。かなりの迫力。ものすごいボリューム! これ一皿でお腹一杯になってしまうほど。

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7. シュルテ・ホール(羊肉うどん)
 チャンサン・マハの茹で汁を使い、味を調えたものをスープにして、小麦粉で作ったうどんを入れたものです。テレビでこれと同じものをモンゴルラーメンって紹介してるのを見たことがありますが、ラーメンというより日本のうどんに近いです。スープの味が塩味で、具が羊なのがモンゴル風!

8: デザート:揚げパン
 お通しで出てくるのとは別の中華風の四角い揚げパンです。味はほとんどついていなくてコンデンスミルクをつけて食べます。素朴で美味しいお菓子です。

飲み物:アイラグ(馬乳酒)
 これはコースには含まれていないので、別料金でたのみました。蒸留していない馬の乳のお酒です。一見すると飲むヨーグルトそっくりで、飲んでみると日本酒をヨーグルトで割ったみたいな味。これがまあ、ものすごく美味しいんです。いくらでも飲めちゃう。アルコール度数はそれほど高くなさそうでした。

 料理の味付けは塩が基本です。 内蒙古は岩塩の産地でお茶に入れるのにテーブルにも岩塩がありましたが、氷みたいに透明で、とても美しい岩塩でした。料理の塩味も岩塩でつけてるみたいで、どの料理もカツンと塩味が効いてます。そこが中華料理とはちょっと違う点。ちょっと塩辛いんだけど、アイラグやミルク入りのお茶を飲みながら食べるとサッパリして美味しかった。

 20時からほとんど毎晩、馬頭琴のライブがあるみたいです。演奏者はチンゲルトさんというプロの馬頭琴奏者で、内蒙古で30年、日本で12年も演奏活動をしているそうです(お店で料理を作ってるのもチンゲルトさん)。モンゴルの音楽は日本民謡の音階にちょっと似てます。追分や、牛追い歌とそっくりの節回しの曲もあります。

 馬頭琴といえば『スーホの白い馬』という絵本が有名です。日本ではこれが小学校の教科書に載っていた時期があるので、馬頭琴という楽器を知ってる人はとても多いんです。でも、どんな音がするのか、どんなふうに演奏するか知ってる人は少ないですよね。

「そんなの知ってる。弾きかたはチェロと一緒だよ!」

そう思った人は半分正解で、半分ハズレ。チェロは弦を上からおさえるけど、馬頭琴は弦の下に指をいれて、上にひっぱりあげて音階を作るんです。

 モンゴルという名前だけは誰でも知っているので身近な国のような気がしてますが、ふと考えてみると知らないことだらけ。

 モンゴルがどこにあるか知ってますか? 中国とロシアの間にあるモンゴル国だけじゃなく、中国に「内蒙古自治区」という、モンゴル人が住んでいる地域があります。ここも、モンゴル。

 モンゴルではどんな言葉を話しているのか、どんな文字を使っているのか、観光で行くとしたら、どこから飛行機に乗ればいいのか、遊牧民族なので羊や馬の肉や乳は豊富にあるだろうけど、野菜はどんなものを作っているのか(そもそも畑をやってるモンゴル人はいるのか?)などなど、考えてみると何も知らないんですよね、モンゴル。

 そんな謎だらけのモンゴルを、より身近に感じられるお店でした。

Quack URL 2007年01月30日(火)15:43

こんにちは、はじめまして。
山海経について調べていたら珍獣さんのサイトにたどり着き、以後ひそかに愛読させていただいておりました。
シリンゴル、何年か前に行ったことがあります。茹でた羊がなんとも野生的な味で美味しかったのを思い出しました。
それにしても馬乳酒を飲まれたとはうらやましい。私が行ったときには品切れで悔しかったです。日本酒で割ったヨーグルトか…美味しそう。ぜひリベンジしに行かなきゃいけませんね。
ではでは、今後もかげながら応援させていただきます。

珍獣ららむ〜 2007年01月31日(水)12:17

 Quackさん、こんにちは。うちのはかなりトンデモ……って自分で言っちゃいかんですね。大真面目ですよ、ええ(笑)今後ともよろしくおねがいします。

 馬乳酒はほんとに美味しかったですよ。ぜひリベンジしてください。たしかヤギ乳のお酒もありましたよ。500mlのボトルで2980円くらいしたので飲みませんでしたけど、次はこれにチャレンジしたいです。

蚕納豆

 昨日じゃなくて、先週の日曜日にBugeaterさんの「昆虫食のひるべ2」に出席したんだけど、報告しようとしてるうちに一週間たってしまった……orz

 集まりの様子は昆虫料理を楽しむを読んでいただくとして、帰りにカイコの蛹入り納豆をもらったので、その紹介を少し。

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 これはBugeaterさん自作の納豆です。納豆はゆでた大豆を稲藁で包んで、藁についてる自然の納豆菌で発酵させて作るのが本式です。でも、身近にお米を作ってる人がいないと稲藁が手に入らないんですよねえ。ところがBugeaterさんはオギ藁で納豆を作っちゃった。オギっていうのは川辺に生えてるススキみたいなやつです。こんなものでも納豆ができるんだなーって、目から鱗がポーン!!

 これだけでもすごいんですけど、そこはそれ、名前からして「虫食い」さんですから、中身はもっとすごいです(笑) 興味のある方は続きをどうぞ。

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ふつー浮腫みって足にこない?

 虫関係とか脱出ゲー関係とかでここを見てる人も多いだろうに、あっちが悪いのこっちがキツイのって話ばかりですまんね、まったく。病人なんですよ。薬で頭はげてるし。これで半年後に死にますとかなら悲劇的でナイス(いやまじで)なのに、ぜーんぜん死にそうもないところがものすごくダサいのよ。

 まあ、それはともかく、浮腫みなんだけどさ。手術後に55kgくらいまで落ちてた体重が、今となっては60kg前後をうろうろしてる状態。さすがにこんだけ増えると看護婦さんも「アレ?」と思うらしくて、「浮腫んでない?」って聞いてくれるんだけどさ、ごめん、浮腫んでない。ただし、足は、ね。

 ふつう、浮腫みのあるなしって、足のすねを指で押して、へこんだまましばらく跡が残るような状態で見ると思うんだけど、わたしの場合はなぜか足には出ないみたいよ。

 でも、本当に浮腫んでないかっていうと実は自信がない。舌とか口の粘膜とかがふやけたような状態になっていて、歯の形に凹んだままもずーっともとに戻らないのよね。一体全体なんで口だけ????

 抗癌剤のあとは特にそんな感じで、そのせいか舌の裏の歯があたる部分がいつも口内炎になってジクジク痛くてしょうがない。最初はビタミンB不足なのかなぁと思っていたんだけど、浮腫んでるせいで傷になりやすいんじゃないのかなあ。

 今回もいつもの場所が痛いんだけど、ケナログ軟膏は塗ってもすぐ取れちゃってまったく効き目がないので↓こういうのを買ってみた。

口内炎パッチ大正A

 丸くて小さなパッチに薬剤がついてて、指先で患部に貼り付けるタイプ。これがけっこう使い勝手がよくて、貼ってる間は歯があたっても、舌を動かしても痛みがあまりないし、食事が染みたりするのも防げるみたい。ただ数時間もすると剥がれてきちゃうんだよね。剥がれたものは「溶けないので出してください」って書いてあるんだけど、かなりの確率で知らないうちに飲み込んでる。毒にはならないと思うけど。10枚入りで980〜1200円くらい。三日もたない。かなり高級品。普通の薬局で買えます。いつも一週間やそこら痛くてご飯もた食べられない(ウソ。痛い痛いってわめきながらちゃんと食べてる)ほどなんだけど、今回は早めにこれを貼ったせいか痛みはあまりなくなった。早くコレに気づいていれば……!

アフタッチ
 口腔粘膜貼付剤。↑は病院でくれる薬の紹介みたいなんだけど、町の薬屋さんで買えるのもこんな感じの錠剤です。成分はロリアムシノロンアセトニドって書いてあるからケナログ軟膏と同じみたい。塗るんじゃなく、錠剤を患部に貼り付けて使う変わった薬。指先に錠剤をちょんと乗せて、口の中の痛いところに押し付けて10秒くらい待ってると、ピタッとくっつく。しばらくするとジェル状に溶けて患部を覆うので長持ちする……はずなんだけど、舌だったせいか割とすぐに落ちる。ケナログ軟膏よりは長持ちすると思うけど。10錠入りで1100〜1300円くらい。これまた三日ともたないので高級品。ほしいときは病院で処方箋書いてもらったほうが賢いかもわかんないけど、効き目のほどはケナログ軟膏と大した違いはないと思う。

珍獣ららむ〜 2007年01月25日(木)10:41

 ロリアム……じゃなくて、トリアムシノロンアセトニドだ。もー、指先が軽く痺れててよろしくないんだよ。しかも引っ越してからこっちATOKのCDが出てこないので、ダサいIMEとか使ってるから変換ミス多くて。お金に余分があったら一太郎の新しいの買いたいんだよー。

珍獣ららむ〜 2007年01月25日(木)14:56

 口内炎は想像より早めに痛みが消えてきたので、大正製薬のパッチか、アフタッチのどっちかが効いている模様です。薬の成分で治すのはもちろんだけれど、歯や食べ物に当たって刺激されるのを防ぐだけで治りが早いような気がします。

 その後、アフタッチのほうも使い勝手を研究してみましたが、上手に貼り付けてジェル化すると、本当に長いこと患部に貼り付いてます。これでケナログと同等の効き目があるなら、かなり使えるんじゃないでしょうか。薬価が高いのがちょっと気になるけど、ケナログ軟膏でダメな人は、病院でこれを処方してもらうのもアリではないかと思います。

チム 2007年01月29日(月)06:28

あけましておめでとうございます。(かなり遅くて、すいません)
口の中の歯の後は私も年中ついてます。漢方内科。。。だったと思うんですが、そこで見てもらったら良いって言うテレビをこの前見ました(日本で)。私は日本に居る間は時間無くて行けませんでしたが、一度行ってみてはいかがでしょうか?
アメリカで口内炎の薬をもらった時かなりビックリしたのが
『痛くてご飯が食べれない時は、食前に塗って下さい』
って渡された薬は麻酔薬でした。。。
麻酔を普通に配る国??
ちなみに、アスピリンは99¢ショップで買えます。
ここまでくるとお笑いですよね。

珍獣ららむ〜 2007年01月29日(月)14:30

 あけましておめでとうございます。大丈夫です。今年の旧暦一月一日は2月18日なので、むしろ早いかも(笑)?

 口内炎に麻酔薬……そ、それはすごい。でも、日本でも鎮痛剤が出たりはしますよ。「喉が痛くて口内炎も痛くてしょうがない」と言ったら、ロキソニンという解熱鎮痛消炎剤が出てきたことがあって、こんなんで口内炎の痛みが消えたら画期的だなぁと思ったけど、ぜーんぜん効きませんでした。

 99セントショップにアスピリンがあるのは自己責任の自由の国だからなのかなーって思うけど、そのわりにくだらないことで訴訟沙汰になったりするんだから、アメリカって不思議(^^;

チム 2007年01月29日(月)16:06

間に合って良かったです!

確かに、口内炎の痛みは生半可ではないですからね。。。口内炎には蜂蜜が良いと聞いて何度かチャレンジしましたが、飛び上がりました。でも、治らなかったですね。

アメリカ人は面白ですね〜。それで、勝っちゃう所がまた面白い。

敵は病気だけじゃなかったりするんだね

 月曜から3日連続で病院だった。白血球が減ってるからというので注射をされていたわけです。毎度おなじみちり紙交換でござーい。

 本当だったら明日も病院へ行き、ちゃんと白血球が増えているかどうかを調べるための血液検査をしなくちゃいけないんですが、拒否して帰ってきてしまいました。ド平日の真昼間に4日も連続で病院に通い詰めるほど暇じゃないし、体力的につらくてかなわないんです。

 うちから慈恵の青戸病院まで距離的には大したことないので、タクシーを使ったら15分くらいでついてしまいます。タクシーだと往復で4千円くらい。足代に毎日4千円も捻出できないのでバスや電車を乗り継いでいくことになりますが、交通の便が異様に悪いのでたっぷり 1時間はかかってしまうのです。往復で 2時間です。2時間で済めば良いほうといわねばなりません。今日なんか青戸の駅前でバスを待っていたら30分くらい来なかった。亀有駅から家のほうへ行くバスも、昼時は 1本のがすと次が50分後だったりする最悪な路線で、これで東京都内だっていうんだから恐れ入谷の鬼子母神。往復するだけで 3時間くらい平気でかかる。電車やバスの中で座れるとは限らない。バスはどういうわけか朝より昼に混む。疲れてるところを立って帰らなきゃならんのです。病人だけど老人じゃないし身体障害者でもないので席を譲ってくれる人はもちろんおりません(薬のせいで禿げた頭を晒したところでただのファッション)。

 そして病院での待ち時間。採血があるときは結果が出るまでに1時間くらいひたすら待たされる。さらに注射をするとしたら、薬のオーダーに30分くらい待たなきゃなんない。さらに会計に30分くらいかかるので、ここまで通算すると5時間ですか。一日仕事です。朝起きたときは元気でも、家に帰ったらグッタリですよ。もう何も出来ない。掃除すらマトモにできませんよ。ご飯食べて寝るのがせいぜい。

 それでも減り傾向の白血球をほっといたらもっと危険と思うから三日通った。が、しかし、本当に明日も行く必要があるのかないのか。わたしにはあるとは思えない。病院で顔見知りの看護婦さんと目があうと、必ず言われるのが「インフルエンザが流行りはじめたからね!」「風邪ひかないようにね」ということなんだけれど、それなら家で寝てたほうがよほど安全なんじゃないかと思う。電車やバス、病院の待合室、どこも危険だらけじゃないか。月曜日にCTを撮りにまた病院へ行くので、その時に血液検査をして、減りすぎてたらまた注射ということでいいんじゃないかと思ったわけです。

 が、それを先生に申し上げたところ「それは自分の考えとは違う」と強くつっぱねられ「ボクはもうお手上げなので、そういうことなら治療は終了ってことになりますが。診ないとは言わないけれど、あなたが好きなときに来て診察を受けていけばいいんじゃないですか」というようなことを言われました。

 わたしとしては、黙ってすっぽかし「こないだはすみません、朝起きたらもう夕方でした、テヘッ」とか白々しく言い訳するということもできたんですが、そんな患者を診るのはイヤでしょうし、これまで本当にちゃんとしてくれた先生だからこそ、話して理解を得ようと思ったわけです。が、先生の反応は、むしろ「あなたがイヤだと思うんなら、黙ってキャンセルでもなんでも巣りゃいいんじゃないですか」っていうのと同じなので、もうバカとしか言い様がないんです。いえいえ、無理解な先生がバカなんじゃなくて、バカなのはわたくし。言うだけバカでした。

 先生としては、検査をして増えているのを確認しなければ注射をやめられないと言いたいようで、もちろんそれがベターなのはわかっているのです。わたしが言いたいのは、そのために通院してぶっ倒れるのは愚の骨頂といえないか、ということなのですが、先生はただただ「その考えには賛成できない。もっと悪い患者さんをたくさん診ている。白血球が減っている状態で肺炎にでもなったら本当に危険な状況になる」とお約束のように繰り返されるばかり。「もっと長い期間注射に通っている患者さんも沢山いるんですよ」とも言ってた。

 他人を引き合いにだされると微妙にムカついてくるのはわたしだけでしょうか。病状も違えば住んでるところ、金銭的余裕、年齢、性別……は婦人科だから同じか、まあとにかく、ありとあらゆることが違うのに、他人は我慢してるから、あたなも我慢しなさいと言われても困ります。あきらかに危険な状態なのにわたしが拒否したっていうんなら、先生の反応にも納得がいくのですが、これまでの状況から考えて、注射を3日連続で打って白血球が増えなかったことはないでのです。だからそこまで必死になって病院に通い詰めなければならないほど危険な状況ではないと考えられるのです。その事実を数値的に確認していないだけで。

 「確認できなきゃ危険とみなす」これは正しいです。教科書どおりのお仕事です。しかし、わたしは病院に通うために生きてるんじゃありません。しまいには、

「わたしも普通の人間(どこが?)なので、正直ほんとうにキツイんですよ」
「それはわかります。ボクも医者である前に人間ですから」

なんて会話までした。なら先生、あんたが毎朝車で迎えに来てくれるのか? 治療費払ってくれるのか? 

 ぶっちゃけお金もないんです。注射1本4000円ですから、3日通ったら12000円ふっとんでいきます。ちなみにこれは3割負担の値段です。保険が利いてるからこそこの値段で済んでます。

 月曜にCTを撮ると、これまた1万円くらいポーンと飛んで行きます。高額医療費の返還制度は、入院と外来で別の計算をするので、外来でかかった分はまるまる払わなければならないのです。ド平日に四日も遊んでて、それでどこからお金を捻出しろというのかと。先生がいくら危険だと大騒ぎしても、金銭的にどうにもならなくなる日が早晩くるというものだよ。

 まわりで見ている看護婦さんがハラハラしてた。さあどうなる、このまま「わかりました、転院します!」まで言わなきゃだめか? ちなみに近所の総合病院には産婦人科はないぞ。ここをやめたら通える範囲にないので本当に治療終了だが、まあそれもまたヨシだ。死ぬことより金欠のほうがコワイっちゅーの(いやホントに、冗談じゃないですよー)。

 まあ結局、先生は立場上、危険については説明しなくてはならないし、説明したにもかかわらず患者が拒否してるんじゃどうしようもない、という立場も説明しなきゃいけないし……ということらしかったので

「わかった。先生は充分にしてくれてます。先生は説明した、わたしはそれを拒否した、それでいいです。問題ないです」

ということになり(いやだから、この件でうっかり肺炎になって死なないまでも苦しいことになったとしても、別に先生のせいだなんて言うつもりないですってば)、29日の月曜日にCTを撮りにくるから、その時に採血して問題があったらまた注射(死ぬー、財布の中の現金飽和度がどんどん下がっていくー)ってことで話はつきましたとさ。


 あのさー、mixiとかで○戸病院の話が出ると、悪評ばっかりわらわら集まってきちゃうんだけど、ここの先生はこの通りすげーちゃんとやってるよ? 先生はいっこも間違ったこと言ってない。すごくちゃんとしてくれてる。ちゃんとしてくれすぎて、患者のほうが「もういい、タスケテー」ってなっちゃってるくらい熱心なんだよ。なんでこれで評判悪いんかね。本当にまったく意味がわからない。

 ってわけで、まだ日が出ているけどわたしゃ寝る。ああ、アホくさ。余計な体力使った。次は黙ってすっぽかそう。

珍獣ららむ〜 2007年01月24日(水)17:19

 そういえば、漢方薬なんだが、牛車腎気丸はどうもいやな予感がするので、芍薬甘草湯か、なんか別なのにしてもらおうと思って、とある漢方薬局で相談にものってもらいました。わたしは保険の利く方法を希望しているのに、ここは保険調剤をしてないので、本当に無料で相談にのってもらってしまった(マジごめん)。「無理してうちで購入しなくていいですよ。病院の薬が効かなくなったら来てくれればいいから」と言ってくれた。

 で、手足のしびれだけじゃなくノボセやその他もろもろあるし、便秘じゃなくて便はゆるいほうなので、下手なものを飲むと下痢しちゃうんだよって話したら、加味逍遙散と補中益気湯を併用するのがいいんじゃないかと言うことだった。加味逍遙散は更年期障害の薬として普通の薬局にもよく置いてあるやつだよね。

 加味逍遙散の効能に「便秘」ってのがあったので、大丈夫ですかと効いたら、実際には下剤のような作用のある生薬は含まれていないので大丈夫だし、この薬のいいところは、仮に効かなくても副作用が出にくいことだとも言ってた。

 それに、加味逍遙散には芍薬と甘草も入っているので、手足のしびれを止めるというような効能はうたわれていないけれど、芍薬甘草湯と同様の効果は期待できるとも説明してくれた(ちゃんと調剤するんなら、さらに芍薬を追加で処方するらしいんだけど)。

 加味逍遙散、補中益気湯、芍薬甘草湯のどれもツムラやなんかのエキス錠になっていて、保険診療の範囲内で処方できる薬なんだと。

 で、保険の範囲内で出してもらうためには病院の先生に納得してもらわなきゃならんのだけどもさ、案の定、イヤそーにしてたわ。なんかね「そういうところの薬剤師さんは知らないと思うけど」と前置きして、わたしが投与されてるカルボプラチンとドセタキセルによる手足のしびれには、牛車腎気丸が効くというデータが出てるんだと言い張ってた。いや、だからね、別にそれを疑っているんじゃなくってさ、あー、もう、なんていうかさー、センセーが見てるのは「しびれ」なんだけど、わたしにとっては「全部」が症状なのよね。抗癌剤直後で体に水分が溜まってるのもそーだし、半年前の手術からこっち、どうしたって家に篭りがちで筋力が減ってる(漠然とした体力が落ちてる)のもそーだし、のぼせたり、寝汗をかいたりするのもだし、もちろん指先のしびれも症状なのね。ぜーんぶひっくるめて考えたときどーよって考えて、自分としても補中益気湯や加味逍遙散がいいんじゃねーのと思うから提案するわけだけど、先生は芍薬甘草湯なら良く聞く処方だけど……とかなんかもごもご言ってて、

「最終的にはご希望のものを処方できますが、後で言ってください」

だって。 後でって何時よ? 後で後でって言ってたら手足のしびれはたぶん治る。抗癌剤の効き目が薄れたら治ると思うんだ。でも、のぼせその他は卵巣がなくなったせいもあるので末永く残るんだよね。そういう軽微な症状はスルーされちゃうでしょ。これまでもわたし、いろんな人に「のぼせがある」って言ってるけど、抗癌剤にアルコール入ってるからって言う人が大半だった。あのさ、アルコールの影響は一ヶ月も続かない(っていうか、病棟の看護婦さんは、わたしに卵巣が片方残ってるみたいに思ってる人がすごくたくさんいるんだけど…カルテに記載ミスか、極端にわかりにくい記述があるんジャマイカ。と、誰に言うともなくここで言ってみる実験。事実わたしには手術以来生理がない。片方あったら来るはずだ)。

 芍薬と甘草も入ってるんですってばーって説明しようかとも思ったけど、相手も立派なお医者様だし、そいうの説明するの失礼な感じもするでしょう。めんどくさいから「もういいやコイツには頼まないしー」って感じになってきた。ええと、保険で出してもらえればありがたいってのが最大の理由だけど、黙ってよけいなものを飲むのはよろしくないという判断もあって医者に相談してる。が、そういう気ののらない反応をするんなら、もう相談しない。そういうことだ。

 まあ、想像できる結果だけれど。だからわたしは、西洋医学の医者が「漢方」って言い始めると額にシワが寄るんだよ。

 ちなみに今日も指先はしびれてる。バス代払うのに小銭を財布から取り出すのに苦労する。

ひろこ 2007年01月25日(木)16:14

わかりません、って言える医者は信頼できる気がする。

バカを相手にするのは体力的にもつらいと思うけど、
「最終的にはご希望のものを処方できます」
と言う部分だけ聞いて、
「出して下さい」と言うしかないのかもね。

BUNBUN 2007年01月25日(木)16:31

はじめまして 毎日お疲れさまです。白血球の注射の件ですが、身内の医療関係者によると、数年前までは患者自ら注射できるものだった(インシュリンのように)ようなのですよ。治療そのものは、青○病院でするとして、白血球の注射と検査は近所の医療機関で出来ないか相談できないかな?

珍獣ららむ〜 2007年01月25日(木)17:23

>ひろこさん
 この件に関しては、わからないから判断できないって言ってくれていいような気もするよね。専門外なわけだし。調べとく、でもいいしね。

>BUNBUNさん
 はじめまして。そうなんです。自分でどうにかできたらさぞ楽になるだろうと思うんです。ちと痛そうだけど、病院に通う労力を考えたら克服できると思う。血液検査だけは病院でするとしても、注射を家でできるのならば通う回数は格段に減らせると思うんです。

 数年前まで自己注射だったという薬はどういったものなんでしょう? 今は白血球が減るとG-CSFという類の薬(商品名で言うとグラン・ノイアップ・ノイトロジン……)を使うのが主流のようで、ちょっと検索してみたら2006年2月現在で日本では自己注射の認可が下りてないようなこと書いてあるページをみつけました。

 でも、2006年11月の日付で、C−GSFの自己注射を覚えたという人のブログを発見し、何がなんだかわからなくなってしまいました。内緒で自己注射を進めてる医師もいるのかなあ。さすがに無認可の医療行為まで要求するわけにはいかないしねえ……

BUNBUN 2007年01月25日(木)21:04

薬は、ノイトロジンだったようです。その当時、完全に認可されていたのか、暗黙の了解のもとで患者に処方されていたのかはわかりません。ただ、患者の自己注射そのものは行われていたとのことでした。
 いずれにしても、現在では、完全に禁止になっているので自己注射は不可能でしょう。次善の策としてはやはり、紹介状をもらい、近所の開業医でやってもらうのがいいと思うのですが、むずかしいのかな?

珍獣ららむ〜 2007年01月25日(木)21:56

 うーん、難しいですねえ。わたしは一応今回で抗癌剤の投与は終わったってことになってるんです(再発すれば別ですが)。ということは、骨髄抑制もそう長くは続かない。あと何回薬が必要なのかよくわからないんです。もしかしたら使わずに済むかもしれないし、しばらく使わなきゃいけないかもしれない。

 その状況で近所の開業医にお願いすると、普段使わない薬の在庫を作ってしまう可能性があると思うんですよ。高い薬ですし、ちょっと頼みにくいですねえ。これから半年続く、とかならお願いしてみる価値はあると思うんですけど。

 それに、抗癌剤治療の場合、血液検査で見ているのは白血球数だけではなくて、次の抗癌剤の予定を組むために腫瘍マーカーの値なんかも見てるみたいなんです。近所のお医者さんと、○戸病院の先生が連絡を取り合ってくれるんだったら、血液検査も近所でやって、必要なデータををやりとりしてもらい、抗癌剤だけ○戸病院でするとかできますよね。でも、こういうのは提携契約でもしてないと面倒がられてしまいそうなんですよねー(^^;

 ありがちなところでは、町のお医者さんで癌が発見されて、そのお医者さんの出身大学に紹介状を書いてもらって、手術とか抗癌剤とかは大学病院でするけど、その他のケアは町のお医者さんでやる、とかだったら現実的な案だと思うんです。わたしの場合、そういうつながりで今の病院にかかってるんじゃないので、ちょっと難しいと思います。

 でも、そういう手もあるんだなって再確認させてもらってよかった。今のところ抗癌剤が劇的に効いてるのでなんともないんですけど、いつ再発するかわからないので、次はなんらかの手を考えた方がいいですよねえ。週の半分を病院通いで潰すなんて、たまらんですわ、もう、ほんとに。