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環天頂アーク天頂環、逆さ虹
英:Circumzenithal arc, Circumzenith arc, 略号CZA
中:環天頂弧, 环天顶弧
エスペラント:Cirkumhorizontal arko
 
 環天頂アークは、天頂環、天頂弧、環天頂弧、逆さ虹などの別名あがります。朝または夕方に、太陽の上46度くらいのところに、逆さに反った虹のようなものが出ます。この虹は太陽に近い方が赤、遠い方(天頂側)が紫になっています。これは太陽が低いところにいないと出ない現象です。

2011年4月15日16時30分ごろ、葛飾区水元にて。


上の写真の数分後。


16時50分ごろ。
 
 この日はお昼過ぎから内暈が出ていて、夕方になって環天頂アークが出ました。慌ててカメラをつかんで町に出ましたが、道行く人は変な顔をしながらこっちを見るくせに、空に見えているものには誰も気づきませんでした。
 

ひとつ上の写真を見やすいように修正したもの。
 
 少し修正をかけるとまだ内暈が出ているのがわかります。内暈の左側に明るい点があるのは幻日です。環天頂アークは外暈に接して出現しますが、外暈は見えそうで見えない感じですね。

その2

2011年12月07日葛飾区水元にて、13時半ごろ。

 環天頂アークは太陽が低いところにいないと見えません。そのため夕方か朝に見えることが多いのですが、真冬だと太陽が低いところを通るので真っ昼間でも出るようです。この日の天頂環はとても色が濃くて、道に止まっている自動車のフロントガラスにまで映っていたのは驚きました。この時の様子はブログにも書きましたのでどうぞ。別窓で開きます。>珍獣様のいろいろ・天頂環

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