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幻日
英:Sun dog
中:幻日
エスペラント:Parhelio
 
幻日
2010年03月29日朝6時8分ごろ、三重県の亀山あたりで撮影。
 
 これは旅先で電車の中から写しました。名古屋から伊勢を目指して青春18切符の鈍行旅行です。ガラス越しの写真なのでぼやけていますが、太陽の右、たなびく長い雲の下に明るいポイントがありますが、それが幻日です。太陽がもうひとつあるように見えるからそう呼ばれます。左右に出ている時は太陽が三つあるように見えます。写真では白っぽく見えますが肉眼ではきれいな虹色に見えていました。幻日点の虹は内側が赤、外側が紫の虹色をしています。ガラスがなければもう少しましに写るでしょうに、かえすがえすも残念です。この日は朝方まで雨が降っていて、それがぱーっと上がりました。電車で移動中に窓から虹も見えました。
 
幻日
上の写真から幻日の部分を切り抜いたもの。
コントラストと彩度を上げてある。
 幻日は太陽の左右に22度離れたところに出ます。同時に内暈が出ているときは、幻日と暈が重なって見えるはずですが、そういうのはまだ見たことがありません。暈は太陽が高いところにあっても出ますが、幻日は太陽が低いところにないと見えないそうです。
 

その2
幻日、内暈、環天頂アーク
2011年4月15日葛飾区水元にて。
 
 これは環天頂アークの写真をコントラストの調整やアンシャープマスクをかけて修正したものです。内暈に接するように太陽の左側に幻日が出ています。ちょっと前に「そういうのはまだ見たことがない」と書きましたが、この時も肉眼では内暈がほとんど見えず、幻日だけがうっすらと見えていました。

その3
幻日
2011年11月2日葛飾区水元にて。

 写真の左端に写っている小さな光が幻日です。もっとハッキリ写るといいんですが、なかなか良い条件には恵まれないものです。

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