和名 | ハタケチャダイゴケ |
別名 | |
中国名 | |
科名 | 腹菌類チャダイゴケ目チャダイゴケ科 |
学名 | Cyathus stercoreus |
原産地 | |
採集地 | 東京都葛飾区 |
そのかたちは根・茎・葉がなく種ができる……この謎な物体、謎のままにしておこうと思ったら、よく書き込みをしてくれる骨月伝吉郎さんに、たちまち正体を見破られてしまったのでした。この物体の正体はハタケチャダイゴケというキノコです。もっとも、キノコの種類はものすごく多くて、まだ名前もないものも多いということなので、「ハタケチャダイゴケの一種」くらいにしといたほうがいいのかも。
葛飾区では、街路樹とか公園の木を枝打ちしたときにでる木材を、チップにして公園の土にまいたりするんですが、チャダイゴケは腐ったチップの上にたくさん生えるみたいです。地べただけの場所では見たことないです。 ふつうキノコは胞子をとばして増えるでしょう。胞子はごく細かい粒子だから、風にのって飛んでったりするわけですが、このチャダイゴケってのは、ラッパの中に入ってる「ゴマ粒」のようなものの中に胞子ができるらしいです。ゴマ粒じゃ風に乗るのはむり。
その秘密は、しばらくしてもう一度見に行ったらわかった気がしました。
ラッパはすっかり型くずれして、でろーんと潰れた状態でカラカラにひからびていました。そのまわりにゴマ粒が飛び散っています。 そこで考えました。
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