|目次|語り部屋|珍獣の館|山海経|博物誌|直前に見たページ| |
熊狩りに行った兄弟
アイヌの昔話 あるところに仲の良い兄弟がいて、自分たちも一人前の大人になったのだから、そろそろ熊狩りに出かけようということになった。 兄弟そろって草深い山にわけいると、山肌にパックリと口を開けた熊穴をみつけ、どうやって熊を責めようか相談した。 弟が
弟が穴へ入るとたちまち格闘がはじまった。
兄はすっかり驚いて、その後も何かにつけて、熊狩りというのは恐ろしいものだと、人に語るのだった。兄の名前は睾丸で、その弟というのは男根である。 |
|目次|語り部屋|珍獣の館|山海経|博物誌|直前に見たページ| |
|