2月3日は節分ですわ。豆をまいて鬼をやっつける日ですの。
ヤな感じのものをおっぱらうのに、ものを投げつけるのは、わりと自然な行動なんだけれど、なんでまた豆なのよ?
東洋では、木 火 土 金 水 の五つの力があわさって、世界がなりたってると考えるんだけど、豆ってのは硬いから、硬いものは金の属性なんですって。
金っていうのは、鉄とか銅みたいな鉱物のことだったり、お金のことだったりするんだけど、災いも金の属性なんですって。どーしてそうなのかはよくわかんないけど、そういえば剣とか槍とか人殺しの道具って、ふつう金属製なのよね。
ところで、金の属性のものって、熱すると溶けるわよね。だから、金は火に弱いのね。前に説明したとおり、かた〜い豆は金の属性なんだけど、節分の時に投げつける豆は、必ず炒ってあるじゃない〜い?悪いもの(金)を火で炒ってやっつける、ここらへんからもう鬼退治がはじまってるらしいの。
なので、買ってきた豆をそのまま使うんじゃなくて、フライパンで軽く炒ってから投げると効果倍増なのよ。
ところで、節分というと歳の数だけ豆を食べるのですが、もちろん若くて美しい珍獣様は18粒でおっけーよ(うそ)。
ってなわけで、よい豆まきをいたしてね。
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