超・節分の図

 超漢字で節分画像を描いてみようと、画用紙という小物(アプリケーション)をひっぱり出してみたが、そのあまりのわかりにくさに挫折。
 結局つかいかたはわかったのですが、わかってからも「どうしてこんなふうに作ってしまうんだろう」と首をひねらずにはいられないのです。むずかしいんじゃなくて、わかりにくいんです。
 このちがい、わかっていただけますぅ(T-T)?


 
1月3日(木)
 がぼ様(猫)が吐くんです。ご飯を食べると、間もなくゲーっと。まるっきり未消化のドライフードが出てきちゃうのね。いわゆる毛ゲロではなさそう。
 ううむ、新年そうそう病気とはやるじゃないか。しょうがない、明日病院につれてゆこう。
 

1月4日(金)
 がぼ様を医者にお連れした。
 ペット用の籐のカゴに詰め込んで運ぶが、移動中もなきわめくので猫さらいにでもなった気分。

 カゴ詰めのまま診察の順番を待っていると、ごきげんなシーズーが近づいてきた。がぼ様、カゴの中からシーズーをシャーッと一喝。シーズーはでっかい目をころげおちそうなほど見開いて「今のナニ。なんかいたよ。シャーっていったよ」とおどろいていた。

 診察室でもがぼ様はひとあばれしそうだったが、看護婦さんが大きめの洗濯ネットをもってきて、あざやかな手並みで袋詰めにする。プロってすごい。
 がぼ様は、袋の中でもぎゃーぎゃーなきわめいて抵抗していたが、驚異のはやわざで注射を打たれる。
 胃か十二指腸の炎症だろうから、夜まで絶食させれば治るだろうとのことだった。3日分の胃薬をもらって帰った。

 それにしても胃炎とはふざけた病気だ。
「オレサマ、でりけぇとな男だぜ」
と、ストレス説を主張するがぼ様であるが、原因がほかにあることは明白である。ずばり、鰹節の食いすぎであろう。最近がぼ様はぜいたくをおぼえられて、ドライフードに鰹節のトッピングがないと食事をなさらないのである。これにこりて、食生活をみなおしてもらいたいものだ。

 夜、少なめにドライフードを出してみると、がぼ様はこりもせず鰹節を要求してきたが、さすがに空腹だったのか、無視しているとあきらめて食べたようである。注射がきいたのか吐き気もないようだ。
 

1月5日(土)
 胃薬を飲ませようとしたら逃げられた。どうやら全快したようだ。これからは腹八分目で禁鰹節でおねがいしますよとお諫めしてみたが、たぶん聞いてないと思う。

1月11日(金)
 おゲイツのペケ箱の定価が決まったらしゅうございますね。34800円ですって。ペケ箱ってすごいのよ、側面が全部スリットになってるの。それのどこがすごいかっていうと、つまりそれだけがんばって換気をしないと、熱がこもって暴走しちゃうってことなのよ(それだけ速い CPU を積んでるってことですわ)。ところで素朴な疑問なんですけどぉ、そんな機械で日本のキビシイ夏をのりきれるのでしょうか?

 などと、最先端技術に思いをはせつつ、わたくしはゲボカラーでドラクエ3にいそしむ日々なのね。すでにギアガの大穴に飛び込んで、魔王の城まで来てるんだけど、なんせ仲間が 3人とも遊び人だもので、○ラモ○ゾンビが倒せないのよね〜。って、今さら伏せ字にする必要があるのかと言われそうだが、伏せ字はボスキャラへの敬意のあらわれだから発売から何十年たっても必要なのですっ!
 

1月14日(月)
 ジオシティーズのサイトスペースも手狭になったので、よその無料レンタルスペースを借りて珍獣の館を増改築しつつあります。あくまで増改築であって、引っ越しではありません。トップページの URL は変わらないし、ほとんどのページの URL も変わらず、基本的にはこれまでどおりでございます。

 移動したページや新ネタへのリンク。

珍獣の館トライポッド分室
  リンク部屋
  お言葉バックナンバー
  山海経異聞録
  珍獣日記えくせれんと(2002年1月以降 今見てるコレ)

珍獣様のかくれが(hoops!)
  山海経外典 
  カステラ系伝説(新企画)

超・珍獣の館 ぐ〜!(goo)
  超漢字関連(新企画)


1月15日(火)
 ついにドラクエ3のエンディングを見た。勇者は LV71 で、3人の遊び人たちは LV30 前後。このレベル差が何を物語っているかというと、魔王の城近辺では、遊び人が常に棺桶に入ってたということだ。4人そろって魔王をたおしたいのは山々だけど、生き返らせてもすぐ死んじゃうんですよ、遊び人ってやつわもう(笑)

1月20日(日)
 お台場(っていうか青海なんだけど)に去年できた日本科学未来館(略してミーサイって、なんでミーサイ?)に行ってみた。宇宙飛行士の毛利さんが館長をしている博物館である。

 近くに住んでるのに、なかなか見に行けなかったのですが、今日は突然おもいついて午後からパーッと見に行ったというわけなのです。
 入り口で「友の会に入ると年間無料パスがもらえます!」と勧誘していたので、会費がいくらなのか聞いてみたら、1年で 1000円だということです。ちなみに入場料は大人 500円。2回くればもとがとれるってこと? なーんだ、それなら入っちゃおう。近いから、年に 2回くらい来られるし。っていうか来るし。わたくしの感覚だと、お台場は近くのファミレスみたいなものなので。まあ、電車に乗らないと行けないので、ファミレスよりはちょこっと遠いけれども。

 でもって、気軽にほいほいっと友の会に入会してみたところ、
「 2時から毛利館長をかこんで新年会をやってますから、ぜひどうぞ」
なんてことを言われてしまいました。
 館長をかこんで新年会? わたくしの頭には、お座敷でくるま座になって、館長と酒をくみかわしたりしている絵が浮かんでまいりました。2時といえば、ちょうど今はじまったばかり……
「どこでやってるんですか?」
「 7階です」
 行ってみると、そこはお座敷ではなく、小さいけれど立派なホールで、舞台のまわりに参加者の席がすり鉢状にとりかこんでいる形式の部屋でした。国際会議のニュース映像とか、そういうのを想像するといいかもです(規模はかなり小さいですが)。
 想像とはちがったけれど、たしかに「かこんで」いるようです。でも、なんだか変です。舞台にいるのは毛利さんではなくて、見知らぬおじさんが、ゴキゲンにミーサイの説明などしてるんです。
「日本科学未来館の略称を決めようという話があって……うちの英語名称はナショナル(National)・ミュージアム(museum)・オブ(of)・イメージング(emerging)・サイエンス(sciensce)・アンド(and)・イノヴェーション(innovation)なんですが、館長が『うちはインターナショナルだから、ナショナルはいらないな』といって、ナショナルは無視しました。で、ミュージアムのM、イメージングのE、サイエンスのSC、イノヴェーションのIをとって、MeSci(ミーサイ)になったわけです。……それで、この建物を建てるときに、デザイナーさんが『どんなものを入れるための建物なんですか?』と言うんですけど、何かを入れるための建物にしてしまうと、展示物を入れかえた時に使えなくなるかもしれないので『なんでも入れられるようにしてください!』とたのみました。そういうわけで、この建物ができたんですね。1階と 2階が吹き抜けで、……の屋根がはずれるから、なんでも入りますよ!」
 お話そのものは面白いのですが、何が変って、どーもムリして時間をつないでる感じなのですよ。そのうち、おじさんの話も終わり、プログラムの最後にやるはずだったビンゴゲームがはじまってしまいました。どうやら主役の毛利館長が、まだ到着していないみたいらしいのです。
 ビンゴゲームのあとに休憩があったので喫茶スペースでジュースを飲んでいたら、さきほどのおじさんが仲間の人と立ち話をしていました。
「オレも台本なしでよくやるわ」
やっぱり予想外のアクシデントだったわけね。

 けっきょく毛利さんは、休憩のあとしばらくして到着しました。
 会員の中から選ばれた子供達がミーサイと毛利さんに対するメッセージを読み上げ、毛利さんはそれにいちいち返事をしてました。中でも面白かったのは
「大気圏突入ってどんな感じですか?」
という質問。
 この質問をしたのは妹ふたりと一緒に舞台にあがったお兄さんなんですが、妹たちが積極的なのに対して、お兄さんは緊張しちゃって、ひとっこともしゃべれなくて、毛利館長にさんざんはげまされて、小さな声でやっと口にしたのがこの質問。
「うーん、映画なんか見ると、ガタガタゆれたりしてるけど……実際にはぜんぜんゆれないんだね。自分の体では重さを感じないんだけど、今まで浮いていたモノが床に落ちるので、突入したなってわかるんですよ。もう地球に帰らなきゃいけないのかーって寂しい気持ちになりますね」
 毛利さんはそんなふうに答えてました。突入時にはゆれないとか、宇宙では浮いてたものが大気圏に入ると「落ちる」とか、実際にその場にいた人でないとわからないことばかり……
「ところでキミたちはケンカとかするの?」
毛利さんにそう聞かれて、兄は頭をかきながらこう言った。
「……はい。いつもボクがわるいんです」
 これを聞いて会場からどっと笑いがまきおこる。えらいぞ兄。あんたがその質問をしてくれなかったら、こんな話聞けなかったかもしれないのだから、自信もっていいぞ!

 それから、参加者と毛利さんの記念撮影がはじまるというので、珍獣は新年会場をあとにしました。時刻は午後 4時ちょっと前。このまま新年会でなごんでいると展示をひとつも見ないうちに閉館時間になってしまいそう(土曜日だったら夜 8時くらいまでやってるらしいんですけど)。←うそ。8 時までやってるのはレストランだけみたいです。博物館はもっと早くしまっちゃう。
 そんなこんなで大急ぎでひとまわりすると、蛍の光が流れてきたので帰ることにしました。面白い展示やら意味のわかんない展示やらいろいろあったけど、全体を見て強く感じたのは、この展示のデザインを考えた人たちの心のふるさとは、スタートレックや銀河鉄道999だったりするのかなあってことなのです。
 

1月24日(木)
 デジカメを買っちゃったのね。ほんとは今日買ったんじゃないんだけど、買った日に書きそびれたので、今日ってことにしちゃうのよ。
 今まで使ってたデジカメは、ホントいうとわたくしのじゃなくて、家来からとりあげた品なので、そろそろ買い時かなあ、なんて。おほほほ。

 そういうわけで、にゅ〜デジカメで撮影したいやがらせ画像をひとつ。いまどき64KBくらいなら誰もイヤがらないかもしれないけれど、巨大ながぼ様(猫)の写真をどうぞ。

gabo.jpg
 貼らないでURLを書いちゃうあたりに迷いを感じるわね(しかもひよってJPGの圧縮率あげてるし)。いやがらせのプロなら、「ねえねえ、見てみて。かわいいでしょ〜!」とかいいながら、未加工の巨大ファイルをナチュラルな善意で貼りつけちゃったりするんだわ。わたくしもまだまだ、青いって感じがする〜。
 

1月26日(土)
 久しぶりに葛西臨海水族園に行った。曇り空で寒かったせいか人が少なくて、午後から見に行ったわりにゆっくり見られた。
 葛西臨海水族園といえば 2000年10月の日記 で、ナーサリーフィッシュの画像がみつからなかったと書いたのですが、ないものは自力でどうにかしちゃうのが基本でございます。デジカメも新調したことだし写してきちゃったというわけなのよ。

 
ナーサリーフィッシュ写真をクリックすると大きくなります(22KB)

 こんな風に、暗い水中でぼえ〜んと浮いたままほとんど動きません(ただし、この写真をとったときは夕方だったせいか、この魚にしては活発に動いてました)。


 
ナーサリーフィッシュ写真をクリックすると大きくなります(22KB)

 こっちはナーサリーフィッシュの雄の写真。
 ひたいに出っぱりが見えますかしら。メスが産んだ卵を、このでっぱりに引っかけて、オスが守るのです。


 
 フラッシュをたかないと写らないかと思ったけど、露出をうんと上げて、魚が明るいところに漂い出てきたところを写せばそれなりに写るみたいなのよ。興味がある方はチャレンジしてくださいませ。わたくしのカメラ小僧レベルは地を這うような感じですので、もうちょっと腕のいい方が写せばもっとすごい写真がとれるかも。

 ところで、デジカメ作ってる人がもし見てたらちょっと考えてほしいのですが、珍獣が買った CAMEDIA C-100 っていう機械は、電源を落とすとフラッシュの設定がリセットされちゃって困ります。水族館や動物園では生き物が驚くのでフラッシュが禁止されてるところが多いので、フラッシュ OFF の設定をずっと記憶させておきたいんです。
 電源を落とさないとあっという間に電池を食うし、落とすとフラッシュの設定がオートに戻っちゃうし(忘れてシャッターを押すと意図してないのに光ってしまう!!)、すっごくすっごく迷惑なんですぅぅ。
 って、もしかして、最新の高級品だとそんなことなかったりして(怒)?
 

 ところで、珍獣の館に足を運ぶ人は、きっとフライングフィッシュというものをご存じかと思うのですが、最近の説では、スカイフィッシュは海の生き物で、たまに海から出て空を飛ぶのではないかという説があるんだそうです。
 実はわたくし、某所(ってバレバレ)の水槽にてそれらしい生き物を偶然撮影してしまいまして、掲示板に画像貼ってみましたが、読者のみなさんは鈍感なのか、はたまた精神力が強くていらっしゃるのか、誰も驚いてくださらないの、ほほほ。
 どこでどうやって写したかは聞かないでください。バレたら興味本位の見学者が殺到して、水槽の持ち主に迷惑がかかるかもしれませんから。ええ、そうなんです。水槽にいるってことは、たぶん今もその水槽にいるんだと思いますけど、なんせ高速で「動いている」ものですから、いつでも見えるとはかぎらないと思います。
 掲示板のログは 山海経外典・スカイフィッシュ に転載しておきました。なお、高速で「動いている」ものは、たしかに動いてましたが、泳いでたわけではありません。
 

自分の写真を自慢したくなっちゃった人へ
 あ、そうそう。今までは、写真とったんですけど〜って人には「メールで送られてもこまるし〜」なんて冷たく言ってたわけですが、これからも言いますのでよろしく〜。
 でも、最近はサイトをたちあげるほどの根性はなくても、写真だけ公開できちゃうシステムがあったりするのですよ。

◎Yahoo! フォト
http://photos.yahoo.co.jp/
 ここにね、自分でとった写真をアップロードできます。たぶんそんなにむずかしくはないので、ヘルプ読みながら挑戦してみてくださいませ。
 ためしに珍獣もアルバム作ってみました。
◎やりがいあふれる写真
http://photos.yahoo.co.jp/sciureto/
「いきもの」ってところをクリックすると、写真のサムネイルがでてきます。サムネイルをさらにクリックしてくださいませ。

 
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珍獣の館正面玄関山海経動物記