まず、アチャールとは何かっていうと、インドやネパール系のカレー屋さんでたまに出てくる漬け物のこと。野菜を塩・スパイス・レモン汁・マスタードオイルで漬けたもので、すっぱ辛い食べ物です。使う野菜はなんでもよくて、タマネギだったり、大根だったり、生の唐辛子だったり、その時あるものを使うみたいです。 ▲足立区の東和アモールという商店街にあるカスキコットというネパールカレー屋さんの、ランチ版のダルバート(豆のスープとご飯のセット)、このお店のは浅漬けな感じの大根アチャールで、あまり酸っぱくなかった。
小岩にあるサンサールというカレー屋さんでも本格派のアチャールを出してるはずだけど、使えそうな写真を持ってなかったです。残念。
今日は(っていうか作ったのは昨日ですが)これを作ってみようと思います。完成品はこんな感じ。 ▲自作の、タマネギと大根のアチャール
【材料】
量は計ってないので写真を参考にしてください。
–A–
タマネギ
大根
ショウガ
塩
–B–
レモン汁(瓶入りのでOK)
クミンパウダー
ターメリックパウダー
チリパウダー(わたしはキムチ用の韓国産唐辛子粉を使ってますが)
オレガノ(なければ必要ないかも)
–C–
マスタードオイル(なかったらサラダ油でも)
鷹の爪
黒胡椒の粒
クローブ(粉じゃないやつ)
【作り方】
1. タマネギは皮を剥いて、食べやすいサイズに切ってバラバラにする。
2. 大根は皮を剥いて拍子木切りにする。
3. 1と2に塩を振って数時間おく。水が出てくるのでよく絞る。ちなみにわたしは1と2を別々に塩漬けにしました。一緒にやってもいいかもしれないです。この時点で大根の味見をして、塩がたりないようなら5の工程で足すなどして味を調節する。
4. ショウガを千切りにする。
5. ボウルに、3と4を入れ、Bのスパイスとレモン汁を入れてよく混ぜる(下図1)。
6. フライパンにCの材料を入れ、弱火で加熱して油に香りを移す。(下図2)
7. 油が熱いうちにスパイスごと5に加えてジューッと言わせる。よく混ぜて、保存容器に入れる。直後でも食べられるけど、冷蔵庫で数時間味をなじませたほうが美味しい。1週間くらい保存できる。
# まとめ:野菜を塩漬けにしてよく水をしぼり、レモン汁・ショウガ・スパイスを混ぜる。油にスパイスを加えて加熱したものをジューッと混ぜて、味が馴染めば完成。
▲図1(工程5):塩漬けにした野菜とスパイスとレモン汁を混ぜるところ。
▲図2(工程6):油にスパイスを加えて加熱しているところ。ここで使った油はせいぜい大さじ1〜2杯程度。
▲ガラス瓶に詰めたところ。このくらいのサイズの瓶に入るくらいっていう想定で作ってます。
【食後にヒンディにもかじりついてみる】
अचार Acār アチャール :漬け物
ヒンディでもネパール語でもこういうふうに言うみたい。英語で酸を意味する acid と語源的に関係があるのかないのか気になるところ。
मूली mūlī ムーリー :大根
प्याज pyāja ピャージ :タマネギ
ピンバック: 世界の漬け物でショー | 超・珍獣様のいろいろ
こんばんは、
私は最近カレー作りにはまっていて、
アチャールを作りたくなって色々検索していたら
こちらのブログにたどり着きました。
このレシピで作ってとても美味しかったです。
紫玉ねぎで作ったら色も綺麗でした。
友達にも褒められました!
ありがとうございます。
一回作った後で別のところで拍子切りした大根は必ず干して作るようにとあったので
今、大根を乾かしています。
次また作るのが楽しみです。
コメントありがとうございます!
ダイコンは、水気を切る必要があるので、確かに少し干すといいかもしれないですね!今度わたしもやってみようかなー。
ららむ〜さま
コメントありがとうございます!
ららむ〜様のお書きになられたブログ、
まだ少ししか拝見していないのですが、
着物に関する記載が、私の好みとぴったりだったので
嬉しくなってしまいました。
また気が向いたらコメント書かせていただきますね。