引っ越したので下のバナーから移動してねん。
いや、単なる正二十面体なんですけど。mixi でビーズ細工の話をしていて こういうサイト があるよと教えてもらったもので。
まず、基本どおりにこういうのを作ってみました。大して時間もかからずできてしまいました。でもちょっとつつくとベコッと凹んじゃう。テグスで編んだので強度はないです。そんな繊細なところがいいとも言えるけど。
というわけで、凹み防止のために天然石の玉を入れてみました。ありものを利用したのにあつらえたようにサイズがぴったり。ちょっぴり豪華な感じもしてよさげだけれど、竹ビーズだけで独立した球(っていうか正二十面体)を保ってるんだとわかりにくいのが残念かも。
『グスコーブドリの伝記』に出てくる「てぐす」はこれだよね。ヤママユガの幼虫。天蚕。名前に「蚕」って字がついてるけど、いわゆるお蚕さんとは科の違う別の虫です。
こないだの虫食いの会で、bugeater さんのところからヤママユガの幼虫を二頭もらってきたのですが、一頭はもらってきたその日に繭になってしまい、二頭目も先ほどから糸を吐いてるみたいです。
幼虫のうちに写真をとっておこうと思ってたのに、光の加減のせいか可愛く写らないのが不満です。部屋の外へ持ち出して写せばよかったかな。繭を作る過程もとりたいけど、蛍光灯の明かりだとこれまたうまく写らないし、タイミング悪いなあ。
で、これ、どうしましょう。このあたりで取ったものじゃないから羽化しても放せないし。蛹のうちに食べちゃおうかなーとも思ったんだけど、でっかい蛾になるところも見たいのよね。オス・メスだったら交配させたりしてみたいし。餌は街路樹からサクラの葉をかっぱらってくれば(おい)なんとかなりそうじゃない? たくさん繭になったら糸とったりしてみたいしねー。蛹は食べちゃってもいいしね(中国で食べてる柞蚕と近縁だから美味しいと思うの)。
でも、両方ともオスだったりメスだったりしたらもてあましそう。標本でも作ってみる? 殺虫薬のエーテルって薬局で買えるのか??
その前にオス・メスってどうやって見分けるんだっけって話もあるんだけど。カイコみたいに触角の形が違うのかなあ。
前の記事よりつづき
マダガスカルオオゴキブリは成虫になっても翅のはえないゴキブリで、おどかすとシューシュー鳴いたりする変なやつです。爬虫類の餌用に輸入されてるそうですが、虫としても面白いのでペットにして飼う人もいるみたい。
なんでも普通にお金出して買おうとすると 1頭 800円くらいするものらしいです。今回は取材陣からの差し入れだったそうで、どうしてもショッキングな絵を求めるのか、ゴキブリをさばくところや食べるところを、いやに熱心に取材してる感じでした。別にいいんだけど差し入れで撮影しちゃうと激しくヤラセっぽい。まあ、ヤラセ抜きでもかなり変わったもの食べる会ではあると思うけど。
なんというかその、世界のこの地方では食べるのがあたりまえだけど、日本では食べないから珍しいとかだったら食文化の研究として面白いんだけれど、世界中どこへ行ってもそんなもの食べないってものをあえて食べようとするのは、ただのゲテモノ食いのような気がするのね。
ゲテモノ食いでも、身近にいる昆虫をどんな味なのか食べてみて美味しかったとかなら、それも理解の範疇を超えないんですけど、マダガスカルオオゴキブリは身近にいないし、なんでこんなものあえて食べなんきゃいけないんだろうと多少首をひねったりもしました。
かといってゲテモノ食いに興味がないというわけでもないので、あれば食べちゃうわけですけど……
この先写真あり↓
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虫食いの会二回目のつづき
というわけで、雑木林から地元の路線バスで調理室のある場所に移動しました。今回食べたのは、
ツムギアリの幼虫(タイ料理食材)
タイのイナゴ(タイ料理食材)
タイワンタガメのチリペースト(タイ料理食材)
柞蚕の蛹(中国食材)
スーパーワーム(爬虫類の餌)
マダガスカルオオゴキブリ(爬虫類の餌)
雑木林でとってきた虫いろいろ
その他いろいろ
↓この先写真あり
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いや、べつに、毎回出ようとか思ってるわけじゃないし、会員になったつもりもまったくないんだけれど、いろいろ流れというものもあって、またもや出席してしまいました。昆虫料理研究会の試食会。
今回は稲城のとある雑木林で昆虫採集をしてから主催者の bugeater さんが手配してくれた調理室で料理&試食会というプログラムでした。 bugeater さん、なんだか人気者状態で、マスコミ取材が三件も入ってたんですよ。
GyaO と探偵ファイル(っていうの?)と、あともう一社どなたか来てらっしゃったみたい。正直なところ、写真とられたりすんの苦手というよりキライなので遠慮したい気持ち満点なんだけど、逆取材(?)とかして憂さを晴らしてみる実験。撮っていいかと聞いてないので隠し撮りともいうかも。↓
インターネットテレビ GyaO の人たち
GyaO のレポーターのお姉さんたちは虫だいっきらいだそうで、芋虫を手渡そうとしたら「そ、そこまででいいです。遠慮しますー」とか言って逃げてました。芋虫は噛まないし飛ばないし動きも遅いから大丈夫なんだけどなあ。
探偵ファイルの妖精さん
探偵ファイルの妖精さんは「あんまり好きじゃないんですよー」とか言いながら毛虫(無毒)も手づかみだったし鮮やかな手つきで昆虫も料理してました。
午後 2時、稲城の駅前に集合。取材陣も含めて参加者が20名近くいたようです。近くの雑木林まで徒歩で移動。みんな足が速い!それなりに坂道だったのにスタスタ歩いていっちゃってはぐれないようにするのがやっと。わたしゃ海抜ゼロメートル地帯に長く住んでるせいか稲城程度の山で酸欠になりそうですよ。
雑木林に到着後はそれぞれ勝手に虫をさがしまくりました。都会にも虫はたくさんいるけれど、郊外にはまた別の虫がいるもんですね。朽木を手で割っただけでムカデや甲虫類の幼虫が出てくるのには感動。葛飾じゃムカデはあまり見ないからなー(あ、写真撮り忘れた)。普通に昆虫採集するならけっこうな種類のものを見られます。図鑑を持って種類をしらべながらマッタリとすごしたら楽しいかもしれません。
が、しかし、今回の目的は「つかまえて食べる」なのですよね。この季節、食べるようなものは取れないですよ。蛾や蝶の幼虫、ハバチ類の幼虫、みんな小さなものばかりだし、数もそう多くはないです。これじゃ試食会に食べるものがないような気がするんだけど??
そこんところは bugeater さんが爬虫類の餌用に売られてるスーパーワーム(チャイロコメノゴミムシダマシの幼虫)とか、タイ料理に使うタイのイナゴ、ツムギアリの幼虫なんかを用意してくれてはいるんですけど、狩の獲物を食べるのとちがって、びみょーにテンション下がる感じがするのはわたしだけ?
というわけで、食べたものの写真は次の記事で(昆虫食に嫌悪感がある人は見ないほうがいいと思う)。