引っ越したので下のバナーから移動してねん。
今日は三郷市の彦成通りというところを歩いてみた。普通車がやっとすれ違うようなところをバス(小型だけどマイクロじゃないやつ)が対面で走っているところだった。一時間に二本しかないのですれ違わないのかもだけど。
そんなことより、ねえちょっとそこのあなた、聞いてくださいよ。どこのバス停だか忘れちゃったけど、バス停の足元に墓石らしきものが転がっているんですよ。墓石ですよボセキ。道端に立ってるんじゃなくて、本当に転がしてあったのですよ。見ると近くに寺らしきものが。まさか寺で放棄した? そ、そんな殺生な。いやもう死んでるかもしれないけど、三郷市コワイ。
さらに歩いていくと、今度は畑とも更地ともつかない何もないところに寺か神社にあるような手水鉢が二個も落ちているじゃありませんか。いや、基礎があったから設置してあるのかもしれないけど、あたりを見回しても寺も神社もなさそうです。元治何年だか書いてあった。元治は一年しかないはずなのに四年とか書いてあったような気がする……見間違いじゃなければ。一体なぜ? っていうか、元治ならギリ江戸時代。その手水鉢が設置されていた寺か神社もそれなりに古いはず。手水鉢だけ残して一体どこへ消えたのー!! 三郷市コワイ。
あ、ちがう。間違い。残ってるの手水鉢だけじゃないし。かたわらに力石が三個くらい転がってた。昔の男たちが力比べに使ってたこういうやつ。これが常備されてた寺だか神社だかは、一体どこに消えた。三郷市コワイ。
っていうか三郷市、彦ありすぎ。彦成、彦倉、彦川戸、彦名、彦糸、彦江、彦音、彦沢、彦野。すべて三郷市の地名。ありえない。三郷市コワイ。
で、何しに行ったかというと、彦倉にある郷土資料館を見に行ったんだけど休館だった。火・木・土・日しかあいてないらしい(しかも祝日だと無条件で休みになってしまう)。ゴールデンウィークに休館して、一体誰が行くんじゃボケェっていうか三郷市コワイ。半日無駄足(調べてから行けよ>わたし)。
ブログのカウンターも正常値に戻ったようで、あの程度の無料FLASHゲームに人が殺到するのは発表から一週間くらいということですな。ゲームはまったりペースでまた作ります、たぶん。せっかく買った Flash 8 がもったいないしね。次はどんなの作ろうかなあ。でも、その前に昔話を更新しないと。次の日本みじかい昔話は、端午の節句が近いので、そいう話を予定してます。
「MOTHER 3」は7章の後半くらいをやっていて、途中でやけに敵が強いなあと思っていたら、キマイラ研究所をすっとばしてタネヒネリ島に行ってしまったのが原因でした。キマイラキマイラ……と唱えながら土星さんの谷を発見して、キマイラのことをすっかり忘れてしまったのです。ボタモチ現象です。それにしても、このゲーム、この調子で最後までドラゴンがどーのこーので終わってしまうのでしょうか。だとしたら、やはり期待しているものと違うような。とにかく最後までやってみなければ。
あー、そういえば図書館にも行かなければ。予約してた本が来てるんだった。さっきまで雨がふってたみたいだけど、やんだのかなあ。日がさしてきてる。
東京ドイツ村の里山街道(遊歩道)を歩いていると、なぜか「イチイ」と書かれた樹名板が何箇所か設置されてます。樹名板そのものは珍しくないけれど、「イチイ」にだけついているのがよくわからない。
しかも、その説明が意味不明で、イチイが「イグサ科」であること「北海道やカラフトに分布していること」などが説明されてる。ちなみにその樹名板がついてる木は広葉樹でかなりの高木。イグサ科の植物っていうのは畳にするあのイグサの仲間のことで、その植物とは似ても似つかないわけ。
イチイと呼ばれている木は、わたしが知ってる限り二種類あって、ひとつはブナ科の広葉樹イチイガシのこと。どんぐりみたいなものが成る木。これは本州以南に分布する樹木だそうです。もうひとつはイチイ科の針葉樹のイチイ。別名アララギ。アイヌ語ではオンコというそうで、こっちは北海道やカラフトに分布するそうです。
ドイツ村にあったイチイの樹名板には「北海道やカラフトに分布」と書いてあったから、その説明を信用するとイチイ科の針葉樹のイチイ(アララギ)のことを言ってるんじゃないかと思うんだけど、そこに立ってるのはあきらかに広葉樹。アララギじゃない。
じゃあ、イチイガシのことかっていうと、イチイガシは本州以南に生えるそうだから、北海道やカラフトに分布という説明は変。わたしは樹木にあんまり詳しくないので、その樹名板がついてる木がイチイガシかどうかよくわからないんだけど、どの樹名板も自信満々に同じ種類の木にしばりつけてあるみたいなんです。
っていうかイグサ科の広葉樹で高木なんてありうるの? そりゃマメ科みたいに大豆みたいな草もあればスオウやエンジュみたいな樹木になったりする多様な科もあるけど、どれもマメ特有の花の作りをしてたりして、いかにもマメ科って顔してる。イグサ科の植物はたいていツンツンした針みたいな草だから、あれの仲間が高木になるなんて想像できないんだけど。
ひょっとしたら、イチイという名前のイグサ科の草があって、その樹名板のまわりに植えられてる可能性とかも考えたんですけど、まわりにイグサっぽい植物はなかったし、そもそも「イチイ」という名前のイグサ科の植物が検索してもみつからないんです。
でも、単なる間違いにしては、数箇所にその樹名板(問題のブツが草なら種名板というべきかもだけど)が設置されていて、しかも手書きとかではなく、金属のプレートに刻印された立派なやつなんです。もう、わけがわからない。
だれかイグサ科でイチイと呼ばれている植物について知りませんか? それとも、やっぱり単なる間違いなんでしょうか。写真とってくればよかったなー。
東京ドイツ村の近くにダチョウ王国というところがあると聞いて、そっちも寄ってみました。看板だけは立派だったけど、県道からそれたあたりから車が一台やっと通るような細い道を通って、たどりついたのは農家の庭先みたいなところにダチョウとアルパカとヤギとニワトリとホロホロチョウとシチメンチョウが飼育されている小さな牧場でした。
30分もあれば見てまわれてしまうようなところなんですけど、正直こっちのほうがドイツ村より面白かった。入園料(600円)を払うと、すべての動物が食べられるという麩菓子みたいな餌がついてきて、もちろんダチョウにもあげられるわけですよ。
ダチョウ
ダチョウってデッカイ! 大人のダチョウは頭をあげると人より背が高くなる。ピンポン玉みたいなでっかい目玉をギョロつかせて、ときおり、まぶたではなくて、半透明の瞬膜がヒュンヒュンと眼を覆うのがキモチいいやらワルイやら(笑)
足なんか、太い二本の指に鱗みたいな刻みが入ってるし、こんなのに蹴られたらイチコロだねって感じ。そういう生き物が、人を見るとわらわらよってきて「餌あるんだろ」「最近お客少なくってさびしかったわ」「餌だよ餌。早くよこせよ」「ねえゆっくりしてってよ。餌ならそっちの自販機でも売ってるから☆」ってな感じでオネダリするわけです。可愛いやら可愛くないやら、もう大変。
手のひらに餌をのっけて差し出したら、長い首が柵をこえてニューっとおりてきて、巨大なくちばしがバクーッと餌を持っていくのですが、たまに力加減のへたくそなやつがいて、手の上で餌の麩菓子を粉々にしてみせてくれるのが超スリル!! すげーよ、ダチョウすげー。ダチョウ最強!!! 今回はやらなかったけど、追加料金を500円はらうと、バケツ一杯のニンジンを買えるんです。あのバケツをダチョウのまえに差し出したら、どんなにものすごいことになるかと思うと悪夢を見そうな気さえする。
禿げ上がったお尻
狭いところにたくさんいるせいか、お互いにお尻をつつきあってしまうらしく、どのダチョウも尻が禿げ上がってる。ゴツゴツした肌がむき出しになって、体液なんかもにじみでてたりして、これがまた激しいんだ。もー、ダチョウ最強。
ダチョウの糞もすばらしいですぞ。固形物と液体がビシャーという音とともに地面にたたきつけられます。すげーよ、ダチョウ最強。
売店ではダチョウの肉やダチョウの卵、オーストリッチのハンドバッグなどの販売をやってます。ちなみに、ダチョウ王国は千葉のほかに茨城県にもあるそうで、潰して肉にしているのは茨城県で飼ってるやつだそうです。ダチョウ肉は(部位によって違うんだけど)100gで500円程度でした。ちょっと高い。
ダチョウのフィレ肉と、荒れた肌に塗るダチョウの脂を買いました。ダチョウ脂は添加物を加えていない、本当に脂を精製しただけのもので、手に塗るとあっというまに吸収されてサラサラになります。これっぽっちもベトつかない。軽く皮革製品みたいな香りがするけど、かなりの優れものです。
ダチョウ王国公式サイトはこちら
http://www.dacho.co.jp/
袖ヶ浦ファームも面白かったけど、ちゃんと商品になるダチョウを飼ってるという茨城の石岡ファームに行ってみたいなあ。
(前の記事からの続き)で、そのドイツっぽい建物の中の売店なのですが、たしかにドイツっぽいグッズはあるんですけど、どれもこれも中途半端なおみやげ物ばっかりで、うーんと唸ってしまうのね。ドイツって行ったことないけど、もっとこう「どこの地方の名産です」という味が出るような品物はないのかと思うんですけど、なんとなくドイツからもってきたっぽい木製のおもちゃです、みたいなものが並んでいたりするだけでした。いっそのこと、ドイツ語の絵本とか、ドイツ語の漫画とかがあったり、ドイツのCDやビデオ、DVDなんか並んでいたら、「カントリー」っぽくはないけど、もうちょっとドイツ色が濃くなるんじゃないかと思ったりするんですけど、まあそんなものより、なんとなくドイツ風のあたりさわりのないおもちゃでも並べておいたほうが売れるのかしらね。
食べ物系の売店にはお約束のソーセージとチーズがさびしげに並んでましたが、千葉県産でそろえられなかったらしく、ソーセージの半分は群馬県産だったし、チーズの半分は栃木県産でした。しかも種類なんて数えるほどしかない(ひとつはチョリソーだったし。それはスペイン)。ザワークラウトの瓶詰めも一種類しかなかった。あとはドイツ村のキャラがついてるクッキーとか、観光地にありがちな品ばっかり。
ドイツパンの店
目の前で焼いてるところが見られるドイツパンの店はちょっとよさげな感じでしたが、生地は冷凍庫らしきものから出してたので手作りなのは焼くところだけかも。でも、焼き立てを狙って買ったら味はまあまあでした。
購入したソーセージとパン
ソーセージはお土産用のものと、バーベキュー場ですぐに焼いて食べるものが用意されてました。
鉄板は無料で貸してくれます
バーベキューの材料を売店で買ったら、鉄板は無料で貸してもらえます。外からの食材の持込は禁止だそうです。バーベキューソースとかも用意されていますが、なぜかソーセージ用のマスタードは置いてないの。ソーセージにバーベキューソースは合わないと思う。っていうか、ドイツなのにバーベキューかよ(バーベキューっていうより鉄板焼きだったしさー)。まわりの人たちは焼きそばとか焼いて食ってました。あんまりドイツっぽくない。
バーベキュー場のほかに、一皿1000〜1500円くらいの料理を出す食堂のようなものもありました。そっちは食べてないのでどんな感じかわからないのですけどね。
園内にはドイツ民謡がガンガンに流れてました。これは想像どおり。従業員がドイツっぽいかっこをしたりしてるかと思ったけど、それはなかったです。ついでにいえば日本人従業員しかいませんでした。もちろん受け答えも普通に日本語です。
天気のいい土曜日のお昼過ぎだから、ドイツっぽいイベントとかあるんじゃないかと想像していたのですがそれもなくて、園内にドイツ芸人がうろついていたりなんてことはまったくないのでした。ただ、イベントはいくつかあったみたいなんです。園内放送でお知らせしているのを耳を澄まして聞いてみると、「旬のタケノコほり体験」とか、「餅つき大会」とか言ってます。タケノコのどこがドイツかって問題はさておき、季節感があるのでタケノコはいいとして、餅つきってのは一体どういうことなのかと。でも、どう聞いても「餅つき」って言ってるし……今は 4月ですよね?
そんな感じで、なんとなくドイツっぽいような感じもする場所ではあるのですが、基本は広い駐車場と芝生広場のある公園でした。入場無料券を持ってたから文句もないけど、これで入場料を取られたらキレるかも(笑)
それでも人だけは沢山いるのね。駐車場の車を見てると、千葉県内が多いけれど、足立ナンバーや横浜、品川方面の車も多かったです。姉崎袖ヶ浦インターが近いし、アクアラインで東京湾を渡ってこられるので車の便だけは悪くないみたいです(ただし近くに駅はありません。車がないと来られないと思う)。テーマパークって内容よりも交通の便なんだなと思いました。