新・珍獣様のいろいろ がぼちゃんねる

日記

お楽しみのCT撮影でーす

 御茶ノ水の神尾記念病院にCTを撮りに行ってきました。検査の予約は10:30〜ですが、手続きがあるので30分くらい前に病院に来てくださいと言われてました。病院に到着したのは9:50くらい。ちょっと早く着いてしまいました。

 二階の受付で紹介状を出すと、潮クリニックで書いたのと九割同じ内容の問診票をもう一度書かされてゲンナリ。神尾記念病院は潮(うしお)の関連病院で、ウシオっちが水曜なら自分がいるからっつーので水曜に来てるのに、こういう糞どうでもいい作業は簡略化できないものなのかと思うのですが。

 それはともかく検査です。受付で問診票を渡して診察券とか作ってもらって、サービスですって一階ティーラウンジの無料お茶券とかもらって、なんだかんだと待たされて、「じゃあ、このカルテを三階の検査受付に持ってってください」と言われて三階に移動。受付を済ませたのが10:30くらい。ちょうど予約の時間となりました。

 が、しかし。長い針が半周しても、まだ順番が回ってこない。CT撮るだけだったらそんなに時間はかからないと思うんだけど、なぜか前の人がてこずってていつまでも出てきません。やーっと呼ばれたのが10:10くらい。

 CTというのは、テレビでよく見る丸い輪っかみたいな機械に体を通してX線で断面図を撮るやつです。まずは造影剤なしで撮影。少しずつ位置をずらしながら何枚か撮ってたみたいです。レントゲンと同じなので別に苦痛はないです。それから造影剤を入れての撮影に移りますが、わたしの場合は右耳の後ろ、やや下が腫れてまして、どこから造影剤を入れるんだろうって思ってたんですけど、右手のひじの内側に点滴で入れてました。採血するのと同じ場所でした。人によっては造影剤の注射で具合悪くなる場合もあるようですが、わたしの場合は一瞬「あれ、体が熱い?」と思った程度で、それも気のせいかもしれない程度でした。造影剤の点滴は2〜3分だったと思います。わりとすぐ終わりました。そのあともう一度CTで撮影。

 そんなこんなで撮影はあっさり終了。30分もかからなかったかもしれない。ヨード造影剤は尿として自然に排出されるということで、検査終了後に水を飲むように指示されました。家に帰っても多めに水を飲むように言われました。

 それから10分もしないうちに現像が済んで、カルテを持って再び二階に移動。今度は検査結果を聞くわけです。待つこと15分くらい。診察室に呼ばれました。そこでサクサクっと結果が出ると思ってはいけません。ウシオっちは焦らしの転載です。もう一度触診させてくれと言いました。どうぞどうぞ、ご存分に。

 金町のクリニックにいるときは、大きなマスクをして人相のわからない潮先生は、今日はマスクなしでした。今日ひとつわかったのは、この人は何を説明するのも歯切れがわるい。癖のようです。CTの写真を、ここが顎で、こっちが右で(ネガなので左右が逆になるらしい)、5mmずつ位置をずらして撮影して3枚に写っているので1.5cmくらいの大きさで……というのを必死で説明してくれるんですけど、聞いてるこっちは「で、結果は?」と何度も聞きたくなってしまう。

 やっと結果なのですが、外側が白くて内側が黒っぽく写っているのは、たいていの場合中に膿(うみ)などの液体が入っていることが多くて、膿だとすれば腫瘍ではない……んだけど、腫瘍に起因してそういうものが溜まる場合もあるから、もうちょっと検査してみないとわからないと。えー、CT撮れば「できもの」か「膿」か写り方が違うからわかるって言ったのに、結局わからないんじゃーん(笑)

「それで、その検査というのは具体的には何をするんですか?」
「細い針をさして、中の液体を採ってみることになりますねえ」

 それから先がまた歯切れが悪かったのですが、中の液をとって調べれば、ある程度までは正体がわかる……んだけど、もし腫瘍だとしたら、今度は良性か悪性か調べなくちゃならない……んだけど、それも針をさして中のものをとればある程度はわかる……んだけど、完璧ではないからムニャムニャ。こ、この人は。ひょっとすると次から次へと検査して、まだわからない、完璧じゃないからというタイプじゃなかろか。いや、念を入れて調べるのは良いことかもしれないのですが、先々の予定が見えないと、何か激しく不安になるような。

 で、結局どうするかっていうと、腫瘍専門の羽田先生って人がいるので、今度はその人に見てもらったほうがいいでしょうと。でも羽田先生は午前中に手術が入ってしまっていて、出てくるのが12:30分くらいだから……むにゃむにゃ、とウシオっち電話。看護婦さんが「あ、それじゃ外で待っててください。なんでしたら一階のティーラウンジでお茶飲んでていいですよ。わたし探しますから」と言ってくれたのでいったん待合室に出ました。そしたら看護婦さんがすぐに出てきて「ちょっと待ってください。羽田先生はもう手術が終わって次の患者さんにムンテラ(説明)やってるので、終わったらすぐ来るそうです」っていうのでしばらく待ってたんですが、15分くらい待たされたところで別の看護婦さん登場「ごめんなさい。羽田先生はあと20分くらいかかるそうです」おいおい。

 もう待合室は飽きたし、無料お茶券を持ってるので「あのー、ティーラウンジにいていいですかー」と聞いたら、この看護婦さんもチョー歯切れが悪くて「あ、えーと、この後に採血検査がある……かもしれないし、ないかもしれないんですけど、もし検査するとしたら、糖分をとっちゃうと検査に出るかもしれなくて……ほにゃらかぷー」って感じでした。たぶん急に言われたのでシドロモドロになったのでしょうが。

「それってよーするにお砂糖の入ってない紅茶なら飲んでも大丈夫ってことですよね」
「は、はあ。そのくらい……なら、大丈夫……だと思います」

 神尾記念病院は待ち時間を快適にすごせるような工夫をけっこうしてるみたいです。ティーラウンジに電光掲示板があって、番号札何番の人が診察中なのかわかるようになってました。でも、お客さんはほとんどいませんでした。砂糖ぬきの紅茶を飲みながら待っていたら電話(携帯ではなくラウンジにある固定電話)で「先生来ましたよー」と呼び出しが。こういうサービスはいい感じです。

 さて、本日のお楽しみ、その2。腫瘍専門の羽田先生による診察です。いつから腫れてるのか、などの経過説明を軽くしたあと、触診して、さあ、針でも何でも刺しやがれ……と思ったら、

「こういう写り方をするのは、たいていの場合は膿ですし、この位置だと、皮膚の直下ですから、耳下腺ではなくて皮脂腺でしょう」
「は、はあ」
「液とか出ませんか?」
「液?!」
「皮膚からにじみ出たりは?」
「しませんけど」
「触った感じでも、腫瘍というよりは膿だと思います。皮脂腺に細菌が入って化膿して膿がたまった状態でしょう。ただ、大きいので、自然に引くかどうかはわからないので、場合によっては切ったほうがいいかもしれませんが、今は様子を見ましょう。一ヵ月後にまた来られますか?」

 てっきり針を刺されるものだと思ったので、今度はこっちがシドロモドロになってしまう。さっきまで腫瘍かもしれないと脅されていたのに、潮くんはあー言ってるけどくらいの勢いで様子を見ましょうっていうわけよ。なーんだ、っていうか、針刺されてすんげー痛かったとか書こうと思ってたので拍子抜け。また御茶ノ水に来なきゃいけないのはイヤだけど、一ヵ月後だし、まあいいか……あ、いやちょっと待てよ、

「ええと、潮さんのところじゃなくて、ここに来ればいいのですよね?」

自分でも、なんか含みのある変な聞き方だなあと思ったのですが、思わず聞きなおしてしまいました。

「あー、だから、今日の検査で完璧に大丈夫とわかったわけでもないし、一ヵ月後にまた診せてください」
「わかりました。"ここ" に来ます(笑)」

 とりあえず放っておいてもいいとわかったこともですが、ウシオっちのところに通わなくてよくなったのを微妙によろこんでるのはナイショってことで。


# 実名入ってるので一応フォローしとくけど、表現に多少の誇張はあるし、潮先生だって腫瘍かもしれないような微妙な問題でなければ、特にヤブというわけではないと思うので、ひとつそのぉ……(笑)

飲み間違い

 今朝、別の薬を飲もうとして、マイスリーを間違えて飲んでしまった。マイスリーというのは10分後くらいから効き始めて、2時間後には効き目が切れる寝つき用の超短期型睡眠薬。

 どうせ暇人なので、寝てしまえばよさそうなものなんだけど、今朝はがぼ様(猫)にシイコをされて、コインランドリーに行かないと布団もない状態である。仕方なく、大急ぎで洗濯物を持って走った。乾燥機に放り込んだあたりで薬が効き始めて半夢遊状態に。飲んでから10分かかっとらん、なんつー薬じゃ。

 乾くまで30分以上かかる。待ち時間に家に帰ったら、絶対に寝ちゃうだろうし昼まで目が覚めない。っていうか布団がないので床で寝るのはイヤだ。しかたなく、寝ぼけたまま乾燥機が止まるまで待つことに。ベンチの横に週刊誌と一緒に「ゴルゴ13」の寄り抜き版みたいなやつがあったので、開いて読んでたのは覚えてる。日本人の女スパイがエシュロンという盗聴システムを探る話だった。

 そこへお客さん登場。愛想のいいおばさんだった。愛想のいいおばさんはコインランドリーの使い方を人に聞きたがる法則がある。たとえ常連であっても自分は不慣れなんだと主張しながら使い方を人に聞くのである。

「300円くらいまわせば乾くわよねー」

 そら来た。300円という的確で具体的な金額が初めてじゃないことを物語っているぞ。だいたい乾燥機に入れる金額は回す時間に比例する。そんなの洗濯物の質や量を見なきゃわからんのだし他人に聞いても意味ないぞ、とか思いながら、

「ええ、300円も入れたら大丈夫ですよー」

と答える。ボロが出ないうちに早くどっか行ってください、ほんとお願い。

 しかし、敵は愛想のいいおばさんなのである。愛想のいいおばさんというのは、必ずといっていいほど硬貨をどこに入れるのかわからないと主張する。たとえ常連であってもである。

「ここわからないのよね。お金入れるとこひとつなのに、上とか下とかボタン押さなきゃならないでしょ。わたしこないだまちがえちゃってねー」

 キタキタキター。

「あははは、良くあるんですよねー。こないだもお婆ちゃんが間違えて押してましたよー」

 もうヤケクソ・ハイ。そのネタもう飽きたわ。ここで出会うおばさんの99.9999%までが同じこと言うのよ(ちょっと大げさ)。たのむよ、早くどっか行って。

「それにしても今日は(洗濯物が)多いわ。こんなに入れて大丈夫かしら」

 しかし、願いむなしく愛想のいいおばさんは大丈夫か攻撃を繰り返すのだった。

「ああ、そしたら、こっちの大きいのを使ったらどうですか。こっちっかわの、青くて大きいのは 8分/100円だけど、こっちのクリーム色の中くらいのやつなら、10分/100円で小さいのと値段は変わりませんから。こっちでまわしたほうが乾きますよ」

 ちゃんと説明したと思うんだけど、このあたりから、だんだん記憶が定かじゃなくなってるので、おばさんも「この人なんか変、酔ってるのかしら」と思ったかもしれない。洗濯物を乾燥機につこむと、そそくさと出て行った。

 それからは、他のお客さんとも出会わず(たぶん)、寝ても起きてもいないような状態でボーっと「ゴルゴ13」を眺めていたと思うんだけど、気づいたときには乾燥機の前で洗濯物が乾いているのを確認してた。おそらくピーっという止まる音を聞いて体が自動的に動いてるんだと思う。

 洗濯物をたたんだような気がする。かかえて家に持って帰ったような気がする。布団しいて寝たような気がする。ここまでは予定通りに事が進んだような気がする。

 お昼ごろ目が覚めたら、耳に iPod のイヤホンがついてて、布団の中で落語聞いてた。電源入れた記憶なし。うへ。

検査結果を聞きに行って来ましたよっと

 月曜の血液検査の結果が出たので聞きに行きました。金町駅南口の潮耳鼻咽喉科クリニックは、子供ばかりだった月曜日とは打って変わって待合室の八割がお年寄り。月曜ほど待たなかったけど、マンガ本を一冊読むくらいの時間は待たされました。

 検査の結果、炎症所見(白血球の増加とか?)が出てないので、単なる耳下腺炎じゃなく「できものっぽい」そうです。「できもの」って何さ、腫瘍かもしれないと言えばいいじゃぁないの、と内心で冷めた独り言。

 というわけで、次はCTスキャンだといわれました。ほっといてもいいものか、手術したほうがいいのか見るそうです。でも当然このクリニックにCTの機材なんかありません。

「来週の水曜日ですが、御茶ノ水まで行けますか?」
「行けないこともないですが、イヤです(おい)」
「御茶ノ水の病院なら、うちの関連病院なのでこれから予約できますが、他の病院に頼むとしたら、紹介状を書いてそちらで全部お任せってことになりますが。」
「検査の結果、手術が必要ってことになった場合、術前術後のあれやこれや、御茶ノ水まで通えません(きっぱり)」
「術後のいろいろは、あっちに通わなくてもここでできますから」
「そうですか」
「水曜の午前中ですがいいですか?」
「イヤですが、まあいいです」

 というようなやり取りの結果、とりあえずCTは御茶ノ水の関連病院で撮影してもらうことにしました。その結果「こりゃ手術だね」って言われたらどうするか考えるけど。

 待合室で看護婦さんに渡されたCT検査の説明書に、ヨード造影剤を使う場合があるのでって書いてあるのでさらに面倒くさくなる。これ、いろんな検査に汎用の説明書じゃん、わたしの場合は造影剤が必要なのか、どうなのか。必要なら必要、不要なら不要と言ってほしいなあ。朝食は軽めにしてきてくださいとも書いてあるけど、別におなかの検査するんじゃないから造影剤打たないんなら関係ないんじゃないの??

 そんなこんなで、来週の水曜日10:00までに御茶ノ水の神尾記念病院まで行くらしいです。めんどくさい。

ホリエモン騒動

 道路の雪はだいぶ消えたみたいだけど、学校の裏や団地の影にはまだ雪が残ってます。日陰の雪って意外と消えませんよねえ。

 昨日、今日はホリエモン関連のニュースをずっと見てたんですが、あっさり捕まっちゃっていまいち面白くないですなあ。ショーケンみたいに逮捕直前にマスコミ呼んで「想定の範囲内です」とか言ってくれよー。そんな暇あったら苦労してないか。

 とうとう社長辞任も決定して、後任の取締役も決まったらしいんですけど、何が残念って、ロケット飛ばして最初の便に自分が乗るというのを見られなかったことかな。直前に「虫歯の治療が済んでいないので今回はあきらめます」とか言って爆笑させてほしかったのにね。

 なんか、知人の知人が暮れにライブドア株を買ったらしくて、年明けに売ろうとしたら、いきなりこんな事件になって売ろうに売れなくなったらしいです。うはは、最悪だー、笑い事じゃないけどー。

細木数子 ホリエモン占いのデタラメぶり
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1655587/detail
 もとは夕刊紙ゲンダイのサイトに掲載されたものなんだけど、ライブドアのニュースサイトに転載されてました。ホリエモンの「世界一になれるか」という質問に「十中八九なれる」と答えた細木数子。この調子ではライブドアで世界一になるのは難しいと思うんだけど、復帰後に別会社を立ち上げてぶちかますのかしらん? こういうニュースともいえないような記事をひろってきちゃうあたり、捨て身ですなあ、ライブドア。

今日は耳鼻科へ

 耳下腺が腫れてる件で先週から薬を飲んでるのですが、ちっとも良くならないので今日は耳鼻科へ行きました。これまたローカルな話をすると、金町駅南口のビル(交番近くの)の二階にある潮耳鼻咽喉科クリニックってところへ行ってみました。

 サイトで調べて 9:30〜 というのでほぼその時間に行ったつもりだったのに、待合室はすでにいっぱい。お母さんに連れられた子供が多かったです。時間がかかるとイヤだなあと思って、受付で「予約が必要ですか?」と聞いたら「予約制じゃないですよー。こちらに書き込んでください」と問診表を手渡されてしまいました。横目で本棚を見たら浦沢直樹の『Monster』が全巻そろってたので待ち時間に退屈はしないと判断。

 結局、漫画を一冊と四分の一くらい読んだところで呼ばれました。耳の中を見たり口の中を見たりして、腫れてるところをさわって、

「ただの炎症にしては硬いんですよねえ。できものっぽい」
「はあ」
「痛みはないんですか」
「今は痛くないですねえ。最初は痛かったし、先週も触られるとちょっと痛かったんですが」
「うーん、去年の暮れからってのが本当だとすると、できものはそんなに急に大きくはならないんですよねえ」
「そうですか」

という感じで、今日はとりあえず血液検査をすることになりました。それで何か異常があったら、CTをとればデキモノか炎症かは写り方が違うのではっきりわかるでしょうと。

 血液検査が出るまでのあいだに薬を飲んでてくださいと、今回は

・メイアクト錠(抗菌剤)
・トランサミン錠(出血をとめて、のどの痛みや炎症をおさえる薬。=トラネキサム酸)
・ムコダイン(去痰薬)今日から二錠

ってな感じの処方。効くかなあ。効かないとめんどうくさいなあ。