翼が四枚なのでこれもトンボかもしれない。しかし、空を飛ぶもので蛇のような生き物をもう少し探してみよう。空を飛ぶものといえば、やはり鳥だろう。残念ながら鳥には四枚翼のものはいないが、まあそれはこっちにおいといて……蛇のように見えるとすれば、たぶん首がひょろながい種類に違いない。
ツルは首と脚をまっすぐにのばして飛ぶので、蛇身に翼がついているように見える??アフリカ・中央アジア・インドにかけて広く分布するオオフラミンゴなども、長い首を緩やかにのばして飛ぶ。
考え方をがらりと変えて、サンショウウオやイモリの幼生などはどうだろうか。
サンショウウオの幼生
サンショウウオはカエルより少し原始的な両生類で、カエル同様、子供時代は水中のみで暮らす。そのため、ヒラヒラと立派なエラがついている。大人になると肺と皮膚で呼吸するようになるのでエラは消えてしまう。 |
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