復刊リクエスト募集中です!
全釈漢文体系(全33巻)復刊リクエスト
 全釈漢文体系 全33巻すべてのリクエストです。

『原色日本蛾類幼虫図鑑』復刊リクエスト
  ガになる芋虫・毛虫の図鑑です。

『原色日本蝶類幼虫大図鑑』復刊リクエスト
 チョウになる芋虫の図鑑です。


全釈漢文大系33『山海経・列仙伝』復刊リクエスト
 『山海経・列仙伝』のみのリクエストです。おかげさまで100票達成しました。まだ投票できます。上のリンクから入って、投票したい人は「投票する」というアイコンを、意見を書き込みたい人は、「掲示板」というアイコンをクリックしてください。
  
 
10月1日(水) 都民の日
 今日は都民の日。今から書いてもまにあわないかもしれないけど、上野動物園と葛西臨海水族園は無料開放デーなので、時間のある人は遊びにいきましょう。タダですよ。
 あと、今月は 10 月 10 日が葛西臨海水族園が開園記念日で入場無料です。
 
 …というわけで、葛西臨海水族園の様子を見てきました。都民の日といったって会社が休みになるわけじゃないから空いてるかと思ったけど、学校はしっかり休みなので、お子さまづれのお母さんたちでごったがえしていました。

 せっかくの無料開放デーだし、こんな日はお子さまに場所をゆずってあげなきゃね〜、などと珍獣の余裕を見せるどころか、お子さまたちはどこへでもぐんにょり割り込んで来ます。わたくし負けました。とっとと帰ります〜。

 今年は 10 月 10 日の開園記念日が金曜日で、こちらは本当に平日だから、無料でまったりしたい大きいおともだちは会社をさぼって行くといいかもしれません。


 
10月2日(木)
 ジオシティーズの無料メールアドレスが 10 月いっぱいで廃止になるとお知らせメールが届いた。ずいぶん前に SMTP が廃止になって受信と転送のみになっていたから、とっくにメインでは使わなくなっていた。

 それでも、あっちこっちにジオのアドレスで登録してあるから急にいわれても困ってしまう。いくらなんでも一カ月は短かすぎる。せめて三カ月くらい猶予をくれ。その間に思いだして変更手続きをするから。っていうか、POP だけになった時に、一年後に POP も廃止しますとか言ってよ。

 まあ、それでも長持ちしたほうかな。無料サービスはどこも苦しいみたいだから。


 
10月3日(金)
 明日は 旧暦の九月九日、重陽の節句なので菊酒を作ってみることにした。菊の花を酒につけるだけでいいはずだけど、どんな酒を使うのか、何日つけるのかなどはよくわからない。

 仕方がないので適当にやってみよう。材料は菊の花と日本酒でいいかな。

 菊は庭で育てたのがあればいいんだけど、ないので食用菊を買うことにした。黄色い大輪の菊で、おひたしにして食べるとおいしいんだよね。
 日本酒はほとんど飲まないので、どの銘柄を買えばいいかすらよくわからない。これも適当に選ぶことにした。とりあえず菊正宗かな(安易な選択だ)。

 花びらをばらばらにほぐして広口瓶に入れ、日本酒をそそいで蓋をする。この状態で冷蔵庫にいれ、一晩おくことにする。
 

10月4日(土) 旧重陽
 昨日の菊酒はどうなっているでしょう。わくわくしながら瓶をあけると、なんの変哲もない、日本酒の香りだった。ちっ、こんなやり方では香りはつかないか。

 こういうものは気分の問題なので、朝から菊酒もどきで酒盛りをしてぼえーっとなる。といっても、飲んだのはコップ一杯なんだけど。

 香りをつけたいのなら、中国茶にいれる乾燥した菊の花を、一週間くらい前からつけておいたらどうかとも思う。でも、重陽のお酒は香りより菊の気をお酒に移さないといけないから、乾燥した菊じゃいまいち気分が出ないのよね。


 
10月5日(日)
 ちょっとついでがあったので、群馬の昔すんでいた町を見に行った。何年か前に車で通り抜けたことはあるんだけど、降りて歩いたのは十年ぶりくらいかな。

 小学校を見に行ったら、学校そのものは想像以上に昔と変わっていなかった。でも、あたりの様子はすっかり変わってた。昔は荒野と団地しかなかったのに、今は新しい家がたくさん建って、でっかい公園までできてた。なのに家と家の間に田んぼがぽこんとあったりする。

 引っ越す前は数メートルの幅だった道が、何十メートルもある大通りになっていた。そういえば、道ができる計画があるって何十年も前から言ってたのを思いだした。やっとできたんだね。車一台も走ってないけど。

 家は確実に増えてる。でも、お店はそんなに増えてない。むしろ減ってるんじゃないかという気もした。いつも買い物に行ってたスーパーは、かなり離れたところに移転したらしく、跡地には使われていない店舗があった。

 新しくできて、つぶれてしまった店がたくさんあった。ある時期ぐんと便利になって、そのあとまたさびれたのかな。バブルがはじけたせいなんだろうか。そうかと思えば何十年も前からやってる薬屋は、同じ場所、同じ建物で営業中だった。今でも薬屋といえばそこしかなさそうだった。

 引っ越す前からあったパン屋さんに入ってみた。
 そういえば、このパン屋さんができたとき、でっかいライ麦パンを買ったよなー。そんな洒落たパンを売ってる店なんて、当時は市街地まで出てもあんまりなかった。そもそも焼きたてのパンを売ってる店が少なかったし。
 内装はいくらか変えたかもしれないけど、店の大きさや作りは昔と変わってない感じだった。十五年ぶりなので、店員さんの顔に見覚えはない。いくつか買ってみた。不味くはなかったけど微妙な味だった。

 学校のそばを流れている川が、やたら広く感じられると思ったら、区画整理で川幅を広げたと立て札があった。そういえば引っ越す直前くらいに工事してた気がするな。名前も小川から、大川に改名したとあったけど、これはぜんぜん覚えてない。っていうか、この川に名前なんかあったんか。韮川の支流なのはなんとなく覚えてる。川の名前を聞くと、韮川でしょってみんな言ってた。

 それから用事をすませて、お約束なので華蔵寺公園で元北関東一の大観覧車に乗った。閉園直前で『蛍の光』が流れていた。
 

 群馬といえば八束小脛の像もはげしく気になるんだけど、そっちまでまわっている暇がなかった。ちょっと残念。また行こう。


 
10月10日(金)
 葛西臨海水族園の開園記念日です。入場無料なのでちょっと様子を見てきました。今日は本当に平日なので人が少ないはず…と思ったけど、そんなことはなくて、保育園、幼稚園の遠足、中学校などの修学旅行の団体さんでいっぱい。うへー、今日もあんまりマッタリできなかったー。

 でも、無料ガイドツアーに参加して、マグロの一生についてのお話を聞きました。聞いたことのある話も多かったけど、参加者の中にやたらと的確な反応をしながら話を聞く人がいたのでぼーっと聞いてられて楽ちんでした。
 マグロは沖縄やフィリピンの海で産卵します。タラコの粒をちょっぴり大きくしたような小さな卵で、産卵から一日くらいで孵化してしまうそうです。孵化すると何をするかというと、同時にうまれた兄弟を食べて泳ぐ力をつけるそうです。マグロの稚魚は口が大きいので、自分と同じサイズの稚魚をぱっくりやるそうですよ。
 そうやって共食いをして生き残ったやつは、一年たたないうちに 30 cm 以上(水槽越しの目測なので、もっとでっかいかもしれない)に成長、10 年の寿命の間に 2 メートルくらいに成長するそうです。一度の産卵で数百万個〜数千万個の卵を産むらしいですが、そのうちオトナになるまで生きられるのは 1〜2 匹。ものすごい生存競争です。
 ほかにも、マグロの体がいかに泳ぐのに適しているかなどの話も面白かったですよ。まるで計算して作られたような体型をしていて、ヒレの付き方もまるで無駄がないそうです。マグロだと最高時速 80Km くらい、カツオは時速 100Km で泳ぐので、水槽の掃除をするとき暴走マグロとぶつかると大事故の可能性もあるってことでした。

 マグロ以外には、アークティクアイソポッドの水槽は必見です。それって何よって人は「アークティクアイソポッド」または「アークティックアイソポッド」で検索してみてください。どっちかで珍獣様の昔の日記がひっかかります。昔見た小さいのと同じ個体かどうかわかんないんですが、今回はかなり大きくなったのが水槽の奥のほうで子育てしてました。

 そうこうしているうちに、またもやデジカメの電池が切れたのでもどってきました。そういえば群馬から帰ったあとに充電しそびれてた。一休みしてからもう一回行こうかな。今日は何度出入りしても無料だし。

 それにしても、水族館も 3000〜5000円くらいで年間パスを発行してくれないかなあ。家が近いので、行こうと思えばいつでも行けるんだけど、入園料が 700円(だったかな?)くらいかかるので、一度入ると一日中いなきゃもったいないような気がしてしまうのよ。そうなると近くに住んでるのに一年に 2〜3 度しか見に行けなくてすごく残念(そのうち 2 回は無料開放日だったりするし、すごくダメな客状態なわたくし)。
 お台場にある科学未来館は友の会の会費を払うと一年間入場無料になるから用もないのに買い物ついでに遊びに行けてすごく楽しいです。

------------------
 化け物と動物のニュースをメモ。

◎シベリアの山奥で雪男のミイラ発見さる?!
 シベリアの山奥で獣の足のミイラが発見された。足のサイズは 23cm と比較的小さく、全体が赤毛に覆われ、足の裏には肉球のようなものがある。骨格が四つ足の獣のものとはちがい、二足歩行する生き物と考えられる。ただ、かかとの関節が人間のものとは違っており、発見者はイエティの足だと主張している。
 お昼のワイドショー番組のニュースで行ってたので、今後あっちこっちでやるかもしれません。足も写ってました。正直なところ、パッと見はライオンかなんかの足みたいに見えます。

◎国産トキ、ついに絶滅
asahi.com(10/10 21:58) 
http://www.asahi.com/national/update/1010/010.html
 日本産のトキとしては最後の一羽だったキンが老衰で死んでしまったそうです。中国にはまだ野生のトキが棲息してるそうですが、国産のトキはこれで絶滅したことになるそうです。

つづき(結局午後も水族館へ)
 お昼に近所のスーパーで買ったメンチカツを食べたら激しい胃もたれに襲われてたおれそうです、むきーっ。油断してました。ここの揚げ物はどれを食べても確実に倒れるのです。たぶん油が悪いのでしょう。それなのに、いつも心の中に「偶然にきまってる、油のせいであるはずがない」という思いがよぎるのです。なぜって、鋼鉄の胃を持つ珍獣様が倒されるほど悪い油なら死人が出てもおかしくないからです。

 けれど、今度という今度は、あの店のお総菜はダメだという結論に達しました。安くて悪くないものを売ってる店なので、その他の点ではまったく不満はありませんが、お総菜だけは致死量に近い毒物なのです。おそらくなんらかの手をまわして事件をもみ消しているのでしょう。そうとしか思えません。もうグッタリ。

 メンチカツに倒されつつデジカメの電池を充電して、せっかくなので午後も水族館に行きました。さすがに夕方になると人も減ってきて、いろんなものをマッタリと見学できました。
 

アカシュモクザメ
 2000年10月の日記 に、葛西臨海水族園でアカシュモクザメの腸洗いを見たと書いたのですが、今回はどうだろうと思って見に行くと、なんかまた腸のはみ出したサメがいるんですよ。

 見るたびにこれだと、さすがにラッキーとはいいにくいです。腸洗いじゃなく何かの理由で腸が出っぱなしになっているだけなのかも。あんまり写りはよくないですが、今回は証拠写真ならぬ動画を用意してみました。

シュモクザメの腸洗いモドキ
 movファイルです。再生には QuickTime が必要です。ほんとうのサメの腸洗いは一瞬で終わるんだったと思います。腸を出しっぱなしで泳ぎ回るとなかまのサメに襲われることがあるそうです。でもこのサメは何年もこの状態で泳いでます。見に行くと必ずいます。ただの腸洗いじゃないみたい。レアなものを見たと喜んでいたのに、ちょっちガッカリぎみ。
 

海のダンゴムシ
「なにこれ、ダンゴムシ?」
「うげえ、ほんとだ。でっかいダンゴムシ」
「なにいってんの、海にダンゴムシなんかいるわけないでしょ」
「え、じゃあエビなの?」
「シャコじゃない?」
「シャコとエビってちがうの?」

 これはオオグソクムシ(ジャイアント・アイソポッド)の水槽の前でひろった会話です。ちなみに、シャコでもエビでもなく、ダンゴムシに近い生き物らしいです。

オオグソクムシ
 奥にいるのがオオグソクムシ。横文字の名前はジャイアント・アイソポッドというらしいです。アイソポッドというのは等脚類のことで、ダンゴムシもこの仲間だそうです。
 

アークティク・アイソポッド
アークティクアイソポッドアークティクアイソポッド
 右の写真が子育て中のもの。角に生えてる「もわもわしたもの」が子供だと思います(遠いので肉眼でもハッキリ見えませんでした。もし違ってたらごめんよ)。左の白っぽいやつは、まだ若い個体なのか体も小さくて、水槽のガラスの近くでユラユラしてました。
 名前にアイソポッドとあるので、こいつもダンゴムシの仲間っぽいです。でも似てないね。ジャイアントよりこっちのほうが変でいかしてる。だって角に子供つけて育ててるんですよ?

タマカエルウオ
「うわっ、キモイ。ヒルみたい」
「ほんとだ、ヒルだよ、ヒル」
「ヒルじゃないでしょ、ここに名前書いてある」
「カエルウオ? ふーん、そういえばカエルっぽいね」

「無料っつったってなあ、魚しらねーと面白かねえよ」
「そうだなあ…ありゃ、この水槽は水が入ってない」
「あれ、なんかいる。跳ねてらあ」
「(水槽の説明を見ながら)カエルウオ…ふーん、カエルかぁ」

 タマカエルウオの水槽の前でひろった会話。なぜかカエルウオという名前を見て納得してつまらなそうに帰っちゃう人がけっこういました。しかも、みんな納得の仕方が激しく間違ってるのがおっかしい。

 たしかにその水槽には「カエルウオ」も入ってました。でも、カエルウオは水の中で泳いでいるやつで、みんなが見て納得してるのは、岩の上にいて水には決して入らない変な魚なんです。名前は「タマカエルウオ」といいます。

 似たような魚なのに、水から出ることのない魚と、水に入るのを嫌がる魚が同居してます。説明を読むとそのことも書いてあるんですが、「カエル」という名前ですべてを納得したように、みんなあっさり立ち去るんですよ、人間っておもしろい。

 タマカエルウオは水に近い湿った岩場にいます。がっちり岩にへばりついていて、波がきてもさらわれることはありません。何年か前にタマカエルウオが水に落ちた瞬間を見たことがあるんですが、まるで溺れたようにビチャビチャはねまわって、あわてて岩にあがってました。ほんとに変な「魚」です。カエルのような両生類ではありません。

 写真はうまく写ってなかったのでナシ。ハゼやムツゴロウみたいな形をした魚で、体を「し」の字にまげ、尾を蹴り出すようにしてピョンピョン岩の上を跳ねてました。


 
10月13日(月)体育の日
 台場小香港にある「文ちゃんのお茶」という中国茶店で苦丁茶を買った。前に メルマガ に書いた、あの苦丁茶なのだか、今回はちょっと様子がちがっている。

苦丁茶
 手前のグリグリねじれたやつがメルマガに書いたやつで(まだ残ってた…)、ビニールの袋に入っている針のようなやつが新しく買ったもの。小さめの葉っぱを丸めて針のようにしたものらしい。

 お店のおねえさんに飲み方を聞いたら「ひとり分は針 1 本で充分。大きさによっては半分に折ったほうがいいかもしれない」と言っていた。

 なにっ、この細くて短い針 1 本が適量?!
 すると河馬の鼻くそみたいなグリグリを急須で入れたりしたら…
「多すぎます。割って小さくしてから使うものですよ」
 茶屋のお姉さんはキッパリと言い切った。
 どうりで死ぬほど苦いと思った。

 新しく買ってきた苦丁茶をいれてみた。
 大きめの急須に針 1 本とたっぷりのお湯をそそいで数分待って飲んでみる。
 これでも苦いもんなー。グリグリ 1 個じゃ死ぬわ、うへへへ。

 ちなみに、 メールマガジン【珍獣の食卓】 は、とっくの大昔に廃刊してます。今のところ再開の予定はありません。ごめんね。


 
10月16日(木)
 中国で有人ロケット神舟五号の発射に成功して、地球をぐるぐる回ったあとに、今日パイロットが地球におりてきたそうです。ニュースでさんざん言ってるけど、この話ほんとなの?

 有人ロケットの計画がほんとうにあったなら、何年もまえから準備してたはずなのに、ニュースになったのは数日前、発射の直前になってからでしょ。CNN のサイトに「もうすぐ発射」って書いてあったけど、絶対ガセネタだと思ってたよー。

 今朝になって、信州五号から見た地球の映像とか、宇宙船内の楊飛行士と地球との交信なんかも公開されてたけど、なんかまだ信じられな〜い。だって、パイロットは狭いところで椅子に座ったままだったし、宇宙っぽい様子がほとんどなかったんだもの。まあ、ソ連のガガーリンがはじめて飛んだときもこんな感じだったらしいけど。

 でも、ホントだったらすごいね(って本当なんですよね??)。有人飛行に成功したのはロシア(ソ連)とアメリカだけだったじゃない。中国は三番目なのよねー。てっきり次は日本かと思ってたけど先をこされてしまったか。

 日本の場合は、国産ロケットに人を乗せることにこだわるより、アメリカにたのんでシャトルに乗せてもらったほうが安上がりで得るものも大きいから焦ってないのかもね。

 しっかし、なかなか宇宙への観光旅行が実現しませんなー。はやく月だの火星だの見物に行きたいものだけど。

 っていうか、宇宙の前に中国行きたーい。四川で麻婆豆腐食べたい(宇宙ネタのときはいつもこれ言ってるな、わたくし)。

10月19日(日)
 上野動物園でアイアイの赤ちゃんが公開されたと聞いて出かけた。入り口で切符を買おうとしたら、1800円で一年間有効のパスがあることに気づいて即購入。上野の入場料は 600円だから、3 回通えばペイしちゃう。安いなあ。上野じゃ毎日というわけにはいかないけど、都内に住んでるんだから年に三回くらい行けるわけだし。同じ金額で葛西の水族館にも年パスがあったらいいのにー。

 で、アイアイなんだけど、巣箱に入っているのかぜんぜん見られませんでした。赤ん坊だけじゃなく親も出てこなくて残念だった。年パス買ったので、近いうちにまた行きます。


 
9月28日(日)
 暑さ寒さも彼岸までっていうけどほんとだね。 9 月なのに真夏みたいな日がつづいてたのに、お彼岸をさかいにずいぶん秋らしくなってきたし。

 最近、ワン切りなんだか間違い電話なんだかよくわからない電話が多いです。今朝なんか、目がさめる 2 分前の着信記録が残っているんだけど、呼び出し音に気づかなかったくらいだから、よっぽど短い時間で切ってしまっているんだよね。でも番号は「非通知」なの。このところ、その手の非通知ワン切りがけっこうあるんだけど、いったいなんの意味があるのかよくわからない。やっぱり間違い電話なのかな。でも、間違いならもうちょっと長く鳴らすよね。

[追記]
 実は、帯電話へのスパム(広告メール)も増えてます。といっても、携帯用の e-mail アドレスに届くんじゃなく携帯電話の番号あてにとどくやつ。J-PHONE は電話番号で e-mail を受け取れなくなったんだけど、J-PHONE の携帯電話からだと電話番号あてにメールを送れてしまうみたい。to: を見ると電話番号を連番で 5 件くらい指定してある。まさかとは思うんだけど、ワン切りで生きてる番号を探してるんだったらイヤだなあ。そんでもって送信は J-PHONE の携帯電話を使って手作業でやってるんだったりして?
10月21日(火)
 もう、半年以上も前のことだけど、○ハチって会社の人(名刺やらなんやらもらって見たけど本物っぽかった)が、「布団洗いませんか〜」とご機嫌に訪ねてきた。1 枚 2000 円だと言っていた。
 その時はことわったけど、最近になって布団を丸洗いしてみたくなり、○ハチのサイトに値段を確認しに行った。

 すると、どこをどう見ても、値段表には 1 枚 4000 円だと書いてある。念のために似たような丸洗いサービスをやっている会社のサイトをいくつかまわって見たところ、どこも 1 枚 4000 円か 3 枚で 10000 円といった値段設定だった。

 聞きまちがいか、それとも値上がりしてしまったのか、とにかく聞いてみようと、兄さんがおいていった名刺をひっぱりだして電話をかけてみたところ、
「あの、お値段は」
「どういった布団ですか」
「化繊綿の安物です」
「ああ化繊… 1 枚 2000 円ね」
「ホームページを見たんですけど、4000 円って書いてありますよね」
「そう。でも半額でやるってことで」
「は?(そんなことどこにも書いてなかったぞ)」
「とにかく 1 枚 2000 円です」
ということだった。

 なんで半額になるのか意味はわからないが会社の人がそう言うんなら、まあそうなんだろうと思い、まずは見に来てもらうことにした。汚れの状態を見ないと洗えるかどうかわからないってことだったから。日取りは訪問員兄さんから電話があるはずだってことだった。

 しばらくすると訪問員の兄さんから電話がかかってきた。
「火曜日の何時ごろでよろしいですか〜?」
「いいですよ」
と、最初は火曜の約束をした。

 それから間もなく、また電話がかかってきて、
「すいません、火曜だと、前の約束がのびてしまいそうなので、水曜の午前中ってことでどうでしょうか」
「はあ、いいですよ」
と、水曜の約束をした。

 そのつもりでいたら、火曜の午後にとつぜん兄さんがあらわれて、
「あのー、急に時間があきまして、明日ってことでしたが、今日でもいいですか?」
「はぁ?」

 もうこの段階で、ことわりたい気持ち 120% だった。布団は圧縮袋にいれて玄関先に出してあったから、そのまま持っていってくれればいいんだけど、広げてみないと汚れの様子がわからないという。まあ、そのとおりなんだけど、そのためには家に上がってもらわなきゃいかんのよね。珍獣様の家は通常、足の踏み場がないほどちらかっているので(自慢にならん)、前もっていってくれないと、布団をひろげる場所なんかないのだよ。

 でもまあ、台所をちょこっと片づければ大丈夫というので、10 分ばかり外でまってもらいあわてて片づけた。さあ、どうぞと、上がってもらい、布団を見て 5 秒後に即答。
「ああ、残念ですが、これは洗えません。中綿がポリエステルなので、丸洗いするとワタがよれたり縮んだりしてダメなんですよ」

 見ると、タグにも丸洗いできないと書いてあった。そらまあ、タグを見ないで出そうとしたこっちも悪いのだけど、タグを見ればわかることがあるなら最初にいえよ、この唐変木が。

 ついでだから、サイトにあった値段表の謎もぶつけてみる。
「ホームページを見に行ったら 1 枚 4000 円って書いてあったんですけど、電話したら 2000 円だっていうじゃないですか、どうして?」
「キャンペーン中なんですよ」
「サイトにはそんなこと一言も書いてありませんでしたけど(前に聞いたときから半年以上たってるのに)」
「書いたらお客さん増えすぎてこまるじゃないですか」
「はぁ?」
「うちはホームページには力をいれてません。訪問販売が基本ですから」
「いや、訪問販売おおいに結構なんですけど、口頭で聞いた話は忘れちゃうので、ホームページに確認しにゆくんですよ。なのに値段が違ってたら困るじゃないですか」
「え、でも、定価より安いほうが嬉しくないですか?」
「だから、安くなってることを確認したいんですってば」
「詐欺じゃないんですからいいじゃないですか。みなさんにも安いってお喜びいただいてます」
「あっそう」

 追いかえす気 300% にアップ。話はつまんないし、洗えないのはわかったのでとっととお帰りねがいたい。なのに兄さんは食いさがる。
「毛布とか、何か洗えそうなものはないですか。おあずかりしますよ」
「ないです(そういうものは自力で丸洗いできるっていうか、外に干してあるの見なかったか。さっき洗ったのだ。夕方コインランドリーにもっていって乾燥機につっこめば完璧なのだ)」

 というわけで、布団丸洗いは不発におわった。羊毛も羽毛も大丈夫なのに、ポリエステルはだめなのかよ。意外と知られてない事実だなあ。


 
10月25日(土)
 江戸川区の行船公園で、プロナチュラリスト佐々木洋さんの自然観察会があるというので朝から出かけました。

 ナチュラリストってのはいいとして、「プロ」ナチュラリストっちゅーのは一体なによという問題は、きわめて無視しにくいことではありますが、それはさておいて(おくのかっ?)、この方は葛飾区の水元公園でもよく観察会を開催しておられるのでそっちには何度か参加したことがあります。肩書きも面白いですが、お話もわかりやすくとても楽しい人です。

 で、観察会ですが、行船公園の中をひとまわりしながら、みつけた虫などについて先生の話を聞くという感じでした。あいにくの曇り空で、気温も低かったせいか、虫はそれほど活発に動いていませんでした。前日だったら晴れてて面白かっただろうに、ちょっと残念です。

 それでも子供たちは、セミの抜け殻やナメクジをみつけて楽しそうでした。ときおり、大人の参加者が「ああ、そういえば小さい頃にあの虫をつかまえて遊んだわ」なんて話してるのが楽しかったです。
 

 観察会は午前中で終わり、午後からは家来のTが東京モーターショウを見たいというので幕張まで行きました。世界中の自動車メーカーが新しい車を見せにくる見本市みたいなやつです。実際に売り出されてるものもあれば、将来こうなるといいねという夢の車の展示もあります。

 どのコーナーも盛況でしたが一番人気は トヨタの PM という近未来カーでした。この車、なんとビックリ、変形しやがるんですよ。ちょうど運転席のあたりで車がふたつに折れてのびたり縮んだりする感じなんです。街を走る時は縮んで小さくなり、高速道路を走る時はのびて平べったい車になります。変形ロボみたいです。

 たいていの展示は、コンパニオンのお姉さんたちがひっこむと、まわりで見てる人たちもいなくなったりするんですけど、ここだけはみんなずーっと見てました。短時間に何度も動かしてみせてくれるのもうれしいです。

 
10月30日(木)
 北海道にオーロラが出たらしいです。現在、太陽にでっかい黒点ができていて、ずばばばばーんとフレアが燃え上がっているらしいんですよ。そのせいで地球の磁場はしっちゃかめっちゃかに荒れくるっていて、北海道くらいの緯度でもオーロラが見られる状態になっているのだとか。いいなあ、見たいなあ、オーロラ。

◎太陽フレアで微粒子「嵐」、地球直撃 北海道でオーロラ
asahi.com (10/30 11:52) 
http://www.asahi.com/science/update/1030/006.html

 
 
御簾と紅葉(壁紙)TITLE=
今月の素材
白鷺の飛翔
 
2003年 9月日記の目次2003年 11月

珍獣の館正面玄関山海経動物記