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『原色日本蛾類幼虫図鑑』復刊リクエスト
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『原色日本蝶類幼虫大図鑑』復刊リクエスト
 チョウになる芋虫の図鑑です。

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全釈漢文大系33『山海経・列仙伝』復刊リクエスト
 『山海経・列仙伝』のみのリクエストです。おかげさまで100票達成しました。まだ投票できます。上のリンクから入って、投票したい人は「投票する」というアイコンを、意見を書き込みたい人は、「掲示板」というアイコンをクリックしてください。
ガラス絵の蝶
8月1日(日)
 珍獣の食卓2 はじまりました。第一回目は「赤瓜」でした。写真は ここ で見られますが、メルマガ自体はしばらくサイトには載せません。どうしても読みたいって人はまぐまぐのサイトへ行って「珍獣の食卓2」というタイトルで検索して探せば読めます(あえてリンクはしません。探してください)。
[追記]
 写真ページを見て納得しちゃう人のほうが多い予感がして、なんだかいやーん。珍しいものをみつけて食べてみるのは大好きだけど、それで人を集める自信がもうありません。でも、やるなら人を集めなきゃならんのです。手間を考えるとタダでやるのは本当に限界に来てます。ほんともう、きついです。
 そろそろ珍食のメルマガにも広告リンクが入ってると思います。人によってはこんな広告見るのもウザイという人もいるでしょう。でも世の中タダのものなんか本当はないんです。みなさんがこのリンクを一回クリックしてくださると、わたくしのふところに  20 円入ります。たった 20 円とお笑いにならず計算してみてくださいね。メルマガには毎回 3 件ずつ広告を入れてますから、これを 10 人で 1 クリックずつやったら 1 回発行するごとに 600 円の収入になります。些細なことですが、何もないよりはずっとましなのです。これによりメルマガ発行を手伝ってくれる「まぐまぐ」にもなにかしらの収入が入ると思います。そのおかげでみなさんは、いろんな人のメルマガをタダで読むことができるのですから、広告といえども毛嫌いせず、なくなってほしくないメルマガについてくるものは(うちのに限らず)クリックしてあげてほしいなあと思います。


8月2日(月)
 珍獣の食卓2でやってるアンケートは、ものすごい回答率です。読者は 53 人しかいないのに 8月2日の 22 時現在で 78 人も答えてる(笑) 回答者が多いのはクリックアンケートの管理者様が出しているメルマガ(これ)に載ったせいでしょうが、そのぶんをさっ引いても盛況といえそうです。
 やっぱり赤瓜は珍しいんでしょうか。日常的に食べてるって人はいませんねえ。過去に何度か食べたって人も少ないし。

 
8月3日(火)
 がぼ様(猫)がシイコをたれるのです。最近はかみつき攻撃をやめたらしいのですが、シイコによる無差別テロに宗旨替えしたようで、誰も見ていないといろんなところにシイコをしたがるのです。さきほども布団にシイコされてしまいました。この男、いつからこんなバカになったのかしら。普通の洗濯機でも洗えるせんべい布団なので、まあなんとかなるのですが。

 今日は午後から雨が降ると森田さんが言っていたので洗濯物を干すのをやめたのに降りませんでした。こんなことなら洗濯しとくんだった。明日は布団も干さなきゃいけないのに。かなーりぶる〜な気持ちよ。

[追記]
 その後、彼は玄関でシイコすることの快感を覚えたらしいです。トイレでもしますが玄関でもしやがるんです。もうダメ男っぷり炸裂中。さきほど根負けして猫トイレを玄関に設置しました。風水的に見て最悪な気がしますが、そもそも引っ越し荷物さえほどいてない状況でそんなことを気にしてもしかたがないのです、えっへん。本棚ほしいよう。
 
8月4日(水)
 暑い。今日も雨は降りそうもない。洗濯物も布団も干した。ついでに自分も天日であぶられている感じがする。部屋の中にいて窓辺から 2 メートルは離れているはずなのに、それでも日に焼けそうな気がしてならない。

 ミンミンゼミの初鳴き…なわきゃないんだけど、先ほどすぐ近くで鳴き声を聞きました。公園ではもっと早い時期から鳴いていたのではないかと思いますが、家のまわりに限定するとさっきのが初鳴き。江戸川区に住んでいたときはアブラゼミよりミンミンゼミの声を先に聞いていたけれど、葛飾では常にアブラが先。偶然かな。

 そういえば、八月油蝉い(うるさい)の次は「九月藪蚊い(うるさい)」でどうよというメールをいただきました。あー、そういえばあれもうるさいですね。音量こそさほどでもないけれど、耳元でプーンとささやかれると座布団ふりまわして追い払いたくなる。

 夕方、公園で羽化途中のアブラゼミを見つけたので撮影。あと、なんとかイナゴ(名前を調べ中)と、フクログモのなにか(名前を調べ中)を撮影。ショウジョウトンボの雌を探していたらチョウトンボが草の先にとまってるのを見つけて撮影。でも、デスクトップパソコンのまわりは暑くて近づけないので写真の整理はいつできるやら。

かな〜り失敗
 今日の虫写真はかなり失敗でした。日差しが強すぎたのかノイズが入りまくってダメっぽいです。おっかしいなあ、今までデジカメに任せていてもこんなにひどいことなかったのに。まさか壊れた(笑)?←笑い事ではない

 なんとかイナゴの正式名称はカワラバッタでした。けばけばしたダメな写真になってしまったので没。下の写真がダメバッタ。

けばけばしたカワラバッタ
[ダメその2][ダメその3]




 チョウトンボの写真もダメ。くそー、こんな近くで写せたのに、むかつくー。

ノイズだらけのチョウトンボ

ね、ダメでしょう
[ダメその2][ダメその3]

 フクログモの何かもノイズありまくりでダメ。写真的には没だけど、よくよく見ると単眼が確認できる感じなので名前を調べるのに使えるかも。ハマキフクログモだと思ったんだけど、単眼の大きさが違うような気もするのよねえ、うーん。やっぱりヤマトコマチグモなのかしら。

 セミの羽化写真はチョイボケだけど、まあなんとかいけそう。これだけ使おうっと。 虫日記 を発行しないとねー。

 
8月5日(木)
 今日はなんだか集中力に欠けるような半端な日だった。気温そのものはたえられる程度なのに何がいけないんだろう。そういえば夕べはがぼ様(猫)が夜中に暴れて、あっちをがさがさ、こっちをがさがさ、にゃおー、あおーと鳴きわめき、そのたびに「うるせー、この小便たれ猫めがっ、げしげし」とやってまた寝るという、寝苦しい一晩だったことよ。
 こんな日はカレーでも食べようと思うんだけど、カレーって普通に作るとカロリー高くて太るもとなのよねー。市販のルウじゃなく粉から自作するといいらしいけど、大安売りの時に買ったバーモントカレーが残っているから、やっぱりいつものカレーになってしまう。こうして皮下脂肪は厚くなり、動きは鈍くなり、ダメダメ街道まっしぐら状態である。とりあえず、がぼ様、夜はおとなしく遊んでください。お願いします。
 
8月7日(土)
 今年も来ました江戸川区花火大会。ここは隅田川や東京湾の花火ほどには有名じゃないけど、規模そのものはかなーり大きくて日本屈指じゃないかって感じです。毎年見に来てるけど今年は川を越えて市川市側で見ました。実は去年も市川市側から見ようとして、地図を見ないで出かけてしまったので、同日開催だった浦安の花火大会を見てしまうという激しい失敗を犯してしまいました(こっちもかなり立派だったけど)。今年は事前に地図を見たので大丈夫。浦安の花火は 7 月末に終わってるしね。

 このへん から打ち上げ現場の篠崎緑地方面を見ていたのですが、7時15分の開始早々「しまったぁ!」と叫んでしまいました。なんと、こちらがわは風下。派手なスターマイン(連発)のあとは火薬の煙でなーんにも見えなくなっちゃうの。あちゃー、もっと北のほうで見ないとだめか。

 それでも常に風が吹いてるのでポイントはちゃんと見られたような気がします。やっぱここのは派手だわ。シビレルーって感じ。大きいのが上がるたびに歓声があがってました。「はーらしょー」なんて声あげてる学生らしき集団が笑えてナイス。ちなみに江戸川区の花火大会では鍵屋さんが打ち上げてるので「かーぎやー」と叫ぶのが正式かもしれません。

 ところで、今回見て思ったのは、打ち上げてる花火屋さんによって得意不得意があるんだなぁってこと。江戸川の花火は、とにかく派手だし、ハチの巣をつついたような(まさに「ハチの巣つついた」というプログラムまで用意されているのですが)星が途中から加速したり、ひゅるっと迷走するように飛び回ったりする動きの面白いものはとてもきれい。でも、にこにこマークとか蝶のような、何かの形に見える変わり花火はひしゃげちゃっていまいちなのが多いんです。

 先月見た葛飾の納涼花火大会では、そういう変わり花火を毎年たくさん上げてるみたいなんですが、こっちのはちゃんとその形に見えるのが上がります。毎年同じ火煙業者があげてるケースが多いだろうし、花火の通は「こういう花火が見たいならこの大会」とか、何かデータを持ってたりするのかな。
 
 

 帰りに某焼き肉屋さんに入ったら、みょーなタッチパネルでメニューを選んで注文という、ファーストフードみたいなシステムに辟易。水や取り皿までタッチパネルで取り寄せろって。それで安くて美味しいっていうんならいいけど、タン塩なんか向こう側が見えるほど薄いから、焼くと網に張り付いて破けるのよ(そんなのがたった 5 枚で 620 円もした!)。ラストオーダー時間をすぎてからお水をたのもうとしたらタッチパネルが生意気に「オーダーできません!」とか表示しやがるんですよ。水まで出し惜しむのか、この店わっ。もちろん店員を呼んで普通に「水」と頼んだら出てきたけどさ。北海大将とかいう居酒屋チェーンと同じ会社がやってる焼き肉屋さんらしいんだけど、なんかダメだわ。お店出た後にまた焼き肉食べたくなってしまった。

 
8月8日(日)
 下痢した。腹痛はそれほどないけど朝から夕方までずっと下痢してた。食あたりしそうなものといえば、昨日の朝食べた「めかぶ」か、夜食べた不味い焼き肉。朝の「めかぶ」が生ものなのであやしいけれど、それにしては効いてくるのが遅いような。すると肉かと思うけど、生じゃなかったんだよねえ。うーん。そういえばハラミのみそ漬けを頼んでこれまた不味くて大失敗だったんです。漬かりすぎてて味噌の味しかしなかった。うすーい肉にしっかり味噌の色がついてて、加熱しても色が変わらないから、焼けてるのかどうかもよくわからなかったのよね。まさかこれか? それともサービス品のモツかしら。モツの焼き加減もわかりにくいし…いや、やっぱり「めかぶ」かもしれないけど。
 
8月9日(月)
 伊香保温泉が水道水をわかして温泉って言ってたんだそうです。ふーん。っていうか、伊香保はお湯の量が少ないのとかもあって、沸かし湯を使ってるのはわりと常識だったりするんですけど(汗)

 伊香保温泉は数百年前から続く古い温泉場で、泉質は鉄分が多くて見た目からして茶色く濁ってる。タオルなんかお湯につけて外へ出すと、ちゃんと絞っておいても酸化して茶色くなっちゃうくらいだったよ。でも、そういうお湯に入れるのはごく一部の老舗旅館の本館だけで、同じ旅館の新館の大浴場は無色透明のお湯だったりしたよ。旅館の人も沸かし湯を混ぜてるって普通に言ってた(混ぜてるのか 100% 井戸水の沸かし湯なのかは知らない:-)。伊香保では源泉からわくお湯の量にかぎりがあるので、温泉を引く権利を手に入れるのがかなーり大変らしいです。

 そういう事情はわりと知られてるし、少なくとも珍獣様が遊びに行ってた頃(15年以上まえ)は旅館の人もあんまり隠してなかった気がするよ。新館と本館でお湯を比べたらばれちゃうしね。事情を知ってるので、一日に一度は本館で茶色いお湯につかり、ただ湯に浸かりたいときは空いてる時間に本館の大浴場に入ってた。何で今更そんなことを…と、思ったら、今回、水道水を使ってることがわかったのは、平成に入ってから発見された「白銀の湯」を偽っていたらしいよ。

 平成 9 年に発見された白銀の湯は無色透明なので、ぱっと見ると水道水と見分けがつかないそうです。新しいほうのお湯には入ったことがないけれど、そういうことなら珍獣様もだまされたかも知れないなあ。まあ、過去の状況を知ってるので、そういう旅館もあるんだろうなって変な納得をしてしまう。自然のものだから人が欲しがる分が思い通りに出てくるとはかぎらないからねえ。気の毒なのは旅行会社のツアーとかで連れて行かれて、選択の余地もなくニセ温泉の旅館に泊まらされてた人たちだよね。せっかく温泉にいって水道水の沸かし湯に入れられてたなんて、ひどいなあ。

 たしか伊香保温泉には町営浴場(黄金の湯系のやつ)とかもあったはず。銭湯みたいにお金払って入るんだけど、安いからこういうところも利用してみるといいかもね。たまたま泊まった旅館が白銀系だとしても、伊香保本来のお湯は黄金の湯だから茶色いのにも入ってってね。
 

8月10日(火)
 伊香保への旅行客が減ってるらしいです。かき入れ時なのにねえ。でも偽物はイヤよね。なんでも今の町長が経営してる旅館では色まで付けてたっていうし。こうなると茶色ければ黄金の湯だからホンモノってのもあやしいわ。もうダメすぎねー。

 そういえばお隣の長野では、白骨の湯ってところで草津の入浴剤をぶち込んでたんでしょ? やだなあ、もったいない。こっちは色がつかなくなっただけで温泉なのに、なんでわざわざそういうことして価値を落とすんだろ。どうせ嘘つくならもうちょっと頭を使えばよさそうなのにね。

 白かったお湯が無色透明になってしまった。きっと悪いことがおこる。もう白骨の湯もだめだと人々は頭をかかえた。
「いっそ色つけちまいましょう。草津で買ってきた入浴剤は、いい感じに白くなりますよ」
 地元青年団のA君がそんなことを言いはじめた。
「そうだな、非常時だから、この際仕方があるまい」
 誰もがそんなふうに納得しかけたとき、地元の古老が言った。
「何をいうか。温泉はこの土地の龍神様がくださるありがたい湯じゃ。それをよその土地のもので汚すなどあってはならぬ」
「ではどうしろと? 龍神だかなんだか知らないが、現に湯の色がかわってしまっているんだから、もう見放されたってことじゃないんですか」
「まったく嘆かわしい。龍神様がわしらを見放すなど、そんなことはない。もしそうなら、まず温泉の湯が枯れるじゃろうて。それどころか湯は豊富に出ておるのだから、これは何かの知らせと考えるべきじゃ。おお、そうじゃ。白かった湯が透明になったのだから、この先の時代は見通しがよいという知らせじゃろう」
「しかし、お湯はたまに白く濁ることがあります。そうなったらまた見通しのきかない世の中になるということですか」
「ばかもの。お湯はもともと白かったのだから、白く濁ったところで悪いことが起こるわけがない。大海で遊んでこられた龍神様がもどってきて、地下の源泉で湯浴みをしておられるのだ。龍神様が泳ぐたびに底にたまった成分がまきあがって白く濁る。白い時もまたラッキーなのじゃ」
「ははー、さすがはご隠居さま」
「かっかっか、これにて一件落着じゃ」
…とかなんとか、伝説を作っちゃえばいいのに。同じ嘘でも草津の湯で色つけるよりましでしょ。
[追記]
 こんな下手な伝説が現代に通用するかどうかわからないが、秘湯にまつわる伝説なんて、こんな風にできちゃったんだと思うのよ。当時の人は長老やらお坊さんがそうだと言えば素直に信じたかもしれないしね。
 
8月11日(水)
 なんか、水上温泉とか四万温泉とか、あっちこっちで水道水のニセ温泉が発覚してるらしいよね。何やってるんだかなあもう、群馬なんか温泉なくなったら主要な産業が公営ギャンブルだけになるぞ。予約してた人たちが次々にキャンセルしてるって。いいなあキャンセル出来る人は。そもそも旅行へ行けそうな予定がないです。暑いー。じっとしてても体力奪われるー。

 ペルセウス座の流星群がそろそろピークだというので夜明け前に見に行った。全体にうすぼんやり曇っていて、ちゃんと星が見えてるのは月のある東の空だけだった。でも、こういう日はどこを見ていても星が流れるっていうから、まあいいかと思って 30 分くらい眺めていたけれどぜーんぜんダメだった。見えたのは夜行性のサギとコウモリばっかり。1 個だけ、大きな流れ星を見たけど、こんなんぽっちだったら流星群の日じゃなくても見られる時は見られるしなー。ペルセウス座流星群は手強いわ。これまでまともに見られた経験なし。

 
8月12日(木)
 真夏日連続 38 日新記録樹立おめでとうございまーす。
 暑いー、しぬー、もうだめだー。
 
8月13日(金)
 真夏日記録更新中。あちいね。うん、あちい。もうだめだ。

 世間でブログというものが流行ってるらしいので、メルマガにも限界を感じつつあるので流行の波に乗ってみようかと思ったわけだよ。で、どうせやるなら製本サービス付きのところがいいなぁと思い、まずは掲示板レンタルで有名なT社の無料ブログを立ち上げてみたんだけど 5 分で削除。いや、内容がどうのじゃなくて、普段使いのブラウザ(ファイヤフォックスをタブブラウザ拡張でどうにかしたやつ)で使おうとすると編集ツールが正常に動作しなかったのよ。

 で、次に球団を買収し損ねた会社を見に行ったら、まだモニター募集の段階だったけど、カラー写真入りのグラフィカルな本にしてくれるサービスが始まりそうだったから、いっちょここで…と立ち上げてみたんだけど、これがまあ、スタイルシートでガチガチになんかしているらしくって、普段使いのブラウザで見ると文字がちまーっと小さくて、書いた本人ですら読めないほどおそろしい状況になってしまったんだね。で、5 時間後に削除。

 製本サービス付きだったら便利だなぁとは思ったけど、製本はよそに頼むこともできるから、とにかく使いやすくて満足できるところはないかと思い、ジャンケンでチョキに勝つところへ行ってみたわけよ。ここはまあ、編集ツールはまともに動いたし、できあがったページも見られないほどじゃない。けっこうイケてるんじゃんって思ったんだけど、冷静に考えたらログがとれないんだよね。ログがとれないってことは、原稿を常に自分で保管してなきゃいけないのよ。そうじゃなくて、アップロードしたものを完成品として、完成品をたまにバックアップしたいのね。そのほうが、突然本を作りたくなったときに(いつなるかはわかんないけどさー)製本業者に持って行きやすいでしょう?

 なんかこう、少なくとも珍獣様のニーズにはどれもあわなくってダメーな感じで。結局最後に「ここに転ぶのはちとイヤだ」と思いながら、はてなダイヤリーっつーのを使ってみたら、これが機能的には一番しっくりくる感じでした。

 で、ここで何かして本に…と思ったんだけどね、ここもダメ。写真つきのネタをやろうと思ってたんだけど、はてなダイアリーの無料版ってすっごく小さい画像しか貼れないの。しかも製本は白黒印刷のみらしいので、そんな小さな写真を白黒で印刷したら、あんまり役にたたないと思うしワクワクしないでしょ。自己満足で作るんじゃなくて売りたいのね。売るあてはないんだけど、山海経絵札なんか、あれでけっこう売れたし、作れば買ってくれる人もいるかもしれないじゃない。でも、せっかく買ってもらうんだから、わくわくするものを売りたいわけよ。となると、画像としての役にたたないような小さな白黒写真はちょっとね。

 しかも、そういうのが製本するだけで最低でも1600円(100ページ分)かかるんだって。自分用の記念品ならそれでいいけど、売るならこれに報酬を上乗せして、送料も計算にいれると、買ってくれる人は一色刷で画像の見にくい本に2500円くらい支払う計算になっちゃうのね。あーた、こんなのわたくしですら買わないわ、あーっはっは。

 というわけで不発に終わったの。はてなダイアリーは飽きるまで使います。飽きたら放り出すかもしれないけどねー。

↓珍獣様のネタ袋
http://d.hatena.ne.jp/chinjuh/

 コメントもトラックバックも受け付けるようにしてるけど、あんまりコミュニティーを作りたいとは思ってないので、用もないのにコメントするのは勘弁ね。まともに相手もしてあげらんないし。ごめん。あ、でも自分の知ってることを追加してってくれるのは歓迎です。今知りたいことは 200X でやってた球電現象ではなくただの火災って言ってた検証の詳細。ソファーは焼けてないのに座ってた人だけ跡形もなく燃えちゃったみたいな話だったと思うんだけど(検索すれば出てきそうな気はするんだけどまだしてない)。

 あと、こういうメモ集みたいなものを製本したら 2500 円でもいいから買うぞーという暑い人が万が一いたらコメント残してって。本は一冊から作れるから、あなたのためだけに作ってもいいわー(笑) この手のメモならあちこちから引っ張り出すとけっこうあるのよ、メモなのであんまり公開しないんだけどさ。残念ながらカテゴリー別の製本とかはできないっぽいので、あれもこれも雑多にごちゃっと書いただけの本になっちゃうんだけどね…そこらへんもダメでしょ。やっぱダメだわ。なんか違うんだよ、やりたいこととさー。

 
8月14日(土)
 赤坂のサントリー美術館でやっている 姫君の華麗なる日々 を見に行った。徳川美術館に収蔵されているもののうち、女性たちが使った奥向きの道具ばかりの展示だった。普段見られないようなお姫様の日常生活を、という話をラジオで聞いてたんだけど、想像よりは見たことのあるものばかりだった。同じものを見たという意味じゃなく、同じ種類のものなら見たことがあるということ。奥向きの道具は当時の生活を伝えるものとして百科事典なんかには載ってることが多いのかも知れない。どれも添えられた説明が短めでわかりにくく、なんだかんだいいつつ結局 2000 円も出して図録を買ってしまうというのもお約束で、おもいっきり主催者の術中にはまってる感じがする。
 とりあえず 犬張り子 が可愛かったなー。

 帰りに有楽町のアロイナタベタでタイ料理を食べたんだけど、今日のは辛さも塩分も増量セール中という感じでいつも食べてるのとまるで違う味だった。辛いのはわりと平気だけど、あの塩っぱさはたえられない。料理人が変わっちゃったのかなあ。ついこないだまで全品 600 円だったような気がするのに 630 円になってるし。自分の中ではこの店は終わったかもしれないという位置づけ。残念ながらタイに行ったことがないので、本場の味と比べられないけど、今日の不味かったわ。お水を 3 杯おかわりした。

 真夏日記録 40 日目。

 
8月15日(日)
 月遅れ盆ですが、今年も別段帰省する予定もなくいつも通りです。昨日のタイ料理にやられて朝から下痢ぎみ。唐辛子をたくさん食べるとお腹を壊すのは予想できることですが、あの不味い料理にやられたと思うとかなりムカつきます。午前中は雨だったのでずーっと家でごろごろしてました。真夏日の連続記録は昨日で終わったようです。40 日…すごいわね。歴史に残る暑い夏だわ。

8月16日(月)
 お天気回復。昨日の雨のおかげでかなり過ごしやすい一日。でも明日からまた暑くなるらしいよ。朝のうちに散歩をして虫の写真を何枚か撮りました。途中で知らないおじいちゃんに「いい花がありますか」と言われたんだけどやっぱりカメラ持ってると花を写してると思うのかな。虫を撮ってるんですと答えたら、このあたりには夜くるとスズムシがいると言ってました。野生のスズムシって珍しいんじゃなかったかな。いないこともないとは思うけど、なんか他の虫のことを言ってるんじゃないかなぁとか思いつつ、めんどくさいので適当にお礼を言って逃げ出すわたくし。

[追記]
  公園でよくオジサンに声をかけられます。「お花ありますかー」みたいな立ち話で済むようなことならいいんだけど、たまについてきちゃう人とかいるのでやりにくくて困るんです。立ち止まればいちいち何を見てるのかとたずねられ、ペットボトルを取り出せば「凍ってるのを買うといいよ」とアドバイスなんかしてくれるんですけど、ちとウザイです。勘弁してほしいです。水元公園には写真とってる人はほかにいくらでもいるので、もっとフレンドリーな人をみつけてつけまわしてほしいなあと。そんなに虫の観察が面白いのならいっそ金とって観察会でもやりたいです。ボランティアの趣味はないのでタダじゃいやだー。
 
8月17日(火)
 でろでろり〜ん。蒸しあつ〜い。一日中曇り、夕方から雨。夜は最悪に蒸し暑かった。

8月18日(水)
 晴れ。最高気温が 35.1 度まで上がったらしい。暑い以外の言葉が口から出ないー。

8月19日(土)
 今日も暑いよ。風が吹いてるけど、その風が熱風なんだもんイヤんなるわ。そういえば昨日は猛暑の特異日だとかっていろんなとこに書いてあるんだけど、晴れとか雨と違って猛暑って定義がはっきりしないっていうか、何度以上のことを猛暑というのかしらね。森田さんがテレビで何か言わないかと思って待ちかまえていたつもりだったのに、ついうっかり昨日の夕方のニュースを見そびれたわ(ちなみに今日も見てないわ、ダメすぎね>わたくし)。

8月20日(金)
 今日は 36.5 度だったらしいよ。毎日毎日、気温のことばっかり書いてるけど、これだけ暑いとその日最大の話題が気温になっちゃうのよー。暑いよぉ。

 
8月21日(土)
 久しぶりに涼しいなぁと思ったら東京はぎりぎりで 30 度を越えなかったらしいです。最高気温が 5 度下がるとこんなに過ごしやすいものなのね。

 今年は暑さのせいかいろんなものを枯らしてしまいました。4 年くらい前に買ったハゴロモジャスミンは数日前に葉っぱが全部しおれて丸坊主に。これまでも何度かもうダメだってところから復活したんだけど、ダメそうに見えてわずかに緑色の葉っぱが残ってたのよねえ。さすがに坊主になっちゃうと本当にもうダメかも。

 これまた 4 年くらい前から育てているフレンチ系のラベンダーの鉢もかなーりダメな状態。葉っぱがどんどん枯れ落ちて、緑色の部分が先のほうにちょろっと残ってるだけ。仕方がないので思いきって切りつめて、お水やって様子を見てるんだけど、これもダメかもねー。

[追記]
 ジャスミンは本当にダメっぽいですが、ラベンダーはどうにか生き残ったようです。かなり禿げた感じになってますが復活すると思います。他にハヤトウリなんかも育てているのですが、さっぱり花が咲きません。今年はもうダメですねえ。先月の安売りで買ったハーブの苗もかなーりダメです。レモンタイムが 5 鉢くらいあったのに 3 鉢くらいだめになってしまいました。残ったやつが増えてくれるといいんだけど。
 
8月22日(日)
 はてなでブログをはじめて 10 日目。早くも飽きてきたかも。他のところよりは好みだけれど、やっぱり機能的にやりたいことと違うんだよねー。1 カ月くらい書きためたら放り出そうかな。ネタのメモなんていつまでも人前に出しておくもんじゃないだろうし。

[追記]
 日記ツールとしては面白いような気はするんですよー。でもなんかこう、身のあることをしたいというか…結局これといって使い道を思いつきませんでした。サイトへの入り口として残したいのでこのまま適当にメモがわりに使おうと思います。

 
8月23日(月)
 今日は二十四節気のひとつの処暑。暑さもおさまって次第に涼しくなる時期だそうですが、東京は最高気温が 25 度を越えず、涼しいどころか肌寒いくらいです。暦の通りですね。ってな話を各局の天気予報でさんざん言ってるんだろうな。

 それはともかくムンクの「叫び」って絵が盗まれちゃったらしい。白昼堂々、覆面の男たちが係員に銃をつきつけて堂々と盗んで行ったって。剛毅な話ねえ。あんな有名な絵、盗んでどうするんだろ。売る気だったら、有名な画家の作で微妙に知られてない習作かなんかのほうがよさそうよね。あんまり有名だと盗品なのは一目でわかって足がつきそうじゃない。ひょっとして売ってもうけるんじゃなく、返してほしかったら身代金をよこせってな感じで美術館とこっそり取引すんのかしら??
 ムンクの「叫び」は四種類あって、過去に別のが盗まれて三ヶ月後に戻ってきたってニュースで言ってました。その時はどういう風にもどってきたのかしら。犯人はつかまったのかなあ。

 
8月24日(火)
 可燃ゴミの日なのを忘れてたー。次は金曜日。それまでゴミすてらんないのか。ゴミ置き場が歩道にあるので前の晩からゴミを出すわけにいかなくて、しょっちゅー出し忘れるの。かなーりブルーよ。
 
8月25日(水)
 6月に繭になったクワゴの幼虫ですが、今朝やっと羽化しました。
クワゴ

 虫日記 の読者のみなさんには、詳細ページのURLが明日の号で届きます。メルマガを読んでない不届きなみなさんは このへん からそれっぽいページを探してくださいませ。

 
8月26日(木)
 たとえばそのメールアドレスを、2年くらい前からWEB上で公開したことがなかったら、誰かのパソコンにキャッシュで残ってる可能性はどのくらいあるかっていうと、たぶん限りなく 0 に近いんだろうなーと思うわけ。

 そういうメールアドレスをひとつ持っていて、現在は人間とのコミュニケーションには使わずメルマガの受信専用アドレスにしてる。たまーにスパムってやつが届きます。エロ広告だったり、真っ当そうに見えて実はなんか怪しい感じのサービスの広告だったり。つまりこのアドレスは普通の人は知らなくて、一部のメルマガ屋さん(まぐまぐ&めろんぱん)とスパマーしか知らないんだと思う。

 ところが最近、そのアドレスにウィルスが届くのよね。こういう場合、感染しちゃってるのはスパマーじゃないかと思うのだけど、その考えは間違っているのかどうなのか。

 もしそうだとしたら、いつまでたってもウィルスは止まらないんだろうな。だって、他人の迷惑とか考えてるような人なら、そもそもスパマーなんてやってないもんね〜。なんだかなあ、もう。やれやれって感じ。

[追記]
 その後も断続的に続いてます。ヘッダを見ると、eaccess の ADSL でつないでて、プロバイダは ocn なんです。常に同じ。そういうのが直接じゃなくて、あっちこっちのサーバのデーモン様からエラーとして帰ってくるんです。「そういうユーザーはうちにはいないよ」とか「ウィルスついてるから受け取れないね」とか…でも出したのわたくしじゃないので返されても困るんですけど。仕方ないので eaccess や ocn にメールして本人に注意してくれるように頼んだけど、自発的にどうにかしてくれる可能性はまずないと思うわ。どうかウィルス送信者のパソコンがゲイツパワーで起動しなくなりますようにと祈る毎日ですが、そんなヤツにかぎってゲイツの呪いは効かないような気がする今日この頃です。
 
8月27日(金)
 アブラナ科の野菜の学名を調べていて頭がくらくらしてきた。小松菜、白菜、青梗菜、油菜…このへんが全部アブラナ科のアブラナ(brassica)属なのは知っていたけれど、それだけでなく、どうやら小種名まで同じだったりするらしい。つまり「同種」ってこと。

 でも、それだけなら別に頭は痛くならない。目がまわるのはシノニム(同物の異名)が多すぎるってこと。ぱっと調べた感じだと、

 アブラナ(油菜)/ナバナ(菜花)
 カブ(蕪)
 ハクサイ(白菜)
 コマツナ(小松菜)
 コウサイタイ(紅菜苔)/ズーサイ(?)/ベニナバナ(紅菜花)
 サイシン(菜心)/シントリナ(芯取り菜)/ユサイタイ(油菜苔)
 パクチョイ(白菜の結球しないもの、小白菜)/広東白菜/シャクシナ(杓子菜)
 チンゲンサイ(青梗菜)

 このあたりは全部 Brassica campestris という学名のついた同種らしい。
 らしい、というのは、どうやら途中から小種名(学名の二語目ね)が変わったらしく、上記のうちの一部(もしくは全部)が Brassica rapa という学名になっていたりする。

 完全に全部がぱーっと変わったのならこれもそれほど悩ましい問題ではなくて、もし、一部のだけが変わったのだとしたら、どれが何に変わったのかが重要なんだけど、これがもうちんぷんかんぷんで。

 チンゲンサイに至っては、Brassica rapa var.chinensis, Brassica campestris var.chinensis, Brassica chinensis だったりするんですよ(どれもネットで調べたので書き間違いも含まれているかもしれないというあやふやな状態だし)。一番始末に負えないのが三番目のやつ。もう、カブやハクサイと同種じゃなく、完全に別種として独立してるじゃん、ええええ、そんなぁ(涙)

 い、いや、チンゲンサイだけ独立したんなら別にいいんですよ。でも、チンゲンサイと小松菜をかけあわせて作ったとか言われてるハクサイはどうなっちゃうんですか。ヤツは独立できたんですか、それとも誰かに所属したままなんですかぁぁ(T-T)

 はぁはぁ。
 い、いや、こんなことにまでこだわりたくはないんだけど、食材の図鑑を読んでたら、ハクサイとカブは同種だみたいなことが書いてあって、へーそうなんだって学名を調べ始めたらこのありさま。

 ヘタに学名とか書いてるとたまにメールがくるのよね。そういうの専門っぽい大学生から「○○の学名、まちがってるんじゃないですかぁ」みたいなやつが(しかも大マジでこんな口調で来るのよ)。
 知るかよそんなこと。おまえらこそ専門家の卵なんだから、きっちりしゃっきりはっきり丁寧にわかりやすく表にでもしたのを自分のサイトにアップしてだなあ、これが「○年版の最新←年重要」の分類でーすって言えっちゅーの。うきー(笑)

 一度そういう人に「それの学名についてはコレとコレとコレを見たことがありますが、どれが正しいかなんてことわたくし知りません。ちなみにこのサイトを参考にしました」って返事したら、ナントカの本を見たけどその名前はシノニムとしても載ってなくて、間違いじゃないかなぁと思うんですけどぉ、という返事とともに「学名を軽々しく考えているんじゃありませんか?」みたいな説教までついてましたよ。

 なんていうか、そういう人はお金払って学校通ってるわけだし、自分でもあやふやでよくわからないと思ったら教授に聞いたらどうなん? その上で考えを整理して、こういうことで、これは過ちで、最新の学名はコレですって言われたら「貴重なご意見ありがとう!」ってな具合に気持ちよくお返事できるんですけど。

 学名はわかんないから書かないっていうのがいちばん楽ちんなんだけど、こういうの書いておくと、外国の人が日本のことを調べに来たときに手がかりになるでしょ(自分でも中国の動物を調べてる時なんか、かなり参考にしてるし)。書き間違いとか勘違いとかでいろいろ混乱してることもあるけど、手がかりとしてあってもいいかなぁと思って今日に至ってます。

 で、最新の分類では、カブとハクサイは同種ですか? ハクサイとチンゲンサイはどうなんですか??

追加(爆死)
 下のリストに「タアサイ(搨菜)≒キサラギナ(如月菜)/ヒサゴナ(瓢菜)/チジミユキナ(縮み雪菜)」を追加。野菜って奥深いわね。もう手に負えないわ。

追加の追加…まだありそうだな
 ↑↑のリストに加えて野沢菜も(笑)

 想像では、Brassica campestris っていう学名が古いんじゃないかと思うの。campestris は野生の(camp- は野原じゃん。野宿することをキャンプっていうし)って意味だから。rapa はカブのことなのよ。「野生の Brassica(キャベツ)を栽培化したら美味しい野菜ができました。だから新しいヤツらは Brassica rapa でーす」っていうのが物語の筋道としては自然な感じじゃないのかな。あくまで想像で、それを確認する手段が現在のところわたくしにはないって感じ。

 さらに追加情報。野沢菜の学名を調べていたら、
  Brassica campestris var.rapa、
  Brassica campestris var. hakabura
って、二種類でてきちゃった。あは。前者は rapa が変種名になってるのね。ってことはやっぱり野生種の一部(おそらくは栽培されてるやつら)が rapa という変種として扱われていて、rapa 類が種として独立して Brassica rapa になったって感じなのかなあ。それとも逆に、別種だったものが同種の変種にされちゃうこともあるのかな。そういえば昆虫なんかだと、別種だったのが吸収されちゃうことがあるし…やはりわからないな。

 
8月28日(土)
 IBM のノートパソコンが変。たまに予期せぬ瞬間に Numlock が入って解除できなくなっちゃう。そういう状況が過去にも何度かあって、そのたびに偶然解除できたりして事なきを得てたのよ。ところが今日は解除法がわからぬまま丸一日終わっちゃった。

 なんせ中古で買ったものなので取説も付いてないし、何をどうするとテンキー状態になるのかわかんなくって、その後の試行錯誤でどうやら Shift + Numlock でキーボードの右半分がテンキーになる(解除も同じ操作)っぽいことはわかるんだけど、突然テンキーになっちゃう時はそんな操作してない気がするのよ。そもそも昨日はいろんなキーを押しながら Numlock を押す操作もしてみたんだけど、それでも解除されなかったし。

 仕方なく、レジストリを書き直して戻してみたり(効果なかった)、いろんな設定をいじくってみたり(効果なかった)してみたけど戻らず、これは腹をすえて再インストールだろって感じになった時、なんかの拍子にひょいっともとにもどったの。直接やったことは右 Shift + Numlock だったような気がするけど、左右はあんまり関係ない気がするから、ほんと、なんかの拍子に普通に解除できる状態になったっぽい。なんかの拍子じゃ再現させられないじゃん。次に起こったらどうすりゃいい?

 
8月29日(日)
 揚げ雲呑(わんたん)を作ろうと思って雲呑の皮を買ってきました。市販の皮を買うのははじめてです。も餃子は自宅で作るけど雲呑なんか普段は作らないので市販の皮がどんな風なのかよくわかりません。

 具をのせて、半分に折って、くるっとまるめ…あれ、やぶける。
 何度やってみ皮がやぶける。え〜、これじゃスープに入れるやつは作れるけど、揚げ用に形にしたりできないじゃない。

 このあたりでやる気を失って作り方がぞんざいに。
 左手に皮をのせる。
 右手のスプーンで具をすくい、皮にのせる。
 左手でぐしゃっと握りつぶす。完成。←スープに入れるならこれで充分です。マジで
 ぽいぽいぽいっと あっと言う間に一袋全部、握りつぶしました。

 鍋に湯をわかして具とともに握りつぶした雲呑の皮を放り込み…え、ええええ、この皮茹でると溶けるじゃな〜い。これじゃスープに入れるやつは作れるけど揚げる前に下ゆでとかできない。っていうか、こういう皮を使う時は下ゆでしないでそのまま揚げればいいのか、と気づいた時にはすでにおそく、皮がぐずぐずになった雲呑が鍋一杯に完成。

 ここらであきらめてスープにすればよさそうなのに、せめて炒め物にでもしようとフライパンを持ち出し、野菜を炒めて雲呑をどぼどぼ…炒めると皮がさらに溶けてぐずぐずに。
 当初予定した、かりっともちっとした揚げ雲呑は、ぐちゃっとべちゃっとした謎の炒め物になり、珍獣様のブランチになりました。めでたしめでたし、げふっ。今度は皮から自作しよう。

 
8月30日(月)
 今日も今日とて IBM のノートパソコンは変だ。今日は Ctrl + Shift + F11 が効かなくなってしまう。ATOK17 をオンにした状態でこの操作をすると「お気に入り文書」というやつのメニューが出なきゃいけないのにウンともスンともいわない状態。
 いろいろやってるうちにまたもやキーボードがテンキーになってしまい、一瞬あわてたけどこれは普通に解除できました。
 すると「お気に入り文書」が突如使えるようになり、ひょっとして Numlock と当たってるんじゃないかと思ってわざと Numlock を入れて実験しましたが、ぜーんぜん関係ないみたいでした。
 左下隅にあるファンクションキーがなんらかの悪さをしているような気がしてならないので、このキーを殺してみようかなぁと思っているところ。なんでこんな誤動作しそうなところにファンクションキーがあるかなあ。ノートパソコンってみんなこんなふう?

 それはともかく、夕べはさる筋から入手した巨大なユウガオを豚バラ肉と一緒に煮てみたら激うまで、日本人はこれをカンピョウにして終わりだなんて、なんちゅーもったいない食い方してるんだろうと思いました。もらったのはカンピョウにするような丸いのじゃなく、長くて太いやつで生産地では炒め煮などにして食べてるとのこと。

 あんまり美味しかったので、調子にのって残った煮汁に再度ユウガオをぶち込んで煮てみたのですが、二度目はどうも味がよろしくないです。最初の時は肉もユウガオも先に炒めるなどの下ごしらえをしましたが、二度目は切ってぶち込んだだけなのが敗因だったのかもしれません。手抜きはいけませんな。

 
8月31日(火)
 食べ物の好き嫌いを放っておくと、それ以外の行動や正確にも影響が出ることがある、なんてことをテレビで言ってました。好き嫌いのある子とない子を別々の部屋に集めて、それぞれがどんな遊び方をするか観察すると、前者は明るく活発で、全員がきゃあきゃあはしゃぎ回って一緒に遊んでる。ところが後者は口数が少なく内向的で、小さなグループに分かれて静かに遊んでる。
 好き嫌いのある子は自分の殻にとじこもりがちで…というような解説をしてたような気がするけど、まあそれは一々ごもっとも。でもさあ、それはもともとそういう性格だから、食べ物の好き嫌いに性格が反映してるんだと思うわけよ。順番が逆でしょ?

 好き嫌いを克服することで性格に変化が起こる可能性はあるけど、そんなの「かもしれない」以上のなにものでもないと思うな。わたくしなんか自慢じゃないけど、小さい頃いろんなものが食べられなかったからなあ。でもその後、たいていのものは「好き」「美味しい」に変わっちゃったけど、別に性格は変わらないし、いや、むしろ性格のほうは輪をかけて偏屈になりつつあるんですけど、どうしたらいいでしょうか。←反省の色なし

 夕べから東京も台風の影響で、雨も降ってたけど風がすごいです。重さのない小さな植木鉢なんかあっちゃこっちゃに飛び散ってました。夜が明けても風が強かったです。午後からは気温が急上昇で死にそう。34.5度まで上がったらしいです。がー、昨日まで寒かったじゃないか。なんて極端な天気なんだろう。もうダメです、ぎゅー。

 
このコーナーも今までバカみたいに手をかけてきたけど
今月からちと手を抜きまーす
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