復刊ドットコムにて『全釈漢文大系33 山海経・列仙伝』の復刊リクエストは継続中です。おかげさまで投票数が
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全釈漢文大系33『山海経・列仙伝』復刊リクエスト |
毎年のことながら 園芸熱が高まる珍獣様 |
4月1日(火)
朝、がぼ様(猫)を外に出したら、興奮した様子で部屋に駆けもどり、布団の上でしいこをした。トイレはきれいになっていたのに。 仕方がないので布団を風呂場に引っ張って行き、しいこの染みた部分に何度もお湯を通した。うんうん唸りながら水気を絞ったけれど、敷き布団なので手で絞ったくらいじゃあまり水が切れない。 天気がいいので外に干した。家の前の桜並木は、ほぼ満開。今が一番いい具合。
がぼ様はいつもどおり爆睡しておられます。
4月2日(水)
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4月3日(木)
雨もやみ、桜は満開。 わたくしは布団をほすの。そう、がぼ様がしいこをなさった、あの布団を。 もらいものの梅酒(手作り)を飲みきったので、残った梅をジャムにした。製造から
5年はたってるはずだけど、高温処理しちゃうからきっと大丈夫(なのか?)。
薄く切ったフランスパンに梅ジャムをぬっておやつにした。
日が暮れて、布団をとりこんだ。まだ湿ってる。
[追記] |
4月5日(土)
おともだちふたりと、西葛西にある 誠心堂 で茶を飲もうと約束していたら、朝から大雨ですごいことになっていた。なにもこんな日に…とは思ったが、それでもお茶を飲みに行った。いつものお茶の先生がいなくて、お弟子さん(?)が店番をしていた。 珍獣は、東方美人という、紅茶に近い青茶をたのみ、ひとりのおともだちは普通にプーアルが飲みたいのだと言ってたのんでいた。もうひとりは目と肝臓にいいお茶はないかというので八宝茶をたのんでいた。菊花やナツメ、陳皮など、八種の薬になるものをブレンドして氷砂糖を加えた中国式のハーブティーのようなもの(ハーブというには草じゃないものばかり入っているのだけど)。 3 時ころからお茶をのみはじめて、ざんざんくっちゃべって店を出たのは
6 時すぎ。その間、いちども邪魔にされなかったし(邪魔にされるほどお客いなかったけど)、それどころか帰りがけに「今日は先生がいなくて不慣れでごめんなさい」とあやまられてしまった。大丈夫、みんなにわか中国茶ファンなだけで、全員がおもいっきり不慣れだから。
じーまみ豆腐(ピーナッツペーストをくず粉で固めた豆腐)
このほかに、瓶ビール1本と、さんぴん茶だのウコン茶だの、ソフトドリンクをいくつか頼んだ。ここでもさんざんくっちゃべって、そろそろ帰ろうかと言いはじめたのは 10時過ぎ。 そこへお店の常連さんとおもわれる沖縄出身のおじさんが、いい感じに三線を弾きはじめたので、そのままにわかライブに突入。『安里屋ゆんた』以外はしらない曲だったけど、弾き手が上手いので飽きなかった。若いお客さんたちがノリノリで太鼓をたたいたりしていた。 おじさんが三線を弾いてる間、ずっと仕事の話をしてた別のお客さんが、話にくぎりがついたのか、曲の合間におじさんに話しかけていた。
太鼓を叩いていたノリのいい若い人たちが
三線のおじさんは思いついたように、また別の曲を弾き始めた。知らない曲だったけれど「忘るなよー」という歌詞が何度も繰り返される歌だった。 おじさんのライブも終わったので店を出た。お会計は 9300円 だった。ひとり
3000円見当。わりと安い。やっぱりこういう店には大勢で行くのがよさそう。「とんとんみー」には例によってお店のサイトはなし。でも繁盛してたし、場所が葛西じゃ遠くからわざわざ食べに来る人もあんまりいないからいいのかも。
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4月6日(日)
4月7日は鉄腕アトムの誕生日。今日からフジテレビで、『鉄腕アトム』のアニメがまたはじまった。虫プロが白黒で作ってた時代のやつと、二十年くらい前に 日本テレビで放映された手塚プロのカラーのやつと、今回ので三作目なのかな。 アニメそのものの出来は思ったよりずっとよくて飽きない感じだったけど、ストーリーはだいぶ違うものに書き変えているようだった。さすがにサーカスに売り飛ばされる話は今のご時世ではきついのかしら。とりあえず今後の展開に期待。 午後からはおともだちと高田馬場へ行った。駅前の商店街が、アトムの誕生日を祝ってパレードをやっていた。子供からお年寄りまで参加して、手作り感いっぱいで、なかなか好感をもてるパレードだった。駅前の特設会場では、漫才師のなんとかさん司会で、パレードに参加したグループの審査をやっていた。最初はひとだかりができたけど、飽きていなくなる人続出…アトムの誕生日だとゆうのに、人々の反応はかなりシビアだった。パレードの様子は>こちら |
高田の馬場でパレードを見たあとは、一気にニューヨークのインペリアルギフトパークの桜を見に…
御苑の桜はどれも枝振りがよくてさすがにきれいだった。下の写真は桜じゃなくてゲンペイモモ(源平桃)。同じ木に赤と白と、白地に赤の斑が入った三種類の花が咲いてしまう不思議な木だ。 |
御苑を出て、夜は有楽町の線路の下にある あろいなたべた というタイ料理の店で夕食。席はあいてるのに店員さんの手際が悪くて外でだいぶ待たされる。こりゃ料理は期待できないか…と思ったら、出てきたものは想像以上にまともだった。というか、かなり美味しい。 珍獣は、ダーンソムという、魚とタケノコのカレーのセットをたのんだ。カレーのほかに、タイ米のご飯と、炒め物がちょっとずつ二品付いてくる。これで 500円。充分におなかいっぱいになる量だった。安い。 おともだちはカオカームートという、豚足の煮物をご飯にのっけたやつを頼んでいた。スープがついてこれも 500円。もちろんお腹一杯になるボリュームだった。 ほかに、トムヤムクン(エビのスープ)をふたりでひとつ注文したら、ふたりですすっても充分に満足できる分量が出てきて、これまた 500円。安い…あなどれないっ。 行列さえできてなきゃまた食べてもいいと思った。 |
ビールを頼んだらコップに氷がついてきた。タイではビールに氷を入れて飲む人が珍しくないそうです。冷蔵庫が普及していなかった頃、買ってきた氷を入れて飲むようになったらしいです。
4月7日(月)
米国軍が、ついに大統領宮殿を占拠したというのでテレビは大騒ぎ。当のフセインはどこへ行ったやらわからない。テレビに映るフセインは、あれもこれも「影武者なのでは?」と言われているから、つかまえられたとして、どうやって本物と見分けるのか、そのことが気になって気になって。
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4月8日(火)新暦の灌仏会
今日は仏誕です。小さな釈迦像に甘茶をかけてお祝いする日ですが、近所にお寺が一軒もないので今年はパス。うまい甘茶が飲みたい〜。せめてカレーを食べて遠く天竺に思いを馳せましょう(カレーはいつものことじゃん>わたくし)。なお、陰暦の灌仏会は五月八日です。 「au なんかお望みどおりやめたるわ、こんちくしょー(涙)」計画は滞りなく進行中。こうなったらすっきり気持ちよくやめたい。それにあたって、これまで貯まっている累計ポイントをどーにかしようじゃないか。1800 ポイントくらい貯まっているのよ(ほとんどかけないので長く使ったわりに貯まってない)。何かの景品と交換できるんじゃないかい? もらえるものはきっちりもらっておこうじゃないの。遺恨がのこらないように。 というわけで au のサイトへ行ってみた。ポイントの使い方や、交換できる景品の一覧くらいあると思ったのだ。でも、どこを探してもそれらしい場所がない。
au に電話して聞いてみた。
サポートの人もはっきりと断言できないみたいだけれど、一昨年の日付ということなので、KDDI が独自にやっていたことかもしれない、とのことだった。言われてみれば思い当たる。 au が KDDI に吸収されたのとちょうど前後するような時期かもしれない。DDI になったり KDD になったり、IDO はいろいろ変わったからねえ(書いてるわたくしにも意味わかんない)。 しかしだ、わたくしは街のショップのおねーちゃんと話をしてるんじゃないのだぞ。au に直接電話かけて聞いているのに「かもしれない」というのはどうよ。そういうサービスがないなら「もう終了しました」とか、「KDDI のポイントと、au の累計ポイントは別のものです」とか「現在は行っておりません」とか言ってほしい。けれど、それ以上何を聞いても上の会話の繰り返しなので、お礼を言って電話を切った。 結局、累計ポイントって何と交換できるのだろう。その割引クーポンってやつは、電話料の支払いに使えるのだろうか。肝心のことを聞きそびれたのを電話を切った後に気づいたけれど、もう一度電話をかける気にもなれず、1800ポイントは宙に浮いたままだったりする。なんでこうなっちゃうんだろ。
今朝あたりから、桜が散り始めた。家のまわりが花びらだらけ。掃いても掃いても花びらだらけ。午後から雨が降り出して、夕方には暴風雨。明日の朝まで桜は残っているかしら。
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4月9日(水)
雨があがり、とてもいい天気。 桜はかろうじて残っているけど枝先に緑の葉っぱが萌えだしてる。 米軍がバグダッドを制圧したというので、またまたテレビは大騒ぎ。大喜びでフセインの銅像を壊してる市民の映像なんか映してる。
夕方からまた雨。植木に水やらなくていいから楽だけど、蒔いたばかりの種が流れそうでちょっといや〜ん。
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4月10日(木)
アメリカのバグダッド制圧から一夜があけて、テレビが慌てたようにまともなことをいいはじめる。フセインの銅像を、よってたかって足蹴にしていたイラク人たちは、バグダッド市民のほんのひとにぎりの集団でしかないのだそうで、ベルリンの壁のときのように、市民が総出でやってるわけじゃないのだとか。 昨日もそんなことをチラホラ言ってるレポーターもいたけれど、全体を見ると一夜明けてからの報道は昨日との温度差がおどろくほど激しい。こうなってくると、日本人が見てるニュースと、アメリカのご家庭で流れてるニュースがどのくらい違うのか知りたくなってくる。アメリカではイラクへの攻撃に反対する人のほうが少ないんだって言うけれど、制圧直後のニュースだけをみたら、本当にアメリカがイラク国民を解放したみたいに見えちゃうし、いいことしたなぁって気持ちになる人もいるんだろうなと思った。
4月13日(日)
4月15日(火)
ヨモギを摘んできて、草餅を作った。
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4月17日(木)
6 月 20 日に 『MOTHER 1+2』 が出るそうです。ゲームボーイアドバンス用か…惚れた弱み、買わねばならぬかも。1+2 にも興味はあるけど、開発中止になっていた 3 の開発も進んでいるという話も出ているし。もしほんとに 3 が出るのなら、間違いなく買ってしまうだろうな。わたくし、いつ出るかわかんない『MOTHER 2』のために、発売間もないスーファミを予約して買ったとゆうはづかしい過去の持ち主だったりするもので(そらまあ、当時は他のゲームもしたかったのですけど)。 さすがに 3 のために今すぐアドバンスを、とまで盛り上がれないけれど、出たらぜったい買ってしまいそう。 掲示板(画像あり、重いかも) にも書いたのですが、おとなりにまたもや子猫がうまれて、ちみっちゃいのがころころ走り回ってかわいいのなんの。テニスボールのひとつもころがしてやれば、体中の毛をアンテナみたいにピンとさせて「くれるの? 遊んでいいの?」と寄ってくる。こういう反応は、大人になってしまった猫にはないので今だけのお楽しみ。 常に物陰にひそんでいるからはっきりしないけれど、子猫は二、三匹いるみたい。去年生まれた子たちも立派に成長し、どこへもやられずに家にいるみたいだから、さぞにぎやかなことでしょう。うちと同じ間取りでうちより大勢で住んでるみたいなのに、さらに猫 6 匹とは、やるわね、おとなりも。 もっとも、うちだってアパートだからという歯止めがあるから 1 匹で済んでいるけれど、もし持ち家で広い庭とかあったりしたら来る猫を拒まずな生活をしてそうでちょっとこわい。
4月20日(日)
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4月22日(火)
夜、がぼ様(猫)をちょっとだけ外に出したら、おとなりの元子猫(つまり今は成長して大人になっちゃったということ)と鉢合わせてにらみ合いに発展。互いにものすごい声を出して唸っていたが、どちらかというと、がぼ様はがんばりすぎで、おとなりさんは体を大きく見せて威嚇することで唸り声をセーブしているようだった。 にらみ合いは思いの外長く続き、どちらも手を出せぬまま がぼ様はスタミナ切れに。声がかすれてきて、ときおりこちらを振り返って「なにやってんだよ、早く止めてくれよ」と哀れっぽい顔をするので珍獣も参戦して一声唸ってやった。
次第に見物にも飽きてきたし、夜だったから近所迷惑になるとも考えて必殺技保護者介入。木のサンダルを履いていたのでコンクリの地面をカンカンッ!と踏みならしたら、さすがのおとなりさんも逃げて行った。
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4月23日(水)
区議会選が近いので「○○をよろしくお願いします」という宣伝カーがたくさんまわってくる。これをうるさいという人は多いし、実際のところうるさいんだけれど、選挙なくして民主主義はありえないので仕方がない。 でも、この方法で候補者の名前をアピールできてるとは思えない。今住んでいるところは窓のすぐ外が公道なので、近くを走ってる車の声なら聞き取れるけれど、前に住んでいたところは道から少し離れていたから、何か言ってるのはわかっても、何を言っているかは聞こえていなかった。これではただの騒音。 それに、東京の住宅事情を考えると、仕事場が自宅から遠い人はたくさんいるはず。選挙カーは仕事場のある区域の候補者の名前を連呼するはずだけど、その候補者には入れたくても入れられない。住んでる区域の候補者はまた別にいるからだ。 運良く家のまわりで選挙カーに遭遇できるとして「○○をよろしく」とだけ言われたって困ってしまう。かといって、長々と演説しながら走り回っても、聞き取れるのは一部だけだから、これまた困ってしまう。駅前で立ち止まってやってる演説を聞きに行ける人ばかりじゃない。 正直なところ、このままじゃ選挙のときに誰の名前を書いていいか皆目わからない。誰がなんのために立候補したのかわからないんだったら、一生懸命やってくれるんなら誰でもいいよとなってしまう。 街頭演説も、宣伝カーでの広報も、各自今までどおりやってもらってかまわないけれど、それ以前に投票する側が最低限知っていなきゃ困ることを、誰にでもわかる形で提供できないもんでしょうか。 全候補者について、それぞれがどんな考えで立候補したのか小冊子にして配ってほしい。候補者が各自ではしているかもしれないけれど、そうじゃなく、全員の基本的な立場がわかるようなのがほしい。文字になっていれば耳の不自由な人も落ち着いて読むことができるだろうし。 今時だから、WEB にもアップしておいてもいいかもしれない。画像は顔写真一枚だけ、あとは文章で何文字以内にまとめること、と決めて掲示すれば問題ないような気がする。テキストファイルになっていれば、音声で読み上げるソフトを使って目の不自由な人が聞くこともできる。
で、今週末に選挙なんだけど、毎度のことながら誰に入れていいのかよくわからないんですよ。家のまえを通り過ぎる選挙カーに耳をふさぎながら、あみだくじで決めてみようかと乱暴なことを考える今日この頃。
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4月26日(土)
富士山麓にある牧場に行った。マンクス・ログタン種という角が 4 本も生えて来ちゃうという、変な羊がいるというので前から行ってみたかったのだ。あと、できれば羊の毛刈りも見たかった。 家来を呼び出して車で行くことにした。午前 10 時過ぎに家を出て、途中で道に迷ったりしたので到着したのは午後 1 時頃だった。イベントの予定表を見ると羊の毛刈りは午前中のみで終わっていた。 仕方ないので牧場内をひとまわり。思ったより狭いので首をひねる。こんなんで牧場としての用が果たせているのだろうか。
羊たちは羊舎でまったりと糞やしーこをしていた。コリデールらしき羊の中にログタン種の羊が 4〜5 頭まじっている。どれも 4 本角ではなかったけれど、羊とは思えないような変形した角を持っていた。小屋の中なのでろくに写らない気もしたけどいちおう写真をとってみた。 マンクス・ログタン種 ウシか山羊みたいに写っているけど、まぎれもなく羊 羊の他に、牛(ホルスタイン等)と馬(品種はわからないけどサラブレットじゃないと思う)と山羊がいて、なぜかワラビーも飼われているらしいけど、どこで見られるのかよくわからなかった。仮にいたとしても、いるだけだったら江戸川の動物園にもいるしな〜。 とりあえず羊も見たし、せっかく牧場に来たのだからと、牧場内で作っているという低温殺菌牛乳を飲んだ。ふつーだった。昔、群馬のグリーン牧場ってところで飲んだ牛乳は、ものすごくんまかったような気がするけれど、あれはホルスタインじゃなく、別の牛からとったのかなあ。それとも記憶が美化されてるだけなのかなあ。 他にすることもないので、日が暮れる前に出ることにした。近くにある白糸の滝に寄って、横浜で夕ご飯を食べて帰宅した。今度は千葉のマザー牧場か群馬のグリーン牧場にでも行ってみよう。ほんとは東北や北海道の牧場にジャコブ種の羊を見に行きたいんだけど、さすがに遠くて行けないのよね〜。
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4月27日(日)
選挙に行った。区議会議員と区長を選ぶ選挙だった。議員さんのほうは立候補者が多すぎて、誰がだれだかぜんっぜんわからなかった。やっぱり簡単なプロフィールと簡単な所信を書いた候補者一覧の小冊子を配ってくれ。そしたら事前にじっくり読んでから投票にゆくから。 区長さんは立候補者がふたりだった。たったふたりなのに、どっちも知らなかった(爆死)。わたくしって地方行政に疎いのかしら。でもさあ、地元に長く住んでれば、ダレソレの知り合いだから安心できるとか、ずーっとやってる人だから馴染みがあるとかいう気持ちも出てくるかもしんないけど、選挙のときだけ車でまわってくる人の名前なんかおぼえらんないわよ。やっぱり小冊子希望。 |
4月28日(月)
ひさしぶりにビッグな謎集団の話がもちあがっている。その集団は十番目の惑星Xが地球に近づくことによって地軸がゆがみ近いうちに大災害が起こるはずだと言っている。また、共産ゲリラというものがスカラー波という電磁波の一種で心臓や脳を攻撃してくるというので白い木綿の服を着て、白い木綿の布をはりめぐらし、山奥を転々としている。またアザラシのタマちゃんは電磁波によって方向感覚が狂って南のほうまで流れてきたのだとも言う。『想う会』による捕獲騒動は、この団体から資金援助をうけて行われたものだとも。(ワイドショーなどテレビ番組からの聞きかじり) 目に見えないものに対する恐怖をあおるのはありがちな手口。これが何十年も前ならば「前世の因縁」で話は済んだのだろうけれど、今だと電磁波なのね。でも、スカラー波と惑星Xというのは新しいようでネタが古いような気も。まあ、自分の責任でやってるかぎり、何をどう信じていても責められる筋合いのものじゃないと思う。
まあ、↑の集団もかなり問題あるんだけれど、こういう事件が発生すると常に思うのは、自分をふくめて見てる全員がなんらかの快感を得ているに違いないってこと。その快感は不快や恐怖につつまれているので表には出てこないし、あなたはおもしろがっているだろうと指摘すれば真っ赤になって怒り出す人もいるかもしれない。 でも、ニュースを見ていると、明らかに面白いのよね。ツッコミどころ満載で。集団にカメラを向けるテレビ局に向かって
この手の人たちって、ものすごい穴だらけの理論で話をするから誰でも簡単につっこみを入れられる。しかも相手はテレビの向こうにいて見てるこっちに責任がふりかかってくることもないし、無責任にツッコミを入れてるうちに普段あまり使わない思考回路が活性化されて、妙に頭を使った気分になれる。そのうち、軽い優越感も出てくるかもしれない。誰もがはっきりそう思うわけじゃないだろうけど、こいつらバカだなあ、自分も大したことないけど、こいつらにくらべれば上等さ、という具合に、自分が普通か中の上くらいの位置にいることを確認して安心する。 集団の方は、そういう周囲の感情を利用して結束を高め、理論の穴をつつかれればつつかれるほど行動がエスカレートしたりする。そこでまた見ているわたくしたちは不快感と恐怖感を盾にして、快楽の泥沼にどっぷりと… ちなみに、誰かを批判しているのではありませんことよ。わたくしが真っ先におもしろがっているのですもの、ほほほほ。でもまあ、この楽しみには何か問題ありげな感じ。そのことを自覚しつつ、明日も楽しみたい(おい)。
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4月29日(火)みどりの日
横浜の野毛山動物園に行った。入場無料の小さな動物園なのにライオンもトラもいるし、ゾウやキリンもいるすごい動物園だ。休日で家族連れも多くて、小動物とふれあえる広場にはお子さま山盛り状態。でも指導員がひとりもいないみたいで、ヒヨコを危なっかしく腕に乗っけている子を見てハラハラする。落としたら足を折るかもしれないぞ。 動物園を出てから関内の駅前にあるカレーミュージアムに行ってみた。建物の前には行列が出来ていて、それを見ただけでもう帰ろうと思ったけれど、入場無料だというので入るだけ入ってみた。 行列は単純なエレベーター待ちだったので中に入るのはそれほど時間がかからなかった。中には 6〜7 店舗のレストランがあって、どこも長い行列。最低 30 分待ちで、長ければ 50 分待ちだということだった。ほかに数店舗の出店形式の店があるけれど、食べられるのはカレーパンやカレーうどんのようなものだけだった。50 分待つのはイヤなので、何も食べずに出ることにした。 帰りにお台場に寄って、台場小香港内にある陳麻婆豆腐に入った。四川風のものすごく辛い麻婆豆腐を出す店だ。普通に頼むと中国にある本店で出しているものの 70% の辛さで出てくるが、辛いのにしてと頼むと本店と同じ辛さのが出てくる。 中国は広いので、麻婆豆腐も地方によって違うものを作っている。日本でよく食べる豆腐をあんかけのあんでからめたようなのも、別にまちがってるわけじゃないんだと思う。でも、それしか知らずに陳式の麻婆豆腐を食べるとビックリして食べられない人がいるかもしれない。豆板醤を大量に使った濃厚な味で、本当に辛い。 辛いといっても、辛いだけの肝試しみたいな料理とはぜんぜん違っている。辛くて、それでいて旨味がある。あの旨味、食感を出すのに、この辛さが必要なんだと思う。ただ、あまりにも唐辛子の量が多いので、食べ慣れていない人は確実にお腹をこわす。 久しぶりなので、70% くらいの辛さでやめておけばよかったのに、100% の辛さを頼んでしまった。食べ比べてみればわかるけれど、やはり 100% のもののほうが旨味が強くて美味しいんだもの。 4月30日(水)
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