その他の牛たち

 
 ダホ
那父
 獣がいる、そのかたちは牛のようで白い尾、その声は人が叫ぶよう、名前は那父。(北山経一の巻)--136
 

ビン
ビン
 獣がいる、そのかたちは牛のようで蒼黒く、大きな目、名前はビン。(西山経一の巻)--059

 サクギュウ
サク牛 野牛のこと。郭璞がいうには、かなり大きな牛らしい。
 西山経一の巻(2回)、二の巻(4回)、四の巻(1回)
 中山経四の巻、六の巻、十一の巻(各1回)

 ウシ
(中山経八の巻)

 ヒ

 獣がいる、そのかたちは牛のようで白い首、ひとつの目で蛇の尾、その名は蜚。水を行けば水尽き、草を行けば草枯る。これが現れると天下に疫病がはやる。(東山経四の巻)

 については 蟲の怪で取り上げる。

 ロク
ロク
 魚がいる、そのかたちは牛のようで陸に住み、蛇の尾をもっている。翼があり、その翼はわきの下にはえていて、まだら牛のような声で鳴く。その名はロク。冬にはかくれ、夏になると現れる。これを食べれば腫病にならない。(南山経一の巻 柢山)

  これについては 魚の怪 で取り上げる。


 

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