復刊リクエスト募集中です!
全釈漢文体系(全33巻)復刊リクエスト
 全釈漢文体系 全33巻すべてのリクエストです。

『原色日本蛾類幼虫図鑑』復刊リクエスト
  ガになる芋虫・毛虫の図鑑です。

『原色日本蝶類幼虫大図鑑』復刊リクエスト
 チョウになる芋虫の図鑑です。


全釈漢文大系33『山海経・列仙伝』復刊リクエスト
 『山海経・列仙伝』のみのリクエストです。おかげさまで100票達成しました。まだ投票できます。上のリンクから入って、投票したい人は「投票する」というアイコンを、意見を書き込みたい人は、「掲示板」というアイコンをクリックしてください。
謹賀新年 
12月1日(月)
 もう昨日のニュースになってしまったけれど、日本のH2Aロケットがまたもや打ち上げ失敗だとか。今度のやつには北朝鮮のミサイルを監視する衛星を乗っけてたっていうし、やっぱり今ごろスタッフの中に北の関係者がいないか必死で調べてたりするのかな(いまいち冗談にならないネタだ)。

 っていうか日本の科学技術って実は大したことなかったのかなあ。いや、宇宙開発は失敗の歴史というか、失敗の可能性をつぶすことで安全を作り上げてきたというのはわかってるけど、いつまでも失敗ばかりじゃ困るわけでしょ。日本の技術レベルは人を乗せられるほど技術が安定してはいないんだなあと思ったわけ。

 そこへいくと、ぱーっと有人ロケットを打ち上げてしまう中国ってすごいのか、それとも無謀な行為が成功しちゃったのか…?
 で、中国のあれって本当に打ち上げたんですよね??←まだ言ってる。

 それはともかく、日本って微妙な国だよね。よっしゃ今度は有人で行くぞーってなったとき、誰を乗せる?
 アメリカでもソ連(ロシア)でも、最初に乗ったのはやっぱ軍関係の人でしょう。中国のパイロットも軍人さんだったよね。何ごとも最初はどんな危険があるかもしれないし、この国の科学技術のために死んでくれるかって頼めるのは、やっぱり軍人さんだったんだと思うよ。そのための保証制度もあるだろうし。

 でも日本の場合、そこんとこ微妙じゃない。イラクに自衛隊を派遣するのだって、本当なら「ものすごく危険だし、ひょっとして死ぬかもしれないけど、どうしても必要なことだから行ってくれる?」って聞かなきゃダメなのに、自衛隊は軍隊じゃない(他の国と戦争できない)から「あそこはもう戦地じゃないし安全だよ。だから行ってくれるよね」って言わなきゃなんないし。こんなんじゃ言われた方も気持ちよく覚悟できないよね。かといって立場上断れないもんねえ?

 いかん、話がそれた。
 日本には軍隊と言えそうなものもないし、有人ロケットを飛ばす時には、軍隊とは関係ない人が乗ることになりそう。実現したらすばらしい未来だけど、この調子じゃいつになることやら。
 
 

 そのような昨今ですが、今日は地上デジタル放送が開始されたそうで、赤坂プリンスで盛大な式典が行われたみたいですね。でも珍獣様のテレビはアナログです。アナログ放送もあと 7 年は続くそうだから今のテレビをぶち壊れるまで使わせていただきます。でもちょっぴりデジタルで遊んでみたい。電気屋さんで店頭デモやらないかな。できれば自由にさわれるように放置しておいてほしいなあ。

三日月

 
三日月 12月4日(木)
 ものすごく楽しみに読んでいた短編小説系のサイトが閉鎖されてしまった。今の気持ちを食欲で表現すると、二日目のカレーを温め直して夕べの残りの冷たいご飯にかけて、んぐっんぐっと喉に詰め込んだりしたい気分である。
 けれども二日目のカレーも冷たいご飯も一時間後には完成しないし、わたくしの胃袋は三十分後には満たされていることを期待して鳴るわけだ。飯だ、飯。とにかく飯を炊くぞ。
 

12月6日(土)
 先月末の、のっぴきならない事態の続きで横浜へ行き、集まった仲間とともに某氏の自宅をガサ入れする。
 珍獣さまの部屋も、歩く場所と寝る場所の他は本だのパソコンだのゲームだの積み重なっていつ崩れるとも知れない状態だが、某氏の部屋はもっとすごかった。部屋がブラックホールと化すのはオタクの宿命だが、もうちょいきちんと積めよ。時間がないからほとんど業者に任せるしかなさそうだったけど、できれば分類して古本屋を呼びたかったな。いくらにもならんだろうけど、価値のわからんヤツにいじくられるよりゃマシだろう。きちんと揃いで並んでた漫画をいくつか拾って、残りはあきらめた。
 パソコン関係のブツもけっこういいものがあるっぽい。でもパーツ単位だと珍獣さまにはよくわかんないので、まるっと使えそうなやつを戴くことにした。 iMAC のライム、ゲットだぜ。古い型のやつをいじくって OS X も動くようにしたと自慢されたことがあるような気がする。よしよし、ありがたく使ってやるから成仏しろ。
 といっても、うちも魔窟化してるので、某氏ご自慢の iMAC を置く場所がない。他人の心配より自宅をなんとかせねば。
 

12月7日(日)
 知人の車で御徒町へ行き、車を止める場所を探してうろうろしてたら、むこうからお巡りさんがやってきた。ちょうどいいから聞いてみよう。

「あの〜、このあたりにコインパークはないですか。車とめたいんですけどー」
「京成上野駅の地下の公共駐車場じゃだめですか」
「あそこは高いし、このあたりに用事があるんで、ちょっと遠いですよね」
「この近くだと高速道路の下に駐車場があるんですが、あそこは 5 時までだったなあ…ええと、もう少し上野の方へ行けばあるんですけどねえ(…と、いくつか場所を教えてくれる)」
「そうですか、どうもありがとう」

 お巡りさんがないって言うんだから仕方がない。
 あきらめて車を出したら、 200 メートルくらい先にコイン駐車場発見。

「ついさっき、このあたりには、ないって言われたような気がする」
「言われた。たしかに言われた」
「しかも空いてるね」
「うん、余裕だね」
 ついでに言えば、さっきのお巡りさん、この駐車場の方から自転車に乗って来たような気がする。

 そこで今日の教訓。
 道に迷っても、お巡りさんに聞いちゃダメ。
 東京のお巡りさんは意外と道を知らない。都会だから隅々まで把握できないってのはたしかにあるけど、駐車場の場所くらいは知ってたほうがいいと思うんだけどなあ。そんなんで駐車違反の取り締まりをされても、誰も素直に聞かないと思う。こっちは駐車場に止める気があるから場所を聞いてるのに教えられないっていうんじゃ、お巡りさんにも責任がふりかかると思うんだが。

 そういえば、神保町の古本屋街でもお巡りさんに駐車場の場所を聞いたことがあるんだけど、あの時は笑ったわよ。お巡りさんが道行く一般人に聞いてたもん。ここらに駐車場ありませんかって。
 街によっては、駐車場の場所をパンフレットにしてお巡りさんが持ち歩いてることもあって助かるんだけど、そういうのをどこの街でもやってくれないものかしら。上野や神保町みたいに人が集まるのがわかってるような場所では絶対に必要だと思うんだけどな。


 
12月7日(日)
 夕飯はカレーだった。手抜きじゃなくてカレー好きなのです。
 できることなら毎週変なカレーを作って珍獣様のカレー日記とか書いてみたい。
 

12月8日(月)
 夕べの残りの冷たいご飯に、二日目のカレーを温めたのをかけて食べた。

 ミツモンキンウワバが繭を作った葉っぱが自然に枯れ落ちたので拾って部屋にいれた。
 夕方になるとミツモンキンウワバの蛹が急に黒くなってきた。死んで腐ったのか、それとも羽化が近いのか?

 夜は残ったカレーに豆乳を加え、カレー風味の豆乳スープにした。
 

12月9日(火)
 夕方、ふと見ると、ミツモンキンウワバ が羽化していた。5 分前にはなんともなかったのに、気づいた時にはすっかり繭から出てきた後だった。羽化の瞬間を見るのは本当に難しい。

 10分後には翅がすっかり開いて、金粉を蒔いたみたいな前翅や白い斑文がハッキリしてくる。どうやら正真正銘のミツモンキンウワバらしい。明日、明るくなってから、もう一度写真をとって外へ放す予定。
 

12月10日(水)
 とうとう自衛隊がイラクに行くことになったらしい。首相は「戦争に行くんじゃない」って強調してる。

 せめて地元住民のみなさんには「武器は持ってるけど練習しかしたことがなくて台風や地震のあとの復興作業が主なお仕事の自衛隊屋さんが街を修理しに来てくれたぞ」と思ってくれればいいんだけれど、テロリストはそう思ってはくれないかもね。

 昨日のミツモンキンウワバは無事に飛んで行きました。
 

 ところで、↓これ、ほんとにミツモンキンウワバでしょうか。よく似たものにイチジクキンウワバ、ホソバネキンウワバなどがいるらしいんだけど、見分け方がいまいちよくわかんないのであります。

ミツモンキンウワバ
三日月

 
三日月 12月11日(木)
 三年ぶりにワトソン博士に会った。
 Windows 2000 エラーコード = 87 だった。
 

12月11日(木)
 そういえばわたくしって超漢字ユーザーだったような気がする。そのせいか、うちにトロンショウの招待状が来てる。今年はさいころみたいに小さくて可愛い機械が出るって話なので見に行こうか…と思って日程を見なおしたら、11(木)〜13(土)の 10:00〜17:00 で、最終日は 14:00 に終わりって…えぇぇっ、てっきり日曜までやるんだと思ってたのに。行けないよ。無理。せめて土曜も夜までやってくれれば覗きに行けそうなのに。
 

12月12日(金)
 今年ももう少しで終わりなので、サイト宣伝もかねて来年用のメルマガを立ち上げてみました。

今昔かたりぐさ・一日一話
 昔話の「あらすじ」を日刊で配信します。半年くらい前から準備してたので原稿は一年分くらいたまってます。配信に失敗しないかぎり、ほんとに日刊で届きます。
 フルストーリーを紹介するページに飛ばすようにしたかったんですけど、それはちょっと手間がかかりすぎるので最初はあらすじのみ。
 まぐまぐ からの配信です。来年 1 月から始めます。購読申し込みはもうできます。上のリンクの先に登録用のフォームがあるのでメールアドレスを入れて登録ボタンを押してください。
「まぐまぐって何?」「メルマガって何?」という方はここを読んでみてくださいな。↓
◎まぐまぐ・はじめての方へ
http://www.mag2.com/bgnr.htm


12月14日(日)
 フセインが捕まったらしい。まだ生きてたのか。
 それでも自衛隊は行くらしい。まあ、水道管なおしにいくのにフセインはあんま関係ないかもしれないけど。
 

12月16日(火)
 ものすごく長い軌跡を引いて流れ星がつるりと流れて行った。そういえば昨日はふたご座流星群の極大日。願い事をしたい人は今がチャンス。


 
12月17日(水)
 今日のビッグ不幸。
 知人の結婚式の引き出物だった和菓子が激不味い。新婦の兄の妻の実家(和菓子の老舗)で作ったものだということだった。老舗とは旨い店と同義語ではないと気づいた今日は和菓子記念日。もらったの三日前なのにまだ食べきらない。
 そろそろ悪くなるし、捨てるのもったいないから金鍔(きんつば)にしてみよう。薄く切って小麦粉の衣つけて焼くだけだったっけ?
 

12月18日(木)
 今日のプチ不幸。
 親指の関節が痛いので、今日こそ接骨院に行こうと決心して午後 2 時ごろでかけたら 3 時まで休診と書いてあった。そのままコンビニとかスーパーとかまわっても戻って来たら診療中の札が出ていたが、買い物袋で両手がふさがっていて医者どころではなかった。

 今日のプチハッピー。
 ヒコイワシ(=カタクチイワシ?)が 1 パックで 100 円だった。唐揚げにして南蛮漬け、もしくはトマトソース煮かな。

 不味い和菓子のその後。
 衣をつけて焼いてみた。
 餅菓子は皮がでんにょりしてダメだとわかった。
 羊羹は一見するといけそうな感じだった。食べてみると香ばしくて、これはいけるかも、と思ったのもつかの間、強烈な胸焼けに襲われて瀕死。ちょっとばかり焦げ目をつけたくらいでは、この甘さとえぐさには対抗できないようだ。おそるべし和菓子の老舗。がぼ様(猫)が喜んであんこを舐めているが、さすがに体に悪そうな甘さなので取り上げた。今度サツマイモをふかしてやるからあきらめろ。
 ちなみに、まだ饅頭が 4 個残ってる。パトラッシュ、僕はもうダメだよ。
 

12月19日(金)
 すごいむかし、うちの掲示板で「人の涙を吸う蛾」のことを聞いてた人がいたと思うのですが、ついさっきテレビでタイにいる吸血蛾は人の涙を吸うと言ってました。
 その蛾は汗ではなく涙を好むそうで、人が泣き出すと飛んでくるらしいです。そのためティアーズハンターという別名もあるのだとか。煙が苦手なので、お香が漂う寺に逃げ込めば助かるとか。名前はベンチガーリというらしいですが、つづりはよくわかりません。ベンチガーという研究家の名前に由来しているとのこと。

三日月

 
三日月 12月21日(日)
 上野の国立博物館で「煌めきのダイヤモンド展」という特別展示を見た。ヨーロッパの貴族が身につけた古い装飾品の展示で、かなり面白いんだけど、アクセサリー関係の専門用語が多すぎて予習してこないと難しい。出口で売ってる図録にほとんど書いてあったけど。商売うまいよね。つい買っちゃった。

 今回の展示の中では 1880年製のアザミの葉のブローチってやつが珍獣的にはかなりお気に入り。アザミの葉の形をしたごく薄い金の土台に小さなダイヤモンドをびっしり配置したもの。図録に載ってる写真だと角度が悪いのか平面的に見えちゃうんだけど、間近で見るとアザミの葉の細かい鋸歯(ぎざぎざ)や、自然に波打った様子が本物っぽくて、とても繊細に見える。個人的にはダイヤばっかりゴテゴテ飾ったアクセサリーはあまり好きじゃないのに、このアザミのブローチだけは正直言って欲しかった。
 ちなみに展示は今日で終わりだそうです。

 ついでに上野動物園でパンダの嫁を見た。下の写真の彼女がはるばるメキシコからやってきたシュアンシュアン(双双)ちゃんだ。動物園協会から来るメルマガによると、双子で生まれた片方だからダブル→双双と名づけられ、中国語読みでシュアンシュアンってことになったらしい。なかなか元気のいいお嫁さんなので子作りも期待大?!

(どうでもいいことだけど、メルマガの執筆者の方が「中国語なら Shuang Suang なのになぜメキシコでの綴りが Shuan なのか」というようなことを書いてたけど、中国語読みをローマ字で書いたからといってピンイン表記とは限らないし、スペイン語に -n と -ng の発音の違いなんかあったっけ、とか言ってみる)

メキシコから来たパンダのお嫁さん

12月22日(月)
 南千住にあるたい焼屋「浪花家」で鯛焼きを買った。葛飾に住んでた頃は、何度か買いに行ったことがあったんだけど、江戸川区からだとついでがないと行きにくいから、もう五年くらい食べてなかった。
 ここの鯛焼き、尻尾までぎっしりあんこが詰まってて、薄くてパリッとした皮がびっくりするくらいの存在感であんこを包み込んでる。この薄い皮のどこにそんな力があるのだーと、初めて食べた時は本気で驚いた。

 ほんとは目の前で焼いてもらったのをすぐにかじりつくのが最高なんだけど、今日のは焼いてあったのを箱に詰めてくれた。ちょっとガッカリ。でも、食べてみたらやっぱり美味しい…はぁ(思わずため息)。近所にあったらしょっちゅう買いにゆくのにー。

 浪花家は JR南千住駅のすぐ近く。もらったビラに住所がなかったのでハッキリしないけど、地図で言うとだいたい このへん。5 尾で 700円。たぶんバラ売りもしてると思う。電話予約可。番号は 03-3807-8481 

南千住・浪花家の鯛焼き 南千住・浪花家の鯛焼き

 
12月23日(火)天皇誕生日
 クリスマスイブには一日早いけどそれっぽいことをしてみた。ケーキの代わりにパンを賽の目に切って、よく泡立てて角がたつようになった生クリームをつけながら山のように積みあげて、果物を飾っただけ。
ケーキらしき物体
 これね、うまくうつくると可愛いし、美味しいんだけど、今回のは失敗でした。まず、パンはもっと小さく切ったほうがよさそう。それに皮(食パンだと耳にあたる)部分は使わないほうがよかったかな。もしくは、カステラかケーキの土台を賽の目に切って使ったほうが食感がよかったかもね。

 前にに紫芋を焼き込んだ紫色のパンで作ったことがあるんだけど、色も食感もかなりいい感じでした。でも、今は同じパンが手に入らないので、あの時の味が再現できません。
 

12月24日(水)クリスマスイブ
 で、クリスマスイブだが、これといって特別なことしなかった。昨日あけたバッラトーレのスプマンテをがぶ飲みする。甘口でマスカットっぽい味がする発泡葡萄酒だった。
 

12月25日(木)クリスマス
 金の糸みたいに細い月が南西の空に出てた(右の写真がそれ)。そういえば今日は旧暦 師走の三日。月の上にものすごく明るい星が出てたけど、あれは金星かなあ。火星にしちゃ明るい気がするし。明日は月と金星が最接近するらしい。
 

12月27日(土)
 昨日は月と金星が最接近するはずだったんだけど、夕暮れ時にうっかり外へ出るの忘れてた。星は出てたのかな。夜雨がふってたみたいだけど。
 夕べの雨は夜中に雪に変わったみたいで、朝おきたら積もってた。でも、これっぽっちじゃ雪だるまも作れないなー。だいぶとけちゃってるしね。

三日月
雪の水元公園 あっちにもこっちにも雪だるま
 東京都民たるもの、積雪のあとには雪だるまを作らねばならない。これはなかば義務化されており、いたるところに雪だるまらしき物体が放置されている。

 
雪だるま(珍獣・作) 意外と小さい
 珍獣様も都民の義務を果たすため雪だるまを作成してみた。が、冷え切った日本経済を象徴するかのごとくミニミニである。

 
三日月 12月28日(日)
 鼻をかむとがぼ様(猫)がとんで来る。猫寄せ音波でも出るのだろうか。この技を極めて猫使いになれないものかと妄想する。
 

12月29日(月)
 今年は夏寒くて秋暑くて、そうかと思えば 11月ごろ急に寒くなっていきなり冬かよっと全国民がツッコミを入れたとたんにまた暖かくなるという異常気象だったわけですが、各地では春に咲くはずの椿が狂い咲きしているらしいです。花の芽は寒くなると休眠ホルモンが働いて花が開かないのだそうですが、暖かくなるとホルモンがなくなって咲いてしまうのだとか。

◎冬本番なのに「春の花」椿、各地から季節外れの開花報告
asahi.com サイエンス(12/28 11:44)
http://www.asahi.com/science/update/1228/001.html

 ↑の記事にある高浜虚子のお孫さんの季語解説がいい感じ。

「春のツバキはふっくらとして、路上を真っ赤に染める落ちツバキの美しさ。冬に咲く寒椿(かんつばき)は冬の季語で、厳しい寒さの中で映える美しさです。実は今の時期に咲いているツバキを指す早椿(はやつばき)という冬の季語もあるのです。冬にあっても南向きの日だまりで咲く、早熟な、少女のようなあどけなさを感じさせます」

 俳人は寒椿と早椿に微妙なニュアンスの違いまで感じなきゃいけないのね。
 

12月30日(火)
 荻窪の こうらい亭 で焼肉の宴。今年最後の牛肉おいしうございました。今日のヒットは百歳酒という韓国のお酒。餅米と、枸杞子、甘草、高麗人参などの薬草で作られたお酒だそうです。

甘口で酸味があって、ほのかに薬草の香りがします。後口が爽やかで、かなり飲みやすいお酒でした。>百歳酒のメーカーのサイト(日本語ページあり)
 


 
12月31日(水)
 西暦 2003 年も今日で終わり。みなさま良いお年を。
 ありすぎてぜんぜん実行できないかもしれないけど、来年の目標。
メルマガを色々出す、かも?
 サイトの宣伝と広告収益をかねて。せめてサーバの維持費くらいはWEBで稼ぎたいものだし。
 「今昔かたりぐさ」と「大人に捧げる古典」っていうのが現在準備が進んでて年明け早々配信を始める予定。他にもやれたらやる予定だけど具体的には準備してないです。

 ひょっとすると「珍獣の食卓」を復活させるかもしれないんだけど、こっちはさまざまな障害があってけっこうアヤシゲ。
 

山海経関連のネタを増やす、かも?
  山海経動物記で鳥類をまるっきり紹介してないし、山海経に出てくる異民族っぽい人たちの紹介をしてみたい気がする。山海経に出てくる中国の伝説をまとめたり、それらに似ている外国の伝説を、真面目に、あるいは思いこみとコジツケで紹介したりすんのも楽しそう。

 それと、山海経関連グッズも増やしたいかも。トレーディングカードが微妙に好評だったので(ぜんっぜん売れないかと思ってたけど、それなりに売れました。みなさんありがとう)、その続き、もしくは一人遊び可能なもの(占い用のカードとか)を作ってみるとか…ただ、グッズ作りは手間がかかるのでかなり微妙。
 

昔の人が見た動物や昆虫の図鑑を作る、かも?
 山海経動物記のネタさがしで、プリニウスの博物誌とか和漢三才図会とか古い本をけっこう読むわけよ。するとね、現在なら動物園で普通に見られる外国の動物を、とても珍しいものとして記録した部分がたくさんあって、これがまあ面白いんだよね。そういうのを紹介するページを作ったらさぞ面白いだろうなって思うんだけど、やりはじめたら大変だろうなあ。

 というわけで、来年もよしなにね。
 
2003年 11月日記の目次2004年 1月

珍獣の館正面玄関山海経動物記