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全釈漢文体系(全33巻)復刊リクエスト
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『原色日本蛾類幼虫図鑑』復刊リクエスト
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『原色日本蝶類幼虫大図鑑』復刊リクエスト
 チョウになる芋虫の図鑑です。


全釈漢文大系33『山海経・列仙伝』復刊リクエスト
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倒れる福と書いてダオフー
倒福(だおふー)
幸福の到来を意味している縁起物
 
 
12月31日(水)
 これから蕎麦を買いに行ってきます。でもどっちかっていうと食べたいのはうどん。

やはりうどんに負けました
 いちおう蕎麦を買うつもりだったんですが、行ってみたら、まともそうな蕎麦は分量が多くて余りそうだったのでやめました。で、うどんは買わずに小麦粉をコネコネして自作してみたんですが、適当にやったわりには食えるうどんになったので満足です。
 さきほどディズニーランドからズドドドドンと花火があがりました。日付が変わったようです。明けちゃったみたいでおめでとうございます。

1月1日(木)
 現在午前 4:13 
 大晦日の夜から元旦の朝にかけて葛西臨海公園の大観覧車はオールナイト営業中。 3 時半ころに見に行ったところ、駐車場には車がいっぱいありましたが、観覧車自体はガラガラですぐ乗れる状態でした。
 切符を買って乗ってみました。大人 700 円。

 昼なら遠くまで見えるんでしょうが、夜なので真っ暗です。ビルのてっぺんについてる赤い警告灯がゆらめいてるのが幻想的だってこと以外に大して見えるものはありません。
 半分くらいの高さまでくると強い風が吹い来て一瞬こわいです。地上にはほとんど風がなかったのに、上層部には空気の流れがあるみたいです。でも、すごいのは吹き抜ける音だけで、ゴンドラはほとんどゆれてませんでした。

 ゴンドラの中ではまわりに見えるものの説明が流れてます。旧江戸川を挟んで東側には「世界的に有名なテーマパークが見える」と言ってました。どことは言えないけど確かにテーマパークがありますね。「時間によっては花火も楽しめる」とのことでした。どこのとは言えないようですが、確かに夜 8 時半ころから毎晩ドンパチやってます。大晦日はカウントダウンとともにドカーンでした。

 そんなこんなで一周して地上に到着。眠いし寒いのですぐ帰ることにしました。
 帰りがけに駐車場をのぞいたら、湘南や横浜ナンバーの車がいっぱい止まってました。車の中で日の出を待ってるらしい人たちが寝てるんですけど、湘南の海と横浜の大観覧車に何か不足があるのでしょうか。

新春運試し
 東雲に出来た 24 時間営業のジャスコで朝 9 時から抽選会。
 5000 円で抽選券を買ってクジを引くと、液晶テレビとか電動自転車とかがもらえる。空クジなしで、末等でも 5000 円の商品券がもらえるのでハズしても損はしない。むしろ下手なものが当たるよりハズして商品券をもらったほうが傷が浅いという不思議な抽選会だった。

 何がほしくないってワインとメロンは絶対イヤだ。ワインなんて価値がわからなきゃただのアルコールだし、メロンに至っては値段なんて自己満足。3000円と 5000円に味の違いがあるとは思えない。と、まわりで見てる人全員が思っていたに違いない。

 珍獣様も 5000 円払ってクジを引いてみたが、見事にハズして末等賞の商品券だった。ジュースを買って、何気なく商品券を出したら現金でおつりが来た。

 
1月2日(金)
 急に思いついて、浦島太郎ゆかりの地を見に横浜に行ってきました。現地の様子はメルマガ【今昔かたりぐさ】を読んでる人にはメールで関連ページへのリンクが届きます。そうでない人はトップページから「珍獣様の語り部屋」へどうぞ。

 2 日は天気が悪くなるようなこと予報で言ってたけど、すっかりハズレ。朝からいい天気。歩いていると汗ばんできて、コートもセーターも脱いでしまいました。実のところセーターの下は半袖のTシャツだったので、脱ぐとあまりにも季節はずれでよろしくないなぁと思ったのですが、思い切って脱いでしまうとかえって気持ちがいいくらいでした。このまま春になるといいのに。

そういえば初夢覚えてない
 なにか夢は見たような気がするんだけど、どんな夢だったか覚えてない。
 暮れに録画した「世界ふしぎ発見」のビデオを見たら「一富士、二鷹、三茄子」には続きがあると言っていた。「四扇、五煙草、六座頭(禿頭)」だそうで、ぐんと身近にっていうか、有難み半減アイテムのオンパレード。少なくとも今朝の夢にはこのリストの中のものは出てこなかった気がする。

1月3日(土)
 神田明神に初詣。
 今年はみょうに人が多くて参拝するのに行列してた。
 鳥居のところにある店で甘酒を飲んだ。小さな紙コップ 1杯で 350円だった。美味しいけどちょっと高い。

神田明神
神田明神
すごい人出だった
 
1月4日(日)
 なんだ、もう 4 日じゃないか。明日からふつーの日かよ。
 テレビ番組も微妙に通常のものをやってて油断できない。うっかりアバレンジャーを見逃した。ちっ。8 時に起きて 555とナージャを見た。アトムはやってないのでポポロクロイスとでじこ様を見た。でじこ様は次からはもうどうでもいいような気がした。

 その後だらだらとお正月番組を見て過ごした。夜は笑点拡大版と鉄腕ダッシュかな。トキオの奴らいつも面白そうなことばっかりしてうらまやしい。瓦焼いたり屋根ふいたりしたいじゃん。

リンゴビール?
 「富士山のめぐみ 御殿場高原 Apple Weizen」というお酒を買った。原材料は麦芽、ホップ、リンゴ果汁、香料…ってことは要するにリンゴビールなのか。いや、果汁まざってると日本ではビールって言えないはずだからリンゴ発泡酒? あ、でも、発泡性のリンゴのお酒だったらシードルもそうだし、なんかヤヤコシイ。
 コップにそそぐと白い泡がたってビールそのもの。生酒だってことで酵母でいくらか濁ってる。香りは…おっ、リンゴだ。リンゴの香りがする。
 飲んでみる。
 ぐびぐびぐび…ぷはぁ。
 あー、うん、リンゴビールだ。ほろ苦いよ。

 
1月5日(月)
 それは、たとえていうなら KONISHIKI がレースのドレスを着て爪先だってワルツを踊ってるみたいな感じだった。
 作りたかったのはコロッケ。ジャガイモじゃなく、サトイモを使ってみようと思ったのです。だのになぜパン粉が切れているのか。
 仕方ないからお麩をおろし金ですり下ろしてみたわけで。
 次はジャガイモにしよう。いや、コロッケじゃなく海老フライにしよう。麩は悪くない。そうよ。悪いのはサトイモ。
麩衣のサトイモコロッケ
サトイモのコロッケ
まわりにある白いものはクワイチップス
 
1月6日(火)
 年末に煮そびれたクワイを、昨日はスライスしてフライにして、今日は普通に煮てみた。ほろ苦いけど、まあまあの味。

 でもやっぱり、クワイはスライスして揚げちゃったほうが美味しい。スライサーでしゃこしゃこ薄く切ったのを、熱した油でじゃじゃーっと 1 分くらい。なるべく薄くスライスするのがコツみたい。揚げちゃうと苦くない。サクッと軽い歯ざわりで癖になりそうなんだけど、スライスしちゃったら「芽が出る→出世する」という縁起物じゃなくなっちゃう。

クワイは一日二個が限界
 ほろ苦いけどまあまあの味と思ったけど、さすがに二個三個と続けて食べると口の中が渋々っとしてくる。煮る前に茹でて水にさらしたりはしているけれど、これ以上アクは抜けないと思う。クワイは一日二個が限界。それ以上食べちゃダメだって気がした。やっぱりクワイはチップスが最高。来年は縁起物として二三個煮て、残りは全部揚げることにするよ。

 
1月7日(水)新暦七草
 今日は新暦の七草。
 セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロの七種の草をお粥に炊き込んで食べる日。

 セリ(芹)・スズナ(カブの葉のこと)・スズシロ(蘿蔔・大根の葉)はお店で手に入れるとして、それ以外のものはそこらで採集できないものかと思って土手沿いなど歩いてみたものの…

ナズナ(ペンペン草のこと)
 この時期だとロゼット(葉を放射状に広げて地面にべたっと貼り付いた状態)になってるはずなんだけど、似たような植物が多いのでよくわかりませんでした。わたくしってぬるい。

ゴギョウ(ハハコグサの別名)
 これも、この時期はロゼットになってると思うんだけど、それっぽいのはハハコグサじゃなくてウラジロチチコグサみたいだった。そういえば花の時期になってもハハコグサは見かけないし、ここらには生えてないのかもなあ。
 
ホトケノザ(シソ科のあれじゃなくて、キク科のタビラコの別名)
 シソ科のホトケノザ(花がネズミ男みたいな形してるやつ)は普通に生えてるんだけど、ここで言うホトケノザはタビラコ(キク科)のロゼット。春になれば花自体は見かけるのでありそうだけど、見分けがつきませーん。こういうのは花が咲いてるうちに、ここらに生えてるって場所を覚えておくのがよさそう。

ハコベラ(ハコベのこと)
 これはあっちこっちに生えてたんですけど、道ばたでおもいっきり排気ガスを浴びてるのしかなくて、摘んで帰っても食べられそうもないのでやめました。


 七草採取は不発でしたが、代わりにこのような花をみつけました。イヌノフグリ(オオイヌノフグリではなくて)じゃないかと思ったんだけど、葉の形やつきかたを見ると、同じごまのはぐさ科のフラサバソウってやつみたいです。

フラサバソウ
 フラサバソウってどんな字を書くんだろうと思ったら、フランチェさんとサヴァティエさんという植物学者の名前にちなんでいるらしいです。
 
1月8日(木)
 鮭の白子を買った。フライにしてみるつもりだが、パン粉は故意に買い忘れた。お麩麩麩麩、ふふふ…

やはり麩衣のフライは軽い
 サトイモコロッケよりはマシ。失敗というほどひどくはない。タルタルソースつけて食べたら美味しいかも。ピクルスがないからマヨネーズに豆板醤混ぜたので我慢。でもやっぱりお麩の衣は軽い。代用にはなれてもパン粉以上にはなれないのかな。

 
1月9日(金)
 突然、ボンカレーが食べたくなった。

1月10日(土)
 今日は福沢諭吉の誕生日…とシーマンが言ってた。ちなみにここは「ドリームキャストじゃなくてPS2」

 秋葉原の東洋でカレーライスを食べた。調子にのって大盛りをたのんだら、大盛りどころかたっぷり二人前あった。昨日から食べたかったのはこのタイプのカレーだと思った。大満足。また食べたいけど 12日で閉店してしまうということだった。

東洋のカレー
今はなき東洋のカレー
懐かしい味がする
 
1月11日(日)
 寒いので今日はホワイトシチュー。鶏肉・ニンジン・タマネギ・さやインゲン(冷凍)。ジャガイモは高かったので今日はなし。西友でシチューの素を買ったら「次回にお使い下さい」と、シチューの素 30円引きクーポン券をくれた。こんなサービス嬉しくない。次にシチューが食べたくなる前に忘れちゃうし。今買ったの返品して買い直してもいいですか?
 
1月12日(月)成人の日
 スーパーで、電解水精製機の実演販売をしていた。電気でビビッとやって、アルカリ性と酸性の水を作るやつなんだけど、いわゆるアルカリイオン水精製機よりも、さらに高いレベルまでどーのこーので、水の粒子が細かく、活性水素が豊富に含まれているということだった。

 コップに日本茶葉を入れ、普通の水道水を注いでもすぐに色は出ないけれど、電解水を注ぐとあっという間にお茶の色になる。

「えっ、うそ。なんでぇっ?!」

 派手に驚いたら、「水の粒子が細かいから茶葉に早く染みるんですよ」と、販売員のお兄さんが大喜びで説明してくれた。

 それからお兄さんは、ペットボトルの日本茶を少量コップに注ぎ、普通の水を足してみせた。水を足したんだからお茶の色は薄くなる。ところが電解水を注ぐと、逆にお茶の色が濃くなってしまう。

「げっ、なにこれ。うそ〜っ!!」

 おもいっきり驚いたら、「ペットボトルのお茶には目に見えないほど小さな茶葉の粉が混じっているので、電解水を注ぐと茶葉からさらにお茶の成分が染みだすんですよ」とご機嫌に説明してくれた。

 調子にのったお兄さんは、コップにイソジン液を少量そそぎ、水道の水を加えた。イソジンっていうのは赤黒い色のついた消毒薬のこと。傷口の消毒やうがい薬として使う。普通の水を注いでも、いくらか薄まるだけで色は消えない。そこへ電解水を注ぐと、あらふしぎ、赤い色が消えてすっかり透明に!

「うわっ、なんだこれ。うっそだー!!!

 激しく驚いたら、「電解水に含まれる活性水素が、イソジン液の活性酸素と結びついて水になったんですよ」と満面の笑みで説明してくれた。そういえばイソジンとかオキシドールとか、あの手のやつは活性酸素の殺菌力を利用してどーのこーのなんだったかな。水素はH、酸素はO、結びつくとH2Oで水。なるほど。でもなんで色まで抜けるんだろー。ひー、実験君の血がさわぐー。

 お兄さんの説明がどこまで正確で本当のことなのかはわからないが、実験そのものはみょうに面白く、お金がありあまるほどあったら買ってしまいそうで危険だったけど、ないので心配なかった。

 体にいいかどうか?
 そんなこと知らないわよ、面白ければそれでいいの。

 
1月13日(火)
 牛・豚合い挽き肉の大安売りだったので今日は肉団子。
 合い挽き肉にタマネギのみじん切り、卵、パン粉、塩・胡椒、好みで五香粉かナツメグを香り付けに加えて、コネコネして丸めるだけ。
 今日は揚げないでニンジンと一緒に煮てみる。
 鍋に水を入れて、乱切りにしたニンジンを煮る。ニンジンに火が通ったら、みりん・醤油・酒などで普通に煮物を作る時みたいに味付け。好みで出汁の素を加えてもいいけどなければ入れなくてもいい。味付けも、めんどくさかったらめんつゆの素を買ってきてぶち込んでもおっけー。めんつゆは安い時に買っておくと、あれ一本でいろんなものの味付けに使える。
 ぐらぐら沸騰している鍋に、こねた挽肉を一口大に丸めながら、ぽんぽん放り込んでゆく。ちゃんとこねてあったら割と煮くずれない。はみ出したタマネギが煮汁に舞ったりするけど気にしちゃダメ。肉団子に火が通ったらできあがり。
 一緒に煮る野菜も、シイタケ、大根、ジャガイモ、タケノコ…など、煮物に使いそうなものならなんでも可。
 同じようなやり方で、途中で味付けしないで最後にカレー粉を入れればカレーだし、シチューのもとを入れればシチュー。けっこうお手軽。
 煮ないで、揚げて甘から餡にからめればお肉屋さんで売ってるみたいな肉団子になるし、ドミグラスソースにからめるのもアリかも。
 挽肉が安い時に大量に作って、半分は肉団子、半分はハンバーグかミートローフにするという手も。ハンバーグは焼いてから冷凍しとけばお弁当のおかずになるし、肉団子も茹でるか揚げるかして火を通したのを冷凍しちゃうとしばらく使えそう。

 アメリカからの牛肉の輸入が止まってるってことだけど、合い挽き肉の値段は(うちの近所では)あまり変わってないみたい。100% 牛肉は、普段あんまり使わないので、高いか安いかよくわかりませんでした。狂牛病さわぎが起きるたびに、家では牛肉をほとんど食べてないことに気づいてしまう(焼肉屋さんには行くけどさ)。

 もっとも、今回の騒ぎは「恐くて食べられない」じゃなくて、食べても平気なのがわかっているのに「輸入が止まってるので食べられない」ってことみたい。まあ、気をつけるに越したことないから、輸入が止まるのはしょうがないよねえ。で、安全ってどうやったら確認されるの? ←わりと他人事。

煮者にする時は
 煮る用の肉団子は、牛よりも、豚か鳥がいいみたい。牛だと独特の香りがする脂がけっこう出るので。そういうのがイヤじゃない人ならわりといけるけど、あっさりした煮物を期待するとダメかも。まあ、豚は豚で脂が出るんだけどね。当日より翌日のほうが味が慣れて美味しいと思う。

 
1月14日(水) さ〜む〜い〜 こごえる〜
 明日は小正月なので繭玉(餅花)を作ってみようと思ったんだけど、餅を刺すのに適当な木の枝がみつからなくて、どうしようかなぁと思っているところ。とりあえず白玉団子だけ作ろうかな。そういえば食紅も買ってないから紅白にならない。お抹茶まぜて緑のやつ作ってみよう。

繭玉もどき
 繭玉の作り方はいろいろあるみたいで、餅米をぺったんぺったん搗いた餅で作ることもあるし、うるち米を搗いて作る地方もあるみたい。

 今回は餅というより団子っぽくしてみた。材料は上新粉と餅粉が半々の団子用の粉。ぬるま湯でこねて沸騰したお湯に放り込んで 3 分。浮いてきたら水にとって、冷めたら水を切ればできあがり。ちなみに、このやり方だと食感はまるっきり団子(作り方同じだし)。木の枝に刺して飾っておくなら団子っぽいものでいいかなあと。

 白・緑・小豆の三色作った。緑はグリーンティーとかいう抹茶っぽい甘い飲み物の粉末を混ぜたんだけど普通に抹茶でもよさそう。小豆はさらし餡(粉末)。
 枝に刺して飾りたかったんだけど、適当な枝がみつからなかったのでお汁粉にして食べちゃった。

繭玉
繭玉(餅花)
ほんとは枝に刺すんだけど、このままお汁粉にして食べちゃった。
 
1月15日(木)小正月
 繭玉は昨日食べちゃったので、小正月といってもこれといって何もしなかった。お飾りでも残ってたらミニどんど焼きでもするんだけど、ついでがあったので神社に持って行ってしまったし。

 牛丼好きの中島みゆきが牛肉を買い占めたという噂がまことしやかに流れる昨今ですが、みなさん肉食ってますか。いくら好きでも買い占めないだろうと思うんだけど、みゆきさんが「牛丼用のお肉、あるだけ全部ください!」などと注文してるところを想像すると笑えるのでよしとしよう。

 アメリカは全頭検査じゃなく屠畜方法を変えるとかで対応するのでよろしくって言ってるみたいね。でもやり方はまだ決めてないみたい。しばらく牛不足が続くのかな。吉野家のカレー丼は売れてるの? 丼にカレー盛って 400円はいくらなんでも高いと思うんだけど。

 
1月16日(金)
 今日のおやつは肉饅もどき。 Nippn の蒸しパンミックスに少量の水を加えて耳たぶくらいの固さになるようにコネコネしたら、焼売(しゅうまい)を包んで蒸すだけ。焼売は100円くらいで売ってる安い出来合いのやつでおっけー。

 水の量は適当。少しずつ混ぜていい感じにまとまればそれでいいし、多すぎたら小麦粉でも足したらいいと思うよ。蒸し具合がちょっと難しいかもしれないけど、蒸しパンミックスの箱に目安になる時間が書いてあるから、参考にしながらやればよさげ。

 こないだ、「はなまるマーケット」でホットケーキミックス活用法とかいって、酒(大さじ2)・みりん(大さじ2)・お酢(大さじ1)・サラダ油(小さじ1)を混ぜるとバニラの香りが消えて中華饅の皮も作れるって言ってた(参考> ここ )。バニラの香りのおかげでお菓子にしかならないんだけど、酒や酢を加えると香りが消えるんだって。へーって感じ。

 面白いのでやってみようと思ったんだけど、冷静に考えたらわざわざホットケーキミックスなんか使わなくても蒸しパン用の粉があるのよね。値段もほとんど変わらないんですけど、地方によっては手に入りにくいのかな。

蒸しパンミックスの中華まん
蒸しパンミックスで作った中華饅
色が黒いのは粉にさらし餡を混ぜたから

明日は雪?
 今日は特別寒いなあと思っていたら、明日は雪だって天気予報で言ってるよ。ホントかいな。

 
1月17日(土)
 おおっ、ホントに雪ふってきた。やけに細かい雪だよ。ぼたん雪にならないってことは気温が低いってことなのかな。今から降り始めたらけっこう積もるかな。よし、明日は水元公園かな(大雪が降ると出歩くわたくし)。

雪止んだ
 もう止んじゃったよ。つまんないの。
 それにしても寒いー。

サンザシチュウに豆乳を投入するとフルーチェ
  永昌源 のサンザシチュウを買った。甘いので豆乳で割ってみたら固まった。んまー!!試してないけど杏露酒でもできるかも。

土・日はアニメ三昧だなあ
 最近はアニメを見る率が落ちてるんだけど、土曜・日曜は逆にアニメばっかり。

 土曜は BS2 で朝から「プラネテス」「ベルサイユの薔薇」「ふたつのスピカ」が定番。ベル薔薇は来週で最終回。今見ても面白いよね、ベル薔薇は。

 アニメが終わると惰性で「てるてる家族」一週間分と「俳句王国」も見ちゃう。てるてるパンのいそべ餅バージョンが激しく不味そうに見えるんですけど、どっかで実物を食べられないの?

 
1月18日(日)
 いい天気。
 天気予報で「積雪の可能性」って言ってたし、イトーヨーカドーでは雪かき用のでっかいスコップまで売ってたのに、雪はどこへ行っちゃったわけ?

 雪は積もらなかったので、いつものように朝からアニメ。
 日曜の午前中はテレ朝で「アバレンジャー」「仮面ライダー555」「明日のナージャ」を見る。555 は今日で最終回だった。けっこう好きだったけど、ラストが解りにくくていまいち消化不良。オルフェノクの王って何しに出てきたんだろ。あいつが王になるとオルフェノクにどんな未来が約束されるはずだったのかな。

 その後は「題名のない音楽会」で、今日はドラえもんのテーマ曲をバロック風に編曲して米良君が歌ってた。激しく爽やかだったけど、みょうに濃ゆい味わいの番組だった。そんでもって次はフジテレビで「鉄腕アトム」を見る。

 今日のアトムは今までの話の中では一番ピンとくる話だった。ロボットを開発している会社の社長が遭難して無人島で自社製の AI ロボットとふたりっきりになって、かいがいしく働くロボットを見て、ヤツには心があるのかもしれないと思い始める。でも、無人島で火山の噴火があって、社長は捜索隊に救出されるが、ジャングルに食料をさがしに行っていたロボットは救い出せず、そのことを後ろめたく思う社長は、それ以来「ロボットは道具だ、心なんか必要ない」と言いつづける。

 ロボットの心なんて所詮はプログラムなんだってことを踏まえた上で、ひょっとしたらそれ以上のものがあるのかもしれないと、気づいているのに否定しつづける社長。この微妙なところがたまらないのよねえ。アトムやお茶の水博士は理想の中心にいる人たちなので「ロボットは熱い心を持つ人間のお友達」なんていう精神論だけ語ってればいいのかもしれないんだけど、誰かがもっと無機質な部分でロボットの心の本質を考えてくれないと収まりつかない気がする。もちろんその結論は「やっぱりプログラム以上の何かがあるのかも」でいいんだけど。
 最初からこんな話をちょくちょくやってくれたらよかったのになあ。毎週だと濃いだろうから、時々でいいんだけどさ。

ホットケーキミックス大安売り
 すべての謎は解けた!!
 ホットケーキミックスって 200g * 4袋入りのパックを 250 円とかで売ってるのね。こりゃ安いわ。買いすぎて余ったら中華饅にしてみろってことだったのね。思わず買いましたことよ。
 蒸しパンミックスの肉饅は想像以上に美味しかったので、今度はホットケーキミックスに酢を入れて挑戦するわ。

 
1月19日(月)
 昨日はやけに飛行機雲を見るので上空は湿っているんだろうと思った。そしたら今朝は雨が降ってる。この天気予報はホントに当たるよ。飛行機雲が多い日や、飛行機雲が十分たっても消えない日は、見た目にどんなに晴れていても空気が湿っているので、翌日は曇りか雨。今日も寒いよ。雪になったりしないのかな

夕飯はカレー
 昨日の夕飯はざく切りキャベツとソーセージののポトフだった。今夜は残ったスープにルーをつっこんでカレーにした。ルーは「こくまろ」で。具がさびしいのでニンジン・レンコン・ニンニクを新たに投入。

 ニンニクは隠し味で具じゃないだろというツッコミもあるでしょうが、断じていいます。今日のニンニクはまぎれもなく「具」でした。まるまる 1 個分を放り込んで、煮溶ける前にやめたのです。ニンニク嫌いは泣きながら逃げだすニンニクカレーなのです!!

1月20日(火)
 晴れ。今日はわりと暖かいね。

 ホットケーキミックスで肉饅モドキを作ってみました。ニオイを消そうとか、そういうことは考えず、蒸しパンミックスと同じように、水のみで(しかも目分量で)こねて作ってみたのですが、うーん…

 バニラの香りは、まあ確かにちょっと気にはなるけど、具を工夫すればどうってことなさそう。
 色が黄色っぽくなっちゃうけど、それもまあ、そういうものだと思えば。
 でも、思ったよりふくらまなくて、中華饅っぽい感じじゃないのよねー。

 「はなまる」でやってたように、酢と酒とみりんとサラダ油でこねるとできあがりがどのくらい変わるんだろ。次回はそれでやってみます。

  
1月21日(水)
 「はなまる」のレシピでホットケーキミックス饅を作ってみようとしたら、みりんを切らしているのに気が付いた。ひとっぱしり買いに行けばよさそうなものなのに、ありものでどうにかしてみようという、ずぼらな実験発動。
材料
 森永のホットケーキミックス 200g
 杏露酒 大さじ2
 酢 大さじ2
 豆乳 大さじ1
 サラダ油 小さじ1
 上記の材料をボールに入れて、最初から手で混ぜると指について大変だから箸を使ってぐるぐるかき回す。そのうち水分が粉に吸われてぼろぼろしてくるので、全体に水分がまわるまで箸で混ぜる。見た目に「水分が少ない?」と思っても、安易に足さないほうがいいよ。見た目がボソボソでもかなり水っぽくなってるはずだから。

 それから手を使ってこねる。なめらかにまとまったら何等分かにして具をつつむんだけど、はなまるでは手にサラダ油塗って作業してた。でも、油で手を汚すのってめんどくさいよね。洗ってもきれいになりにくいし。生地を丸くまとめたあとに小麦粉をちょっとまぶすとかすれば、油は使わなくて大丈夫だと思う。水分量が丁度よければ小麦粉も必要ないかもしれない。

 さて、具は何にしようかと思い冷蔵庫を物色したけど、焼売は食べちゃったし、仕方がないので正月の鏡餅(小さいの)を大胆に包んで蒸してみた。

 うちの蒸し器は圧力鍋。鍋底に水少々、蒸し用の穴あきトレイを入れて、アルミホイルにのっけた饅頭をならべて蓋をして加熱。シューっと言いはじめたら火を弱め 5 分たったら火を止める。圧力が抜けたらできあがり。

 おっ、いい感じにふくれてる。生地が割れて中身がちょこっと見えてる感じがとてもいいぞ!
 皮の色は…ほほー、確かに少し白くなってる。でもやっぱり黄色いね。
 香りは…あー、そうね。バニラの匂いは少し消えてるかな。でも使ったお酒が杏露酒なので別の香りがついてるかも。
 味は…ああ、うん、甘いね。もとの粉に含まれる甘みは消えないだろうし、杏露酒なんて甘いお酒を使ったんだから、これはしょうがない。
 食感は、あー、うん、悪くない。ふわっとしてて、けっこういけてるよ!

 ちなみに、今回は某ドラマに出てくるパンのように餅を入れてみたわけですが、ドラマではやけに不味そうに見えるのに、思ったよりずっといけてる。作りたてなら中のお餅はにゅーっとやわらかいし、カラシ醤油を付けて食べるといいみたい。ドラマでやってるみたいにあらかじめ醤油で味付けて磯辺にして詰めてもいいよね。ただこれ、冷めたら餅が固くなると思う。パンに入れて店に並べるのは、やっぱりどうかなぁ…

 というわけで、ホットケーキミックスの中華饅は大成功。肉饅、あん饅はもちろんだし、カスタードクリームを詰めて一口大に作ったら素敵な点心になりそう。
 ただ、簡単に誰にでもできるという意味で言うと蒸しパンミックスのほうが楽だよ。水だけでいいし、甘さや香りに癖がないので、本当にどんな具を入れても違和感ないしね。

ホットケーキミックスの餅饅
ホットケーキミックスで作った中華饅
割れ目から見えてるのは鏡餅。
お餅がむにょ〜んと伸びて不思議な食感。
芥子醤油をつけて食べる。
 
1月22日(木)
 ベトナムやタイ産の鶏から鶏インフルエンザが出たそうで、鶏肉にも輸入制限がかかったらしい。そういえばスーパーに並んでる安い鶏肉ってどこ産なんだろ。鶏肉はよく食べるからなくなると痛い。日本における鶏肉の輸入元第一位はタイなんだって。一昨年だっけ、香港で鶏インフルエンザが流行ってた時は、スーパーの鶏肉には大した影響はなかったみたいだけど、今度は大丈夫かな。

明けましておめでとうゴザイマス
 そういえば今日は旧暦の一月一日なんだった。申年なので google のロゴが猿になってるね。

今年は旧暦でも閏年
 今年は太陽暦でも閏年ですが、旧暦(太陰暦)でも閏年です。

 太陽暦は一年が 365 日だけど、旧暦は 354 日しかなく、1 年で 11 日、3 年で約 1 カ月のズレが出ます。これをほうっておくと暦と季節がずれてしまうので、どこかで修正してやらなきゃいけません。

 そこで 33 カ月に 一度(19 年に 7 回のペース)で同じ月を二度繰り返すことになってます。これが閏月(うるうづき・じゅんげつ)。今年は旧暦二月が二度あります。そういう年のことを閏年といいます。

 
1月23日(金)
 ついさっき日付が変わりました。今日は旧暦の一月二日。これから寝て、目が覚める前に見る夢は初夢です。
 景気のいい夢を見たいなあ。たとえば天竺取経に命がけで逝ってよし無料ご招待券が当たるとか、生け贄の気持ちがわかるかも知れないアンデス登山付きエルドラド探索ツアー無料ご招待券に当たるとか、そういう派手な夢が見たいのです。

起きました
 残念ながら派手な夢は見ませんでした。日常のなんでもないような出来事の夢だった気がします。関係ないけど今朝も寒いなあ。

 
1月24日(土)
 葛飾区の図書館は、区内在住・在勤の人だけでなく、江東五区と隣接する市の住人にも本を貸してくれる、ということをつい最近になって知った。

 てっきり、ごく最近はじまったサービスだと思い、喜んで葛飾区の図書カードを作りに行き、司書のおねえさんに「いつからはじまったサービスですか〜?」と聞いたら「昔からですよ」と言われた。

 もしかして、わたくしが江戸川区に引っ越して来た時は、すでにそういう決まりだったの?

 葛飾の、あの図書館にあるあの本が読みたーい、でも区民じゃなくなったしーという悩みを何年も抱えていたわたくしって一体…

 で、その葛飾区の図書館が、今月からインターネットを通じて自宅から蔵書検索できるようになった。

 これだよこれ。このサービスを待っていた。
 もう 15 年も前から「パソ通で外から繋いで検索して、どこの図書館にあるか調べてから借りに行きたいっ!!!」と言いつづけ、遂にやっと実現したってわけだ。感慨無量であることよ。

 ま、江戸川区はもうだいぶ前からインターネットで蔵書検索できるし、近くの図書館まで取り寄せも可能だったりするわけで、喜びに時差がある感じの葛飾区なんだけどさ。

江戸川区立図書館の WEB サイト
葛飾区立図書館の WEB サイト

 どっちも検索だけなら全国どこからでもできる。そこでしか読めないレアな本を見つけたら、都内在住の人なら、最寄りの図書館に頼むと取りよせてもらえる。

 そういう意味ではこれまでだって江戸川区の図書館を通して本を借りればよかったんだけどさ、家から図書館までけっこう離れてるものだから、どうせ出かけるなら葛飾まで行っちゃおうかってなノリだったのよ。

葛飾区立図書館のサイト
 なんかものすっごく重いよ。しょっちゅうタイムアウトするー。もしや線は某Y…そんな馬鹿な。

 
1月25日(日)
 仮面ライダーの新しいのが始まったけど、朝から話が濃すぎて人間関係がぜんぜん把握できませんでしたよ。トレーディングカードがバラバラ出てくるのも、かなりギャグに見えるし…まあ、555 の携帯電話で変身も笑えたけどさー。

 「明日のナージャ」は今日で最終回。ついにお母さんと会える、が?!

 …
 ……
 ………うっ(絶句)

 なんかもう、理解不能なことばかり。
 台詞や表情とギャグタッチの動きがぜんぜん合ってないんだけど、あれで可愛いつもりなの?
 貴族の地位に興味がないというのはいいとして、最後の最後であのバカぶり発揮では、理解できないから興味ないと言ってるように聞こえる…いや、もしかしてそう言いたいの??
 最近の女の子は、ああいうのがいいの???

ついさっき気づいたこと
 あれ、まぐまぐのPC用メルマガは、携帯電話のアドレスでは登録できない仕様だったのかー。ボーダフォンのアドレスで登録したら、いつまでたっても登録確認のメールが来ないので変だとは思ってたんだけど。ためしに J-PHONE のドメイン名に変えてみたら登録できないよってエラーが出たよ。へー。
 そろそろボーダフォンのドメインも携帯用として認知してほしいなあ。普通に登録できちゃったようなメッセージが出てくるのに登録できてないんじゃ困るし。

 
1月26日(月)
 妹尾河童の『トイレまんだら』を読んでいる。有名人の自宅のトイレを見せてもらいつつ、その人の排便についての考え方を聞いてしまおうという本。

 そこで、わたくしもトイレにまつわる話をひとつ。
 珍獣様がかつて見たことのあるトイレで、もっとも謎につつまれていたのは、ある小学校の講堂のトイレだ。

 その学校の歴史は古く、江戸末期から続いている由緒正しき公立校。当時は校舎の半分が木造で、もう半分が鉄筋コンクリートという変な作りをしていた。増築したのではなく、昔は全体が木造だったのに、煙草の不始末が原因で火事になり、半分焼けてしまったということだった。

 そして、問題のトイレは校舎ではなく、講堂にある。
 講堂というのが、これまた曰く付きの建物で、戦前は校舎として使われていた。教室は何十年も前に使われなくなっていたが、同じ建物の中にある講堂だけは、その後もずっと使われ続けていた。

 いつごろの建物かはわからないが、洋風の洒落た外観で、作られた当時は白亜の校舎と呼ばれるほど、白く美しい建物だったと聞いている。戦争になり、大きな建物は空襲の的になるといわれて、白い壁を煤けた黒に塗りかえなければならなかった。だから珍獣様が知っているのは薄汚れた黒い壁の建物だ。

 トイレは、その建物の外にあった。建物の中にもあったのかもしれないが、すでに校舎としての機能はなく、人の入らない場所には古い机や椅子、いらなくなった備品が積みあげられており、使えるトイレは建物の外に作られたものだけだった。

 外のトイレが講堂と同じ時代のものかよくわからないが、それでもかなり古いものであることは確かだった。トイレと言うより便所と言ったほうがふさわしい木造の小さなトイレだった気がする。

 学校の校庭や、公園にありがちな、せまいトイレが横にいくつか並んでいるタイプで、かなりガタのきた扉を開くと、中にはくみ取り式の和式の便器がある。

 便器と聞いて、何色を連想するものだろうか?
 洒落たお宅なら色のついた便器を置いているかもしれないけれど、たいていは白か薄いピンクではないかと思う。

 ところが、その便器は白くはなかった。
 何色だったかハッキリした記憶がないのだが、少なくとも白ではない。
 灰色に近いような青だったか、緑だったか、みょうな色が付いていることは確かだ。
 ただ、その色自体はそれほど特殊なものではなかったと思う。日本の便所が家屋の外に作られていた頃、そういう色の便器を供えた便所を何度か見たような気がするので。

 では、何がどう変わっているかというと、その便器は「きんかくし」の部分に半月型のとってが二個ついていた。たとえて言えば熊の耳のようなものがきんかくしについているのである。

 とにかく用途がよくわからない。
 しゃがんだ時に両手で握るものなのか?
 しかし、くみ取り式便所のきんかくしなど握りしめる者がいるのだろうか。
 では飾りなのか?
 いや、飾りならもっと洒落た形にしそうなものだ。
 それは本当にただの半月型で、中心にむかっていくらかくぼみがあったかもしれないが、飾りといえるような形はしていなかった。

 便器から糞があふれたという話を聞いたことがないので、かろうじてくみ取り屋さんは来てくれていたようだが、講堂掃除の時も、この便所の掃除をいいつけられることはなかったし、掃除する人はいなかったかもしれない。

 最近の子供だったら、こんな便所には死んでも入らない。むりやり入れようものなら引きつけを起こして倒れ、翌日は「体罰?!汚い便所に無理矢理いれられて生徒倒れる!」と大きな見出しで新聞に載るに違いない。ショックで学校に出てこられなくなる子が現れて、社会問題化するかもしれない。

 けれど、ちょっと前の子供は、さすがにそこまで軟弱ではなかったので、この奇妙なとってのついた汚い便所をよく使っていた。
 この便所を使うのは、主に体育の時間。この学校には体育館がなく、雨の日の体育は講堂ですることになっていた。田舎の学校なので敷地が広く、雨の中を校舎に戻ることを考えると多少おかしくとも使わない手はなかった。

 ここで、なにか事件でもあれば面白いのだが、これほどの演出効果がありながら怪談ひとつ耳にしないし、実に平和な便所だった。

 今は講堂ごと取り壊されて、跡地は給食センターになっているらしい。

 
1月27日(火)
 なんか今月はちゃんと日記書いてるな。書くことがある時だけの日記というのがサイト立ち上げ当時からのやり方だったんだけど。

 今日はとりたててネタがないので、ひさしぶりに「ほぼ日刊イトイ新聞」を見に行って、今日のダーリンを読む。煙草の代わりにガムを噛む話だった。

 煙草を吸う習慣がまったくないので禁煙の苦しみを知らないんだけど、ガムのほうなら何か書けそうだな。よし。

 というわけで、今日はガムの話。

 ガムといえば、珍獣様は昔、ひどい乗り物酔いに悩んでいたことがあって、電車に乗ればたちまちこみ上げてくるし、バスなんかもっとダメだった。

 ある日、青い顔をしながら電車に乗っていると、親切そうなおばさんがガムを一枚くれて「これを噛んでると治るわよ」と言う。

 昔からあるペンギンの絵のついたガムだった。

 こんなものが乗り物酔いに効くのかなぁと、半信半疑でかみ始めたら、不思議なことに吐き気がとまって気分が爽快になってきた。

 おおっ、すごい。効くよこれ。どういうこと?!

 おばさんは、かむことに意味があるんだというようなことを言ったような気がするけどよく覚えていない。

 少なくともその時はウソのように効いたので、やばいと思ったらガムをかむことにしている。

 ガムの種類はなんでもいいけど、子供用の甘いのよりミント系の香りがついたのがいいみたい。

 ほんとに効くから、困ってる人は試してみて。

 
1月28日(水)
 さっきメールのチェックをしたら、 大人に捧げる古典 を配信してくれてる「めろんぱん」というメルマガ屋さんから「読者数が 100 人を突破しました」というお知らせメールが届いてた。

 そういえば昨日は 87 人だったから、一夜で 13 人くらい増えたってことなのかな。そりゃすごいね、何があったのかなぁと、管理者ページに読者数をチェックしに行ったら、うげっ、読者数 136 人だとぉ?! 一夜にして 49 人も増えただと、ありえねー、なんかの間違いじゃないのか?

 と思って、まぐまぐで出してる 今昔かたりぐさ の読者数も確認してみたんだけど、なぜかこっちも一夜で 50 人近く増えてるの。ううむ、これは、どこかの親切な誰かがうちのメルマガを紹介してくれたのだな。

 誰だかよくわかんないけどどうもありがとう。読者登録してくれた人もありがとうね。ついでに広告もクリックしてくれると珍獣様とっても嬉しいわ。

ぬぉぉ
 おっかしいわよ、あれからまた 100 人以上読者が増えてるわ。ホントに何があったというの??

メルマガ
 結局、大人に捧げる古典(めろんぱん)は 50 人アップしたところで打ち止め。今昔かたりぐさ(まぐまぐ)は 250 人くらい増えて、その後もじわじわ来てるみたい。何があったのかは解らずじまい。イタズラで登録されたんじゃなきゃいいけど(^^;

旧七草
 旧暦の一月七日なのでまたもや七草を探しに出たんだけど、ナズナもオギョウ(ハハコグサ)もホトケノザ(タビラコ)も、やっぱり生えてないので挫折。

 というわけで、今日はスーパーで買えるもので七草を。

  芹(せり)
  大葉(おおば・シソ)
  芥子菜(からしな)
  人参(にんじん)
  京人参(きょうにんじん)
  蕪(すずな・カブ)の葉
  蘿蔔(すずしろ・ダイコン)の葉

 ニンジンが 2 種類入ってるけど気にしちゃだめ。
 お粥だと夕ごはんには軽いので、混ぜご飯にしてみた。
 カラシナとカブの葉は塩もみして、塩は水で洗い流してからみじん切り。ニンジンと京ニンジンはみじん切り。セリ、ダイコンの葉もみじん切り。これらをさっと炒める。
 ご飯を炊いて、炒めた野菜を混ぜる。最後に大葉を千切りにして混ぜればできあがり。好みで塩で味付けしても可。

 
1月29日(木)
 とりあえず眠いです。無性に眠くてキーボード打ちながら気が遠くなる感じなんです。でも寝不足ってわけじゃないんです。ただ眠いんです。なので寝ます。ぐー。
1月30日(金)
 起きました。今日も良い天気です。でもまだ眠いです。春が近いのかもしれません。

たほいやもどき
 去年末は恒例行事だった たほいやもどき をやらなかったんだけど、捨てるには惜しいネタではあるので、どうにかして新たなる発展をとげられないかという思いが頭の片隅にあるのよ。でも、いたずらにシステムを複雑にすりゃいいってもんじゃないし、今ひとつパッとしたアイディアが出ません。

 ふと思いついたのは、あれをそのまんまメルマガでやったらどうなのかってこと。

一週目
 一問目を出題する。
 回答(快答って字を当てたいな)を募集する。

二週目
 集まった快答を発表する(多い場合は面白いものだけ)。
 どの説を採用したいかアンケートをとる(人気投票みたいなもんだね)。

三週目
 一問目のアンケート結果発表(発表するだけで何も出さないが)。
 辞書に載ってる答えの発表(これは必要ないかもしれない)。

 二問目を出題する。
 快答を求める。

と言う具合に延々と進行させるの。

 問題は、たほいやもどきの主旨をどれくらいの人が理解してくれるかってことなんだよねえ。あれって想像以上に知的(?)な遊びなので。あと、掲示板でやってた時みたいに他人のネタにのっかって遊べなくないのがちょっとつまんないかな。

 まあ、いつでも始められることだし、今はアイディアのみメモってことで(メモするだけしてこのまま忘れそうな気配)。

1月31日(土)
 ひー、遂に 1 日も休まずに日記なんか書いちゃったよ。これはサイト立ち上げて以来の快挙かも。来月は絶対こんなことしないぞと誓いつつ、明日から 2 月だよ。
 
 
壁紙
今月の素材
中華っぽくておめでたい感じの縦ボーダー壁紙
 
 
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珍獣の館正面玄関山海経動物記